死を感じたからこそ : 日誌
エヴァ・メーディー  (投稿時キャラデータ) まるっぽ 2018-12-09

その日マギテックギルドの依頼で私は数人の冒険者と遺跡にある魔動機の回収に向かった
結果だけ言えば成功したと言える
でも、戦闘は死を感じる物だった
剣の迷宮や奈落の魔域も危険だったけど一人二人倒れる事は覚悟していたから気にはしていなかった。自分が倒れる事になったとしても
けれど今回は違う、一歩間違っていれば全滅していたかもしれなかった
私は自分だけ生き延びようと考えていた
それ自体は特に罪悪感は無いけれどそれより怖かったのはここで倒れても助けが来るのが絶望的だったこと
私には頼れる人も見届けてくれる人もいない
ただ、一人で生きなくてはいけない
嘘だ、全てを捨てれば戻る所はある
ただし、その時は冒険者をやめる時になると思う
私がナイトメアでなければ他の生き方を探すのもよかったかもしれないけど穢れ持ちの体では冒険者以外に道は無いに等しい
私はもうしばらく冒険者を続ける。こちら側に引き込めそうなやつを探すと同時に私自身強くなってそして……
今度は私が誰かを救えるといいな

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