知能:低い　知覚:五感（暗視）　反応:敵対的
言語:巨人語、魔神語　 生息地:森、廃墟、魔域
知名度／弱点値:16／20　弱点:衝撃属性ダメージ+3点
先制値:18　移動速度:10／－
生命抵抗力:18(25)　精神抵抗力:16(23)　穢れ点:4　

部位数:2（上半身／下半身）　コア部位:上半身

▶神聖魔法10レベル／魔力13（20）

○複数宣言＝2回

💬魔法適性
　戦闘特技《マルチアクション》を習得しています。

💬必殺攻撃Ⅰ
　打撃点決定の2dの出目を+1します。リスクとして、回避力判定に-2のペナルティ修正を受けます。

○突き立てる
　対象が転倒している場合、「💬必殺攻撃Ⅰ」による出目上昇効果を、さらに+1（合計+2）します。

○痛恨撃
　打撃点決定の2dの出目が10以上だった場合、打撃点をさらに「+16」点します。

▶蹴り飛ばす／17（21）／回避力／消滅
　自身が存在する乱戦エリア内の敵1体を蹴り飛ばします。
　対象は乱戦エリアから強制的に20m移動させられ、「20」点の落下ダメージを受けて転倒します。
　蹴り飛ばす方向は、この魔物が任意に決定します。

○すさまじい衝撃／17（21）／生命抵抗力／消滅
　「▶蹴り飛ばす」の効果を受けた対象は、次の自身の手番開始時に生命抵抗力判定を行います。
　失敗すると、その手番には起き上がることができません（結果、移動もできません）。
　この効果は衝撃属性です。

○攻撃障害＝+4・なし
　大きさが攻撃を妨げます。
　［部位：上半身］は、近接攻撃に対する回避力判定に+4のボーナス修正を得ます。
　［部位：下半身］のHPが0以下となった場合、この効果は失われます。

　でっぷりと肥えた、身長5mほどの巨人です。ほぼ体毛がなく、耳元まで裂けた大きな口があります。
　木や岩を削って作った武骨な大槍を振り回し、人族を殺して食べます。その際、丁寧に皮を剥ぎ取る習性があり、それらの多数の人皮を腰布として巻いています。大食漢の彼らにとっては、人族など獲物以上の何でもありません。特に、這いつくばる人族を見下ろし、息の根を止める瞬間を、彼らはこよなく愛します。
　蛮族の中では珍しく、ほとんどが狂神ラーリスを信仰しており、その教義――欲すところを為せ――を躊躇なく実行します。彼らは、さして賢くないことを自覚しており（賢明である必要もまた感じていませんが）、魔神が邪悪かつ魅力的な計画を唆せば、嬉々としてそれに従います。
　時折、猟犬のようにアザービーストを引き連れ、村や街を襲うこともあります。