"継承の魔女"アーデルハイド 【第2の剣】 (ル=ロウドと同様に特殊神聖魔法は初期選択) 【聖印と神像】 聖印はフードを被せられた書物、フードにはウサギ耳、あるいは角が描かれます。 書物の表紙に当たる部分には聖印を製作した神殿・個人の特色が現れます。 神像はローブを身に纏い、書物を腕に抱えた女性が一般的です。 フードの登頂部に当たる部分にはウサギ耳、または角が取り付けられる事があります。 椅子に座り書物を読み聞かせる姿勢、立ったまま書を書き込む姿勢、書を腕に持ったまま目の前を見据える姿勢などがあります。 【格言】 「継承せよ、そなたは継がれ、永遠となる。」 「継承されよ、それはそなたの糧となる。」 「そなたの生きた証を残せ、時を超え、人と人の境を超え、そなたを求めるものに受け継がれよう。」 【概要】 他者との間で知識、技術、文化、物語などの、文化的な情報素子、つまりミームを継承する事を司る古代神です。 ミームを継承し、広めさせる事で己の死後も自身を保存される事を説き、逆に継承されることで様々なミームを自己の糧とし、己の中で進化させる事を説きます。 これを繰り返すことで自己と先祖との間の、あるいは仲間内のしきいから解放され、人は文化的な成長が出来ると説くのが教義です。 その為神殿組織は師弟関係あるいは同好会的なサークルから成り立ちます。 魔女が説く目標"文化的な成長"を目指すため、文学、美術、歌唱、ダンスなどの芸術方面の研鑽・継承が行われます。 継承していくものは役に立つもの、または仲間内で楽しいものであれば良いとされています。 戦いもまた文化であることから剣術などの武道も推奨されています。 一方で非文化的な行為を忌諱し、戒めるため第2の剣の神でありながらルールやマナーを多く定め、信徒はそれに従います。 軟弱な印象を受けますがひとたび敵に回すと虚構を織り混ぜた強烈なミーム汚染を引き起こす事で文化的な廃退や、宗教的熱狂で人を狂わせ、社会を破壊する事も出来る恐ろしい神です。 ウサギ耳であったとも角が生えていたとも伝えられる彼女を讃えるため、角の生えたウサギ(アルミラージ)が神獣として神殿で飼われる傾向があります。 またタビットが自らの神として崇める傾向があります。 【神話】 魔女が現れた時期は神記文明時代末期に遡ります。 剣を持たないドレイクであった彼女は賢神キルヒアと協力し、"より正しいイグニスの使い方"を実践するべく、神々の戦いで行方知れずとなったイグニスを探し、再度拾い上げた人物とされています。 しかし神としての力を十全に振るう前に、神々の戦いで荒廃したラクシアを救うため。 キルヒアとの約束通り地下深くに潜り、爆散して消え去ったとされています。 そのためその後の歴史には残されていませんが、彼女は誰かに継承され、今もなお存在していると噂されています。 【特殊神聖魔法】 2:【クリエイトミーム】 対象:1体全 射程:10m 形状:起点指定 属性:精神効果 抵抗:消滅 消費MP3、効果時間:1日 【◯◯◯は×××である事】(以下ミーム)を共有します。 対象が効果時間中にミームが本物であり、現実であると思い込まされます。 ただし術者もミームを認める必要があり、効果時間中これに反する言動を取った場合即座に魔法が解除されます。 共有した相手に対して術者がダメージを与える場合の合算ダメージ、または回復を行う際の回復量に+2のボーナス修正を得ます。 この魔法はミームの内容が異なる限り重複しますが、ダメージと回復へのボーナス修正は重複しません。 4:【メモリアル】】 対象:物体1つ、または任意の地点 射程:接触 抵抗:任意 消費MP8 効果時間:10分 物質や場所を指定し、過去に対象に関わったキャラクターの幻影を写し出します。 幻影は対象の物体を使用して行った動作、対象の地点で行った動作の中からランダムに模倣します。 この際音は発生しません。 何処までの過去を遡れるかは物体の保存状態に依存します。 目安として錆びなどが発生し目に見えて劣化している場合は物体が製造されてから半分程度までの過去にしか遡れず、 半分程度欠損している場合、幻影は現れません。 劣化・欠損していても、補修されている場合は幻影が現れる場合があります。 7:【ティーチング】 対象:一体 射程:10m 抵抗:任意 消費MP10 効果時間1時間 属性:精神効果 行使の際に1つの行動判定を指定し、その場で判定を振ります、この際本来の経過時間を無視し、一瞬で行われ、効果は現れません 対象はこの際の判定の基準値を記録します。 命中力判定の場合は使用する武器のカテゴリ、行使判定の場合は行使する魔法の種類も記録します。 その後効果時間の間記録した判定と同じ種類の判定を記録した基準値で行うことを選択できます。 一回記録した基準値を使用して判定を行ったらこの魔法の効果は失われます。 この魔法は同じ対象には1日1回しか効果がありません。 10:【インヘリタンス】 対象:自身 射程:術者 抵抗:任意 消費MP10 効果時間3分 効果時間中に術者が目視した判定の基準値を記録します。 命中力判定の場合は使用する武器のカテゴリ、行使判定の場合は行使する魔法の種類も記録します。 目視した対象または術者が魔物データの場合、武器の種別の記録は必要ありません。 その後効果時間の間記録した判定と同じ種類の判定を記録した基準値で行うことを選択できます。 一回記録した基準値を使用して判定を行ったらこの魔法の効果は失われます。 魔法の効果が失われるまで記録は何度でも書き換える事が出来ます。 この魔法は同じ対象には1日1回しか行使できません。 13:【ポリューションオブミーム 】 対象:_ 射程術者 形状:自身 抵抗:消滅 範囲30m/すべて 消費MP20点 属性:呪い&精神効果 効果時間:永続 「○○○は×××である」という虚構(以下ミーム)を信じさせます。 ミームは現実にある内容でなくても構いません。 対象が効果時間中にミームが本物であり、現実であると思い込まされます。 この魔法の効果を受けているキャラクターがミームについて言及した場合、聞いた人間は即座にこの魔法の達成値を目標とした精神抵抗力判定を行い、失敗するとこの魔法の効果を受けてしまいます。 この魔法の効果を受けている対象に対して術者は行動判定に+4のボーナス修正を得ます。 この魔法はミームの内容が異なる限り重複しますが、行動判定へのボーナス修正は重複しません。