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このページは、GM鉛筆世界のローカルルールによって存在する国です。
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ランドール地方の最東端、ブランブルグから海を挟んで東北東に向かった土地に存在する国。
大破局で滅びた国を改名し、再建したことによって生まれた歴史的な大国のひとつ。
初代国王の意向により、軍事と生産を両立した豊かな国を目指している。
10年前の蛮族大軍との衝突により、一度は王都にまで攻め入られたものの、現在は先代国王の統治の下、国の復興に力を入れている。
だるい(世界の真理)
フォールティア王家による王制によって成り立っており、王家の直下では、代々複数の侯爵家がそれぞれ大将軍、宰相、財務大臣を務めている形となる。
ランドール地方から東部へと進行、蛮族領の切り取りをし、辺境伯軍による領地拡大を狙っているようだ。
産業は現在活発化しており、特産品を数々を開発している最中。魔動都市の助力もあり、文明復興及び近代化も平行して進行中。
大きく分けて、貴族・平民・奴隷に分かれている。商人は平民に位置する。
王家を頂点として、公爵家が1つ、侯爵家が5つ、辺境伯家が3つ存在し、その下は伯爵家、子爵家、男爵家、騎士家と続いている。
騎士家は名誉貴族であり、一世代のみ。その為、領地を持てるのは男爵家までである。
貴族でも奴隷でもない民たちは全て平民となる。
中には一部貴族よりも資金を多く持っている大商会などもあるが、これもまた平民たちの集いである。
基本的には、借金奴隷が6割、犯罪奴隷が3割、不法奴隷が1割。
現在は働き口が多いため、警備の強化とともに不法奴隷の確保作戦を実行中であり、不法な奴隷取引をしている商会の数々が潰れている。
年に一度の試練に合格した、文武両道の限られた信用できる人材のみがなれる国王直属の騎士。
国定騎士に任命された者は、騎士爵を得ることができる。
職務内容も治安維持任務、戦争に従軍する軍人的な任務が多数であり、大衆からは華やかなイメージをもたれている。
給金はそれなり。
貴族や領地に雇われる私兵のような立場の騎士。
爵位をもった騎士家以上の家が雇用することが可能であり、多くの場合は縁戚関係などのいわゆるコネによって採用されるケースが多い。
主君の領地での徴税、領民同士の間での調停、領地及びログレス領土の境界警備といった雑多な事務、警察な職務に加え、国定騎士同様戦争の際には招集、徴兵される多忙な身であることが多い。
そのため、多くの【領家騎士】は手柄を上げて【国定騎士】になることを夢見ている。
ただし給金に関しては下位の国定騎士よりも、あくまで主君の領地の状態次第である領家騎士の方が高額であるケースが少なくないため、むしろ豊かな領地への転属を願うものも一部には存在している。
原則としてログレス王国の支配下にある存在であることは変わらない。
【リンゼイ伯爵家】
・当主:???
ローエングリンの縁戚筋にあたる家で、現在のローエングリン当主の長女メアリを娶っていた。
権力はお世辞にも実権があるとは言えず、ローエングリン侯爵家も衰退がはじまっている為、逆風が吹いていた。
「アルビオン騒乱」を経て、水面下で対立していた「アルガノ家」が取り潰しとなったことにより、活発に活動しその領地のほとんどを獲得。
メアリの死去に伴い、ローエングリン家とも距離を置き、独自に独立路線をとりつつある。
リンゼイ家の当主はフォールティア王家に縁があり、秘密裏に、数々の援助を互いに受けあう関係にあるようだ。
当主:シャルル・ゴールドバーグ
シュバルツ辺境伯家の分家。
魔動機文明に多くの繁栄をもたらし、今も尚国の経済を支えている大貴族。
王都に在中する名実ともに「最強」を冠する魔法戦士部隊。
ローエングリン侯爵家当主を頂点として構成されている近衛兵。
防衛に特化した少数精鋭の部隊であり、採用されること自体が名誉である。
アルフレッド辺境伯が抱える戦士団。別名、『不死身の戦士団』
10年前は蛮族戦線を推しとどめきれなかったものの、国中を駆ける大戦果をいくつも挙げている。
