GMかのん
こちらは私、GMかのん世界線に存在する蛮人連合国家です
多分いないかと思いますけど、使用したいという稀有な方はGMかのんまでご連絡くださいませ

目次

【エインズワース領】

【概要】

ランドール地方の最北端、蛮族領との境に存在する国
永い時を生きるノスフェラトゥとその眷属たちが支配するヴァンパイアの国
彼の国の天上に太陽は昇らず、紅き月が辺りを照らし、また月が欠ける事もない
寒冷な土地で冬が長く常に深い霧に包まれている為、日中でも夜の様に暗い事から、別名【常夜国】とも呼ばれる
守りの剣はなく、太陽の光が届かない事もあり蛮族や固有の魔獣など
戦乱の絶えない危険な土地だが、強大な力を持つノスフェラトゥとその眷属たる騎士達によって守られている。

【国内情報】

【歴史】

魔法文明時代末期に建国されたと言われている古い城塞国家
大破局時にも蛮族の大群を寄せ付けず、生き残っている数少ない国
首都である"夜都クレール・ド・リュンヌ"の外周部の大地は底の見えない程深く抉られていて
大破局当時の戦闘の激しさを感じさせる景観となっている
ナイトメアや、ウィークリングといった穢れをもった存在に対しても寛容的で
【生まれでは無く、行いによってその者の価値が決まる】という建国時の領主の意向により
各地より居場所を失った者たちが流れ着き、その末裔達が今でも暮らしている

【地理】

一年を通して霧に包まれ、陽光が差し込まない寒冷な土地。
夏季の5月から8月以外は雪が降る、特異な気候の土地の為にこの土地は植物や作物は固有種が多い
中でも陽光ではなく、月光を浴びて育つ特産品の葡萄は〈ラ・グランジュ・ド・ルージュ〉と呼ばれる葡萄酒の原料として使われている。
ブランブルグからは駿馬を使い昼夜走り続けても10日はかかる程の距離

【政治】

ブラッドフォード公爵家が全ての政治を行う
現当主は"紅槍公"カタリナ・ブラッドフォード・フォン・エインズワース
カタリナ公の妹君の"銀鈴公"オリヴィア・ブラッドフォード・フォン・エインズワース
そして側近の諸侯らからの報告を元に、カタリナ公が最終決定権を持つ

【階級制度】

貴族

ブラッドフォード公爵家を頂点とし、7つの侯爵家、6つの伯爵家が存在する
貴族は全てブラッドフォード公爵家、エインズワースの血統の眷属たちである
領地の保有が認められているのは伯爵家からであり、それより下級の貴族は6つの伯爵家の領地に配属されている
中でも7つの侯爵家はブラッドフォード公爵家の側近達であり、全ての騎士達の模範となるべき存在、騎士達の頂点
ブラッドフォード公爵家と永久の契りを交わし、名誉あるエインズワースの血族を名乗る事を許された者たち
7つの侯爵家は領地を持たず、民の為、国の為、主の為にその剣を振るう、誉れ高き騎士達。

騎士

エインズワースにおける"騎士"という存在は下級貴族と同等の特権を持ち、有事の際には民らを守る盾となり、災禍を払う剣となる存在だ。
7つの侯爵家の当主に認められ、優れた人格と能力を持つ若者が厳しい試練を乗り越え、カタリナ公より叙勲を許された者が初めて騎士となることができる
騎士とは身分だけに非ず、悠久の時を生き、その力を力無き民達の為に振るうと誓った新しき血族たち,,,,エインズワースの血統を継ぐヴァンパイアである
騎士となった者は三つの誓いを立てる。

かつて不当の扱いによって住む場所を追われた辿り着いた者たちの末裔
貴族でも騎士でもない無辜の民達、陽光の差さない土地の為肌が白いのが特徴
商人や職人といった技術者も民扱いとされる、ふと街に降りてきた貴族たちが気に入った民を召し抱える事も少なくはない。

【主要貴族家】

【ブラッドフォード公爵家】

現当主:"紅槍公"カタリナ・ブラッドフォード・フォン・エインズワース
数多くの貴族と騎士達を束ねる絶対的な支配者の一族
始まりは魔法文明時代黎明期にまで遡ると呼ばれ、神に迫るほどの力を持つ古いノスフェラトゥの一族
無用な血が流れる事を嫌い、異国人に対しても寛大な心を持つが、自らの領民、領土を傷つけられれば、その限りではない。
国の全権を握っており、各騎士団の命令権も持っている等その地位は揺らぐことは無い。
新たな騎士の叙勲の認可も行っている為、ブラッドフォード公爵家そのものが"夜の国"の心臓と言っても過言ではない。
固有の騎士団は持たず、近衛兵である四騎士達がカタリナ公を守護している。 その身に宿す血質は【支配】

