召異ギルド宛、門の固定による二重召喚を行ったサキュバスナイト報告書 : 日誌
カルマヴェール・マルツゥ  (投稿時キャラデータ) 千車 2021-02-19

召異ギルドアルス・シュラム所属カルマヴェール・マルツゥ、並びに"勇剣士" デンドロビウムは〈百の剣亭〉所属冒険者として【奥義の的】カーティス、マリーベル((報告書番号7116号を参照のこと))及びハイペリオン級冒険者イーニヤを伴い、宿場町レレントで発生した連続行方不明事件の調査に赴いた((〈百の剣亭〉依頼報告書7596号を参照のこと))。本件の発生事由に異界及び狂神ラーリスの影響があり、また召異蛮族のサンプルを採取できたため報告とする。

1.門の固定により伝承【シュヴァルツヴァントより来たりし暴龍】((当該伝承については魔動機文明時代ランドール年鑑を参照のこと))をモチーフ魔域化された砦の報告
(~卍状の内部構造となり、最北西ブロックにて“異界の門”が固定されており、また中央部に飽和した魔神の集団が存在したこと、及び彼らとのカルマの対話が報告されている~)
また、特記すべき点として、触れたものに【デモンスクリーム】の影響を3分/短縮10秒でなく一度与える罠が存在した。【奥義の的】マリーベルによる導きの星神ハルーラ由来の【サニティ】祈祷より当該影響を受けたイーニヤへの悪影響は解除されたが、賦術の行使によっても解除は可能であったと推測される。高位神官であるマリーベルの二度の祈祷、及びデンドロビウムの低位〈月光の魔符〉の破損が確認されていることから相応に達成値が高く、解除可能性のある神官や、精神力の余裕がない場合の解除手段として、【パラライズミスト】など抵抗を要求する賦術の使用を提案したい。

2.サキュバスナイト「ディオナ」
(本項目は第九階位以上に達している召異術師、またはハイペリオン級冒険者でなければ閲覧に制限あり)
7596号報告書の通り、男性十数名が【デモンズシード】を埋め込まれた状態となっていた。〈魔神の苗床〉作用期間は長くとも1,2か月、短くとも1週間程度であるが、進行度第三段階((個人差はあるがおおよそ1,2年経過しているという報告書からの引用))の特徴である"心酔"の症状が見られた。サキュバスナイトの種族特性により、〈魔神の苗床〉の進行度が早まる症例としてここに記録する。
(以下、【デモンズブレード】による自害が行われた召異魔法使いサキュバスナイトの簡易解剖報告書。外科医的見地からも記述されている)

3.リゴーガンとバルーサビヨーネの送還報告
【奥義の的】2人の同行によりリゴーガンに依る被害は軽微、バルーサビヨーネについても【ダークソウル】されることなく異界に強制送還させることに成功した。
特記事項として、蛮族によく見られる解放度の高い術式であったためか、リゴーガンは門をくぐり自ら異界に帰還した。(調査中、私見につき報告書に記入せず:自発的な帰還によって、強制送還に比べ異界における魔神の源への損傷が軽減される場合があるのだろうか。)
(以下、戦闘中の行動やサキュバスナイトの指示の遂行確度などについて一手ずつ記述)

以上、7596号報告書の追加資料としてカルマヴェール・マルツゥ並びに"勇剣士" デンドロビウムが報告する。

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