☆PCの立場 PCとなる人物は、"頂の集落"でひっそりと生き延びる"頂の民"の約30人のうちの1人です。 老婆、戦士長を除く内の誰かであり、年齢は5~27歳です。 ☆頂の民 "頂の集落"に住まう約30人です。 「ババア」と「身重の女性」と「5歳以下の子供」以外は全て戦士として扱われます。 成人女性は殆どが寝床の穴にて身重で過ごし、その生涯を終えます。 婚姻の概念は消滅し、全員父親は不明です。 ☆頂の集落 常夜の空と黒い霧の雲海に挟まれた雲より高い山の山頂にある集落です。 集落はたったの直径50mの広場であり、寝床、食糧庫、物置きの3つのシェルターとして機能する縦に掘られた半径4m程の穴があります。 ☆集落の近辺 1方向以外は全て切り立った崖であり、唯一なだらかな道は黒い霧へと30m程で繋がっています。 その道には先祖と怪物の骨が無数に散乱しています。 ☆頂の民の食糧事情 "頂の民"は、黒い霧から来るあるいは復活させた怪物を食して生きています。 頂は雲より高く水源もないため、怪物の血を啜って水分補給します。 洗い流すものがない事から、"頂の民"は口元や手に血が付着したままです。 ☆頂の民の死亡事情 "頂の民"は多くの死者を出し続けています。 原因は大きく分けて、「怪物による殺害」、「病死」、「流産」の3つです。 最も多いのは病死、次点で怪物による殺害です。 先天的疾患を備えた子が3回に1回は生まれ、戦士としての活躍を見込めない子は生まれた時点で流産として殺処分されます。 ★黒い霧 下界を覆う黒い霧です。頂から見える黒い霧は雲海というべき規模です。 長期間黒い霧に潜ると身も心も怪物になります。 世界を滅ぼした原因とされていますが、詳細は伝わっていません。 ★怪物 翼膜の翼、複数の目、角を持つ怪物。"頂の集落"の敵にして生命線です。 黒い霧に入った者が怪物に変わることから、大半の怪物は元々この辺りに住んでいたモノではないかと言われています。 怪物は黒い霧の外で殺してから、死体をその日の内に黒い霧に戻すと1日ほどで復活します。 "頂の民"はこれを利用し、死体の一部を黒い霧に投げ入れて復活させ、再度倒すという循環供給により生活を維持しています。 普段見る怪物はこの循環により目にするものですが、稀に迷い込んだ他の怪物が現れます。 ●NPC ・ババア  集落の長。決して剥がれない"布"と言うものに身を包んだ老婆。  "頂の集落"で実質一番偉いですが、ほとんど何も手を出しません。 ・戦士長。男性。周回前提の為、名前無し。