1人でも多くの神官を。 そう乞われ、その時百の剣亭に居た私を含む5人の神官で依頼を受けることとなりました。 駆けつけた先で見たものは、多くの"まだ"死んでいない人々でした。 今、この瞬間に死んでもおかしくはない。 必死でした。 死なせてはならない。 生きてさえいればと、ひたすらにフルシル様に祈りを捧げ続けました。 慈悲深き神々は、私たちの祈りに応えてくださいました。 死の淵を彷徨っていた100人もの人々は、全員息を吹き返したのです。 彼らの命と未来に、神々の加護があらんことを。