過去との対峙 : 日誌
アルマス・リカラール  (投稿時キャラデータ) ゆうなぎはるな 2020-03-24

ついに俺も☆6になった。
だが、そのきっかけとなった依頼において、義姉さんを失った、あの時の事件と向き合う事となった。

向かった先はレーヴェヒト王国。詳しい事は報告書に譲るが以前からいろいろときな臭い噂が聞こえてきた国だ。最近、女王が亡くなった事でさらにいろいろと内紛などが起こっていて、加えて奈落の魔域の多発による事件も起きているそうだ。今回俺が依頼を受けて仲間とともに向かった依頼も、その奈落の魔域がアルトワという所で多発している為の救援要請を受けての事だったのだが。

その魔域の中でも一番強力な魔物が出る所へ向かったのだが、そこで見たのは――。
場所は、廃墟の内部、元は大きな教会だったのであろう遺跡。
しかし俺にとってそこは、いや、そこで『見えていた』のは、親を亡くしたのちに世話になった孤児院のハルーラの教会、そしてかつて俺が悪魔の力ともいうべき『魔剣』に魅入られて、義姉さんが亡くなった場所に見えていた。

 これはあとから仲間から聞いた話だが、それからの俺は、過去の幻影と戦っていたのだと思う。仲間の誰かが被害を受けたわけでもなく、連携が乱れたわけでもないのだが(恐らく頭ではなく体が覚えていて、動いてくれていたのかもしれない)、混沌の巨人はかつての狂神ラーリスの落とし子たる邪悪の悪魔に、周りの混沌戦士どもはラーリスの狂信者に見えていたんだと思う。ケパラウラウラも魔剣の力で怪物化した信者に見えていたんだろうな。
 唯一の違いは結末だけだった。俺は、混沌の巨人に何度も魔神斬りと呼ばれる大振りだが強烈な一打を叩き込み、最後に、魔剣を使って操られたかのような魔力撃で致命の一打を叩き込んでいた。『あの時の事件とおなじ結末』だったなら、これを受けたのは‥‥‥。

 帰ってきて俺は晴れて☆6の階位に昇格が認められたのだが、このタイミングであの時の事件の光景と似た状況を体験する事になるのは、単なる偶然とは思えない気がする。かつての事件、そしてセラフィナ義姉さんが亡くなったあの時の光景、ハルーラの導きは何を意味しているのか?俺にとって、過酷な、しかし絶対に避けては通れない試練の時が来ている気がする。護法騎士としてではなく、一人の人間としての試練が。

関連セッション レーヴェヒト王国の戦
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