神聖魔法とは神の加護と慈悲であると、私はそう考えてきました。 ですが今回の依頼で、「こだま」とはそれすらコピーすることが可能だと知ることとなったのです。 あれは、なんだというのでしょう。 音を真似る。 ただそれだけのことで神々をも騙し、慈悲をかすめ盗ったのか。 それとも、妖精がマナと結びついた自然現象であるなら、これも自然現象でしかないのか。 いつか、妖精魔法を学んでみるのも良いかもしれません。 今回も、重要なところで集中力を欠き、癒しの力を十分に扱えませんでした。 癒しの手段が増えることは、きっと良いことです。