一騎当千を誇る少数部隊。"赤獅子"が団長を務める戦士団。
全員がスコット卿に匹敵する実力を持ち、特殊な鎧に身を包んでいる。
その実体は代替わりした辺境伯によって編成された《リゲインフレア》の上位組織である。
シュバルツ辺境伯の抱える「軍隊」の内のひとつ。《赤獅子団》や《国属魔導騎士部隊》にも劣らぬ実力を有している。
主な戦法は、数十隻に渡る飛空艇から行われる「電子大砲と銃火器の一斉射撃による無差別大量虐殺」。これはドラゴン等の強力な一個体相手でも通用するとされており、過去にはノーブルドラゴンの上位種の討伐例もあるようだ。
対国家戦力であり、平時は遺跡の捜索・攻略を主に担当している。ルドルフ・ゴールドバークによって管理されている。
運用コストが膨大すぎるのが玉に瑕。
シュバルツ辺境伯の抱えるもうひとつの軍隊。対アンデッドもしくは対人特化戦力であり、国中に点在している。
ログレス魔導王国の街道を警備する人たち、家領騎士からなり、広い範囲の警備の必要性から馬やバイクに騎乗している。
自身の出身領地ごとに違う制服に身を包み、細身の槍と拳銃で武装する姿はおしゃれでカラフルな印象を与える。
蛮族や匪賊から旅人や商人を守る人々の心強い味方だが、対処しきれない時は冒険者に助力を頼む時もある。
ベルン=マルアーク領に属する名前付きの戦力。
詳細はこちらにて。
魔動機の発掘が昔から安定しているため、経済は10年前の蛮族大侵攻があった後も崩壊することは無かった。
今は第一次産業の復興がメイン。特産品の多くが失われたので、新たな環境整備をしている。
ログレス魔導王国では物質の変性術としての錬金術が盛んになっている。
錬金術の材料として貴金属に近い性質を持つ物質が求められている。
錬金術によって生み出された物質はそれまでの物質よりも優れるように調整されており、様々な物品の原料として使われる。
魔動都市に本部を構えるランドール地方有数の大商会。魔動機を主軸に、様々な品物に手を出している。
他商会の貿易業のサポートもしており、その地位は圧倒的なものとなっている。
ログレスの特産品、ワイン【真白】の輸出業で多額の利益を上げ、その後多角経営で業績を悪化させた商会。
最近武器の輸入にも手を出したらしい。
南にある神聖レーヴェヒト王国とは互いに友好を結んでいる。
神聖レーヴェヒト王国の中でもアルトワ公領と呼ばれる地域とのつながりは深く、アルトワから騎士見習いがログレス魔導王国に留学に出かけたり、遍歴騎士たちの遍歴先としてログレス魔導王国に向かう事例が後を絶たない。
互いに特産品を贈り合う間柄だが、そのすべてをブリギッド辺境伯とシュバルツ辺境伯が独占している。
北方との貿易自体はブリギッド辺境伯の仕事の内でもあり、さらにはエインズワースの実情を知っているユーサーの手によって、そのことに対する印象操作が行われている。
中央に巨大な剣が見える、ログレス魔導王国の心臓部。
地護大剣を城が大きく囲むように広がっており、その下全方位に城下町が広がっている。
南北に門を構えており、街を大きく分けて5つほどの区画が存在する。
・中央区:行政区。都市の中枢。
・北区 :商業区。東に寄ると高級嗜好に
・東区 :貴族街。領の無い貴族たちが集まる。
・西区 :居住地。
・南区 :商業区。こちらは北と違って各種ギルドが存在する。
商業区や居住区にも一部貴族の屋敷や別邸が存在する。
【マルケルス侯爵家】が管理する要塞であり、本来は戦後の開拓における前線基地を想定して設計された都市~。
軍事基地としての性質も有しているため、徒歩での出入り口は東西の門二つに限られている。
また、蛮族から取り返した領地に物資・人員を輸送するために拡大が予想される流通網の中心地としての役割もあり、ケアウェントを中心に南北に国土を縦断する鉄道も有している。
蛮族に使役されたルーンフォークによる列車襲撃事件以来、ルーンフォークへの反感は今も残っている。
事件以降、ようやく守りの剣を設置することができ、防壁の再建築も完了した模様。
雲一つない空の下、青々とした高い峰が森の奥に連なっている。
森の麓に石造りの城壁が聳え立ち、壁の外では小麦畑が広がり、海からの風に揺られてたなびく。
