ヘリオの過去話 : 日誌
ヘリオ  (投稿時キャラデータ) でれすけ 2019-05-07

暗闇の魔域。
訪れた者の過去を暴き、否定させようとする領域を抜け出す方法は一つ。
己の後悔を受け入れることだった。
他の同行者同様に、自らの秘め事を暴かれたヘリオ。

その過去は「人間の組織に所属しながら蛮族の手先となって働く」というモノだった。
彼の意思で蛮族に与したわけではない。
軍隊という組織が乗っ取られ、その末端として活動していただけだ。

だがそれは免罪符にはなり得ない。
赦しを請う理由にはなり得ない。

唯一、蛮族を殺し続ける事こそが贖罪になるのだと信じて。
蛮族と蛮族にも劣る自らに引導を渡すため、冒険を続ける。

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