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フンババ
知能:高い 知覚:五感 反応:敵対的
言語:巨人語  生息地:森
知名度/弱点値:15/21 弱点:風属性ダメージ+3点
先制値:20 移動速度:10(跳躍)/-
生命抵抗力:21(28) 精神抵抗力:21(28) 穢れ点:4 
攻撃方法 命中力 打撃点 回避力 防護点 HP MP
なし(目)21(28)109043
腕(上半身)22(29)2d+1818(25)1516725
踏みつけ(下半身)18(25)2d+2317(24)1615122
部位数:3(目/上半身/下半身) コア部位:上半身
特殊能力(◯:常動型 〆▶:主動作型 ☆⏩:補助動作型 ☑💬:宣言型 ▽:条件型 ▼:条件選択型 △:戦闘準備型)
●全身
炎無効、○毒無効、○病気無効

転倒に弱い
 〈投げ〉や【グレートスネア】など、直接的に転倒させる効果を苦手としています。
 それらに対する回避力・生命抵抗力・精神抵抗力判定に-4のペナルティ修正を受けます。

●目
石化の瞳/18(25)/精神抵抗力/消滅
 「射程/形状:2(50m)/起点指定」で、「対象:1体全」を睨みつけます。対象に、石化進行(器用度or敏捷度/-6)の効果を与えます。この効果は、呪い属性です。
 この能力は1ラウンドに2回まで使用できます。同じキャラクターは1ラウンドに1回しか対象にできません。

光の守り
 受ける魔法ダメージを-15点します。

視覚喪失
 [部位:目]のHPが0以下になった場合、すべての部位は「盲目」となります。

●上半身
炎のブレス/20(27)/生命抵抗力/消滅
 「射程/形状:2(50m)/射撃」で、「対象:1体」に荒れ狂う炎を吐きかけ、「2d+20」点の炎属性の魔法ダメージを与えます。

旱魃病/20(27)/生命抵抗力/消滅
 「▶炎のブレス」で「1」点以上の適用ダメージを受けた場合、生命抵抗力判定を行い、失敗すると旱魃病という疫病にかかります。
 対象は激しい発熱と嘔吐感にさいなまれ、すべての行動判定に-4のペナルティ修正を受けます。
 また、1日が経過するごとにHPの最大値が-10されていき、0以下になると即座に死亡します。
 さらに、旱魃病にかかっているキャラクターの半径3m以内にいるキャラクターは、自身の手番の終了時に1dを振ります。出目が3以下ならば生命抵抗力判定を行い、失敗すると「○旱魃病」にかかります。
 この効果は病気属性です。

●下半身
痛恨撃
 打撃点決定の2dの出目が11以上だった場合、打撃点をさらに「+20」点します。

攻撃障害=+4・なし
 大きさが攻撃を妨げます。
 [部位:目][部位:上半身]は、近接攻撃に対する回避力判定に+4のボーナス修正を得ます。
 [部位:下半身]のHPが0以下となった場合、この効果は失われます。

戦利品
自動 黄金のたてがみ(2,900G/金赤S)
自動 石化の瞳(1,200G/金赤黒S)
自動 巨人の秘宝(10,000G/金SS)
解説
 一つ目と一本足の、身長5mほどの巨人です。体色は緑~黄色で、同じ色のたてがみを持ちます。
 第二の剣の勢力に下ったティダンの神将が祖であるといわれており、蛮族の中でも古い種族です。

 恐ろしい姿に見合う致命的な能力をいくつも有しており、竜に匹敵する脅威として知られています。幸い、数百年にも及ぶ睡眠を摂ることから、活動しているフンババと遭遇することは、非常に稀です。森を荒らすとフンババが目覚めるという伝承は各地に残っており、旱魃の祟り神として祀られている場合もあります。

 単純な腕力や石化能力だけでも危険ですが、最大の脅威は、その炎に宿る病魔の力です。旱魃病は、疫病に比肩する伝染力があり、一つの街程度は容易に壊滅させてしまうほどです。破滅的な呪いや祟りにも似たその猛威は“フンババ・カース”と呼ばれることもあります。
 旱魃病の症例は稀少であり、フンババの存在を知らない場合、病気知識判定の目標値は21です。

 強い魔力を帯びた瞳は、魔法や弾丸などではなかなか傷付きません。フンババを倒す伝説に登場する勇士は多くの場合、優れた弓使いです。しかし中には、巨体と組み合って丸ごと投げ飛ばす猛者の伝承もあります。
作成者:ペナルティ
最終更新 : 2019/12/05-02:24:49

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