【ドラヴィダ侯爵家】

現当主:"幻視卿"リュシオール・ドラヴィダ・フォン・エインズワース
7つの侯爵家の中でも最も古い歴史を持つドラヴィダ侯爵家は騎士であると同時に優れた魔法使いを輩出している血族。
現当主である、"幻視卿"リュシオール・ドラヴィダ・フォン・エインズワースはカタリナ公の古い友人でもある。
魔法文明時代末期にエインズワースの血族に名を連ねたとされ、太古から続く叡智を継承する名家の一族
剣術よりも魔術に傾倒していて自由な気質な者が多いことで知られる。
国内で唯一の教育機関である、ドラヴィダ魔術学院を設立し代々当主はその学院長を兼任する。
太古より研鑽せし叡智を欲するならば、ドラヴィダ侯爵家を訪ねると良い。
保有する騎士団の名は【魔炎】 その身に宿す血質は【獄炎】

【ユアン侯爵家】

現当主:"雷震卿"ロドリック・ユアン・フォン・エインズワース
7つの侯爵家の中で最も武勇に優れたユアン侯爵家は国の要所の警護に当たる国防の要である。
現当主である"雷震卿"ロドリック・ユアン・フォン・エインズワースは7mもの巨躯を誇る巨人の騎士
彼に付き従う騎士達もまた見上げる程の巨人種たち、ユアン侯爵家もまた魔法文明時代末期より、カタリナ公に付き従う誉れ高き竜狩りの騎士達
総じておおらかな気風を持ち、歌と酒を愛する巨人達だが、有事の際には大地を震わす、破滅の巨星となろう。
人の身を超えし、巨躯を持つ者よ、ユアン侯爵家は貴公らの訪問を待っている。^ 保有せし騎士団の名は【巨星】 その身に宿す血質は【雷鳴】

【クロムウェル侯爵家】

現当主:"白磁卿"クラレンス・クロムウェル・フォン・エインズワース
他国との外交、貿易交渉など一任されている、国内の物流に関しても全てを管理しており
他国からの入国管理、街中での警ら隊等、クロムウェル侯爵家の業務が多岐に渡る。
魔法文明時代後期より続く幻獣と心通わせ生涯を共にする騎兵を数多く輩出する血統。
他者を慈しみ、苦楽を共にする半身を求めるのならば、クロムウェル侯爵家を訪ねるといい。
保有せし騎士団の名は【白竜】
その身の宿す血質は【硬化】

【ルーネンメイン侯爵家】

現当主:"静謐卿"イゼッタ・ルーネンメイン・フォン・エインズワース
法と秩序を司る、監獄の番人を担う厳格たる血族。
その監視の目は民だけでなく騎士すら、寧ろ騎士にこそ向けられる。
民を守るべき存在たる騎士が道を誤り、堕落した時ルーネンメイン侯爵家に名を連ねる騎士達は現れる。
民や経験の浅い騎士の中には彼らを恐れる者もいるが、無知蒙昧の誹りは免れぬものと知れ。
厳格に守られた規律があってこそ、平穏を享受できるのだ。
それ故にブラッドフォード公爵家からの信頼は厚く、他の侯爵家からも尊敬を集める。
不正、腐敗を許せぬ厳格たる騎士を目指すならば、ルーネンメイン侯爵家を訪れると良い。
保有せし騎士団の名は【断罪】 その身に宿す血質は【氷結】

【登場人物】

"紅槍公"カタリナ・ブラッドフォード・フォン・エインズワース

【常夜国】の絶対的な支配者であるカタリナ公は容姿こそはうら若き少女だが
その剣のような銀の髪に燃え上がるような紅い瞳に見つめられれば、名高い騎士ですら底知れぬ畏怖を覚えよう
善政を敷き、民からの信頼も厚く、【常夜国】全ての騎士より忠誠を捧げられている
常夜国に君臨するその身は幾星霜もの永い時を生きる、ヴァンパイア達の中でも神にも迫る強大な力を持つ、ノスフェラトゥ
かつては槍を手に戦場を駆け、敵対する者を悉く滅ぼし、"串刺し公""氷心公""紅槍公"等と多数の畏怖が込められた呼び名を持つ
だが今より120年程前に、人族の英雄が常夜国へと足を踏み入れ、幾度も刃を交え、心を交わすうちに惹かれ合い
ヴァンパイアの最大の禁忌である、肉体の交わりにより子をなす、それにより夜の眷属達からは異端として追放された身である。
血族の異端に堕ちた見慣れど、その精神は気高さを失わず、誇り高き常夜の騎士達の王。
現在は戦場に出ることも稀であり、善政を敷き静かに永遠に続く夜を過ごしている

