☆4に昇格して : 日誌
アルマス・リカラール  (投稿時キャラデータ) ゆうなぎはるな 2019-07-03

ここしばらく、俺は冒険の依頼を受けずに、自分の戦い方や装備の見直しに時間を割いてきた。☆4に昇格はしたが、果たして俺の実力がその階位で通用するものなのかどうか。

そろそろ自分なりに将来的にどういう戦闘スタイルか見据えないといけない時期にさしかかっている。冒険者ランクとしては「ブロードソード級(一人前)」ではあるが、冒険者としてやっていくのであれば、現時点で満足してはならないと思っている。まして、ブランブルグ近辺は魔境だらけ、ドーデン地方やブルライト地方とはわけが違う。そこで俺が考えた戦闘スタイルは、神官戦士としてはよくあるタイプに落ち着いた。すなわち、攻防共に高い水準を維持して前線で戦える戦士の道を。この道は、癒しの御業よりも戦士として戦う方を重視する道だ。これまでと大して違わないが、より本格的な戦士の修行を時間を掛けて専門的にやる事になる。

自分の戦い方や装備の見直す為にハルシカ商協国に行った時、神殿を通して(改めて思ったが魔動機による遠隔通信はたいしたものだ)、これまでの課題を報告し、自身の評価を聞かれる等したが、その後、ドントレシアの堅忍鎧を与えられた。これは護法騎士に仕える従騎士の正式装備に採用されているものだ(正確にはボーナスの代わりに与えられたものだが、従騎士であっても個人所有が認められてる事を考えるとありがたい)。この鎧を与えられたという事は、すなわち正騎士たる護法騎士になる試練を受ける資格を得た事になる。

ようやく義姉の到達した場所が見えてきた。が、俺はさらにその先を目指さないといけない。ハルーラの導きで多くの人を正しき導きを指し示す事のできるような護法騎士となるためにも。

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