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『縛られし美幼女オブザイヤー』
今回の事件の下手人はじつに凶悪かつ邪悪な相手だった。
そして、幼き日に夢見た寓話、冒険譚の世界に身を置くことの覚悟の重さを再認識した一件でもあった。
それでもなお繰霊の深智を目指す著者ことルルララがここに記す。
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参考 - 図3-1 吐き気を催す邪悪な魔神(著者スケッチ)
もし仮に、愛でているものがすぐ目の前に在ったとき、貴方ならどうするだろうか。
事件の起こりはちょっとした魔域の破壊依頼だった。
夜色の弧月神官ルネ氏、小僧黙らせのアマサビ氏、嵐炎呼びのゼラ氏、ミスター森羅イダーカスパー氏を迎え、我々は現地に到着した。
迅速かつ柔軟な精鋭チームの結成から現地までは特に問題のない道のりであり、何事もなく魔域を破壊できれば勝利のチキンを味わえるはずだった。
歯車が狂いだしたのは、魔域の脅威度を測る円盤が爆発した時からだろうか。
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参考 - 図3-2 爆発の余波に耐える私(著者スケッチ)
出会ったのは、なんと内部で自給自足をしているメリアの女史だった。
どうやら、アルラウネの姫が拐かされ、マンドレイクの三騎士が憤慨している様子。
早速我々精鋭チームは事態の解決に向け動き出す。
そして件の下手人が居る広場で我々を待ち受けていたのは、邪悪な魔人。
なんとアルラウネの幼女を捕えて自信を抱きしめさせていたのだ。
縛られた幼女を自慢してくる魔神、これには我々冒険者も苦渋と困惑の表情を浮かべた。
参考 - 表3-1 幼女魔人の行動に対する見解
愛で方 ┃ 私の見解
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幼女を想像で愛でる ┃〇 思考は自由
幼女を見て愛でる ┃△ 少し離れて
幼女に触れて愛でる ┃☓ ノータッチで
幼女に抱きしめさせる┃☓ あかんぞ
幼女を縛ってコアに ┃ダメ絶対!!(乂-ω-)
そこから先は、想像を絶する展開であった。
魔神はしきりに【BOTY】という、
失敬、夕食の腹時計が鳴ったためここで筆を置く。
汝に繰霊の導きがあらんことを
ルルラルラ=ラルララルラルル
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