"幻視卿"リュシオール・ドラヴィダ・フォン・エインズワース

【常夜国】に存在する騎士達の頂点、カタリナ公に選ばれし4人の誉れ高き騎士が1人
四騎士の中でも最も古い騎士であり、建国以前よりカタリナ公と共に歩みし、獄炎の魔女
燃える様な紅き瞳、夜の闇を思わせる漆黒の髪、見る者を魅了する妖艶な肢体....人の姿をしているが本来は蛇身、ラミアの一族
束縛を好まぬ、自由な性格の持ち主である"幻視卿"は度々屋敷を抜け出しては、有望な若者を探しに【常夜国】を歩く
多種多様な魔術の類に優れる"幻視卿"ではあるが、中でも炎に関する魔術は他の追随を許さぬ、極限まで圧縮された炎は蛇の如く自在に動き
炎の揺らめきは幻を生む...."幻視卿"の名は全てを焼き尽す炎に由来する。
過去に訪れた異国の地の衣服を好み、大胆にも肌の良く見える薄着を好む、国を護る【七騎士】とは思えぬ、その姿、その言動に眉を顰める者もいよう
されど、"幻視卿"と数刻言葉を交わせば、その考えは恥ずべき浅はかな考えだったと思い知らされるであろう。
"幻視卿"の叡智はかの"紅槍公"も信頼を寄せる程であり、"紅槍公"の深き考えにも唯一ついていける存在である。
性格は温和で自身にも他者にもその行動を束縛することを嫌い、自由を重んじるが、決して法や規律を軽んじている訳ではない
己が自由を愛すると同様に、最も親しき友であるカタリナ公と【常夜国】を愛しているのだ。

"白磁卿"クラレンス・クロムウェル・フォン・エインズワース

【常夜国】に存在する騎士達の頂点、カタリナ公に選ばれし4人の誉れ高き騎士が1人
魔法文明時代に存在した種族【マナフレア】その末裔、その身より溢れ出るマナが第三の腕を形どる
"白磁卿"がまだ人の身であった時より共に生きる白竜を駆る竜騎士。
年季を感じさせる白髪に、鋭い紅い瞳の眼光を持つ老練の騎士、常夜国の空の守護を担う
性格は己に厳しく、他者には慈しみを持って接する、かつてナイトメアの少女を養子として迎え入れており、偉大な父として尊敬の意を向けられている。
有事の際には"雷震卿"と共に戦場を駆ける事が多く、互いに切磋琢磨し合う戦友ではあるが、"竜騎士"と""竜狩りの騎士"が共に戦うとは何と数奇な事か
"白磁卿"はその出自故、魔術の類は一切扱えない、されど卓越したその1対の戦斧は魔法の如き速度と破壊力を誇る
【常夜国】に存在せし、7つの血統の1つである【クロムウェル】が宿す血質は【硬化】
己が流れる血を操り、身体そのものの硬度を増す...血族の末席であってもその硬度は鋼を超える
血族の始祖たる"白磁卿"の誇る硬度は何人たりとも貫く事は出来ず、己が自身のみならず半身たる白竜すらも血の鎧で纏い、静かな夜を乱すものを討ち滅ぼす
"白磁卿"の異名はその身に纏う純白の鎧と、白竜の鱗に由来する

"雷震卿"ロドリック・ユアン・フォン・エインズワース~

【常夜国】に存在する騎士達の頂点、カタリナ公に選ばれし4人の誉れ高き騎士が1人
帯電性の高い特別性の全身甲冑に身を包んだ偉丈夫。
その身に纏う鎧は竜の爪すら弾き、その手に持つ大剣は雷の力を宿し、竜の鱗ですら容易く切り裂く、優れた竜狩りの騎士
巨人族の1つであるフォモール族出身であり、高い知性と優れた軍略家として名高い
詩人たちの詩歌と酒をこよなく愛する、7mもの巨体を誇る巨人、大らかな性格で知られており、"雷震卿"の近くでは雷鳴と笑いが絶えないと言われる程よく笑う
周辺諸国からは【常夜国】における武力の象徴として恐れられている、事実"雷震卿"1人で小国程度であれば滅ぼすことが可能。
彼を良く知らぬ者は"雷震卿"の雷の力はその壁と見間違うほどの大剣に秘められた魔力だという者がいるが、それが大きな間違いであり、かの大剣は"紅槍公"より賜わりし名誉ある大剣ではあるが
魔力を全く持たぬ、ただの大剣であり、【常夜国】に存在せし、7つの血統の1つである【ユアン】が宿す血質にこそ、偉大な竜すら屠る雷鳴を宿す
不死不滅の肉体を持っているが、この世界に完全なる不死など存在しないという持論を持ち、自らの不死性に慢心することなく、鍛錬を続ける。
”雷震卿"の異名はその大剣に宿る雷の魔力と鍛え上げられた膂力から放たれる一撃が雷鳴が轟き、大地が揺れるようである事が由来する

"静謐卿"イゼッタ・ルーネンメイン・フォン・エインズワース

【常夜国】に存在する騎士達の頂点、カタリナ公に選ばれし4人の誉れ高き騎士達が1人
美しい黄金の髪に、不死の血族の証である紅き瞳を持つノーブルエルフの女性
"紅槍公"に仕える四騎士の中で末席に位置する"静謐卿"は法と規律の番人として知られている
エルフよりも美しいとされる美貌は見る者には冷たい印象を抱かせる、事実"静謐卿"は温和な性格とは言えない。


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Last-modified: 2020-09-11 (金) 00:00:00