学院都市ソピアポリスはそのような自然あふれる大地に建造されている。
比較的歴史の浅い都市であるソピアポリスは城壁の内側のほぼ全域が学院として利用されている。
向かうために山道を下る中、ソピアポリスの象徴である尖塔から鐘の音が聞こえる。
1時間ごとにきっかりと、時限を知らせる為の鐘が鳴らされるのだ。
ログレス魔導王国の海の玄関となる港湾都市ポンペイは、スピラ川の河口に位置しており、水運の一大集積地となっている。
埠頭に到着する船はハルシカ協商国、神聖レーヴェヒト王国、オロス国などの品々が行き交い、それらが川を遡って首都に運び込まれていく光景がいつも見れる。
街のシンボルとして湾の中央には巨大な灯台が聳え立っている。
その白磁の巨大塔から飛ぶ光は魔物を寄せ付けないとも言われているが真偽は定かではない。
鉱山都市シウェルは魔動機文明時代の初期には原型があった鉱山都市である。
産出されるものは鉄、銅、スズなどの多用途金属が主でミスリル銀や魔晶石は稀にしか採掘されない。
その昔からずっと掘り続けてなお尽きぬ鉱脈と呼ばれている。
そのトリックは地下深くに存在すると言われている魔剣であった、魔剣の迷宮により採掘跡が埋まり、新たな鉱脈として生成されている。
その代償としてか凶悪な魔物が時折生成され、地上に這い出て来る。
採掘した金属の加工を行うための工場、その燃料としてのコークスを運搬するための鉄道網が整備され、一大工業地帯としての側面を持つ。
ここで取れる金属が価値の低い金属ばかりなのか、この地では錬金術、それも金属の変性を行うためのものが発展している。
銀をミスリル銀に、真鍮をマナタイトに、鉄をより硬くて強い金属にする技術は今発展しようとしている最中だ。
議会が管理している、発掘した魔動機文明の技術をふんだんに使った魔動機の都市。
街の区画は東西南北に分かれており、以下のようになっている。
・北区:領主館、高級街
・東区:大規模商業施設、ゴールドバーグ商会本部
・西区:各種ギルド、教会、学院
・南区:居住区
当然だが、守りの剣は存在する。都市近辺まで360度隙間なく効果は表れているため、穢れ持ちは街に近づくだけでも一苦労。
東部の貴族たち主導の元、建造が進められている未完成の都市。
蛮族戦線からやや後方に位置し、アルフレッド辺境伯家の台頭を嫌うアルガノ伯爵家によって管理されている。
土地自体は元々アルガノ家のものだが、10年前蛮族から奪還して後、廃墟のままだった。
若き新たなアルガノ伯爵の意向により、ここ5年の間に急ピッチで復興と建設が進められている。
巨人「アルビオン」をめぐる騒乱の中、新たな希望となるはずだった都は、弱肉強食の理想のため、蛮族を招きいれた無法都市と化していた。
「セオドリック・アルガノ」の独立宣言、彼に導かれた蛮族の流入、その後の大規模戦闘を経て、完全に荒廃し、放棄された。
アルガノ家に代わり、この土地の経営権を得たリンゼイ家にも、再建の意思はないようだ。
また、現在でもその廃墟は蛮族の潜伏場所となっており、定期的に討伐軍が派遣されているが、未だに殲滅しきれていないらしい。
王都ウィンチェスターの中心部に刺さっている巨大な剣。
この剣は守りの剣の役割も果たしており、城で囲むことで強固な守りを構築している。
王都ウィンチェスターの城の直下にあるとされている歴代王たちの墓。
大いなる秘密が眠っている。
シュバルツ辺境伯家本邸付近の地下に広がっている巨大な墓場。
三層からなる庭園墓地がある。さらに下の階層もあるらしいが、一般には不明。~
王都ウィンチェスター中央区のやや東に位置する、魔法文明時代の記念碑が残る公園。
昼は市民の憩いの場としてにぎわっている。夜も出入り可能だが人気はなく、見回りもまばらである。
石碑には秘密の財宝の手がかりが眠っているという噂もあるようだ。
正式名はケアウェント郡プレアデ。
ケアウェントから東南に列車で移動した先に存在するアルガノ領の町で、現在運営しているのはアルガノ家から管理を任されたオブライエン家先代当主、【ジェイコブ・オブライエン】。
林業以外に突出した産業を持たない小さな町だが、それでも東部の中では比較的経済的には恵まれている。
