死の臭い : 日誌
リーシャ  (投稿時キャラデータ) 緒方 2019-07-31

 百の剣亭、炭火焼レストランにて意気投合した私達5人は、街道の馬車の護衛任務を一緒に請け負いました。
 皆さんとても気さくな方ばかりで、とても和気あいあいと馬車の護衛任務を行うことが出来ました。そんな私達の前に現れたのは4体の蛮族。
 ボルグヘビーアームが3体と……かの高名な上位蛮族ディアボロカデットでした。

 何れも油断ならない強敵たちを相手に、それでも善戦する私達はボルグヘビーアーム3体を打ち倒し、ディアボロカデットにも重傷を与えるに至りました。ホッと安堵の息を漏らす私の前で、みるみるうちに巨大な姿へと変貌していくディアボロカデット。その苛烈な攻撃を前に前衛のひとり、リーゼさんが落馬する姿が今でも脳裏にこびりついて離れません。
 その後、最後にディアボロカデットをどうやって、誰が倒したのかすら覚えていません。
 ただリーゼさんが無事に起き上がって、彼女の騎獣のか細いが確かな嘶きが聞こえたときの安堵しか覚えていないんです。

 ああ、これが冒険なんだ! 作り物の冒険譚ではなく、これが本当の冒険。常に死の危険がつきまとう、命がけの仕事が冒険者だったんだ。
 私は今までの依頼達成と、ディアボロカデット討伐の功績によって☆1ランクへの昇格が決まりました。これから同じくらいの、いいえもっと強大な敵と戦うことになるに違いありません。
 これからちゃんとやっていけるんでしょうか? 今日はもうただただ酷く疲れました。この日誌を書き終えたらゆっくり休んで、後のことはそれから考えます。

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