蛮族はやはり邪悪です : 日誌
マイア 夏奈 2018-07-28

見聞を広めるために冒険者になって、初めての依頼を請けました。

辺境を巡回する小部隊の巡視隊が行方不明になり、うだるような炎天下のなか生存を信じて捜索しました。
が、卑しき蛮族ボルグヘビーアームとフッド一味のせこい謀略により全員死亡。
蛮族を全員殲滅し、遺品を持ち帰る悲しい結末でした。

フッドが食糧を漁りに毎日足繁く通っていた村には、村人の被害もある程度出ていることもあり残っている方はか弱き方ばかりでしたが、
ティダン様の加護を得る資格のあるフィアンマさんやラフムさんを小馬鹿にしたり、百の剣亭特製の保存食を不味いなどと愚弄したり。
村人がとても助けてほしいか弱い身の上には見えず、思わず神の裁き(聖書の振り下ろし)を下してしまいました。ティダン様、お赦しください。

まぁ確かに戦闘前にいきなり獣化し、言葉も通じなくなったお二方を見て一瞬味方かどうか悩みました。
ティダンさまの加護や癒しが届きましたかの二方を一瞬でも疑った私をお赦しください。

優秀な射手のミリカさん、思慮深く姉御肌のカノンさんとの道中も楽しいものでした。

しかし、やはりティダンさまのお教えのとおり、蛮族は邪悪です。
人間にも不遜な態度や悪言の多い者はありますが、それは神の裁き(聖書振り下ろし)が降りますし。
ティダンさまのお教えを広めながら、私は蛮族に悩める弱者を救っていきたいと思います。

‥‥‥救いたいと思えるような普通の村人に、次は会えると嬉しいです(涙)。

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