現在は領主代行の過剰な徴税に町民が反発し、治安が悪化している。
林業で伐採された木材は、主にログレス軍で使われる矢の材料となる。
また、木材を使った弁当箱などの小物も特産品。
正式名はケアウェント郡ニューアーク。
ケアウェントから北に列車で移動した先に存在する小さな集落。
まだ開拓からそれほど年月が経っていないが、入植当時からの領主である【ハートフィールド男爵家】の運営は良好だった。
その後【ハートフィールドの乱】の主戦場となり荒廃するも、リンゼイ伯の領地となり、早急な復興が勧められている。
麦の産地に適した土地をいくつか含んでおり、将来的にはケアウェント北部の食料生産地帯となることが期待されている。
港湾都市ポンペイから伸びるレンガ街道。
港湾都市から首都、および鉱山都市シウェルに向かって何十キロもレンガ造りの道が伸びている。
大破局の時まではよく整備されており、安全に通行する事が出来たが、現在では蛮族が出没するようになっており、旅人が襲われる事件が多発している。
その為日々馬に乗った警備人"ハイウェイガード"が警備に尽力している姿を見る事が出来る。
ログレス三大魔境のひとつ。
ブリギッド辺境伯領最東端に位置する山嶺の中で、異常に突出した塔のような山。
幻獣の秘境にして、その頂点は不可侵。
アイロスフィアの最期の地という伝説が残っている。
ログレス三大魔境のひとつ。
一面の銀世界に樹氷と炎柱が混在している、もしくは一面の炎世界に樹氷が乱立し霰が降っている矛盾した環境。
生態系はかなり独特な進化を遂げている。この魔境の中だけで膨大なエネルギーが循環しており、それがこの環境を作り出していると思われる。
最近では、魔剣王の黒歴史として生まれてしまった土地である、という説が有力。
ログレス三大魔境のひとつ。
謎多き場所で、隕石が稀に振ってくることがあるそうだが、500年前の資料まで遡っても、その痕跡は見受けられない。
竜が頻繁に訪れる地でもある。また、最下層には「よくないもの」が眠っているとされている。
場所はログレスの南東の端っこ。
国の北東部、ブリギッド辺境伯領からアルフレッド辺境伯領にかけて存在する山脈の途中に見られる、水晶で出来た崖。
そこには多くの水晶蠍が棲んでおり国有数の危険地帯とされているが、採取できる素材が良質なものが多く、冒険者への依頼が絶えない。
ゴールドバーグの北西に位置する渓谷。
過去に大規模な空中戦が行われた事で有名で、そこには飛空艇のコアが眠っているとされる。
幾人もの挑戦者がいたが、峻険な地形と数々の危険から飛空艇のコアまでたどり着く者は殆どなかった。
巨大な木が生い茂って、日光が殆ど入らず暗闇に包まれた森。
暗視すらも意味を為さないような暗闇の罠も存在するため、危険。
元々はキララウス王国以前から存在していた伝統的な行事。
ログレス建国後何代目かの王が、農繁期前の民衆に娯楽を提供することでのガス抜き、兵士たちの練度結束の向上、冒険者をはじめとした在野の有能な人材の確保といった政治的な側面から必要とし、復活させた。
王都ウィンチェスター近郊の森を六つから八つの区画に分け、その中で最大7人までのチームを組み、ログレスウルフをはじめとした魔物を狩り、得点を競い合うもの。
大会の運営は代々ウォルポール侯爵家が務めており、彼らが審査員となり、狩った獲物の数や状態、チームメンバーの状態、狩りの手法などを総合的に評価し優勝者を決定する。
そのため、やや贔屓ともとれる大会結果となることもあるようだ。
民衆にとっては毎年定番の娯楽となりつつあり、大会当日には非(半)公式のトトカルチョが行われている模様。
ログレス魔導王国の前身。
魔動機文明の技術を取り組みながらも魔法文明の解析を多く進めていた技術的異端国家。
ログレスという国家が魔導王国の名を冠するようになったのも、それを参考にした為。
その名残である遺跡の類もよく発見されている。
ログレス魔導王国に関係するPCには、「ログレス魔導王国」のタグを付けてください。
また、上記に該当する中でルドヴィクス・リチャード・フォールティアと直接的な関係のある立場のPCには、「フォールティア」のタグ付けをお願いします。