百の剣亭

冒険者の街



冒険者の街:ブランブルグ

概要

 “ブランブルグ”は“百の剣亭”がある街であり、ランドール地方の沿岸部にあります。
 南にはラルージュ王国、北にはオロス公国と隣接し、両国を繋ぐ交易路“黄金街道”の中間地点にあります。
 東側は海に面し、港街となっており、西側を山脈に挟まられる形の防衛には不向きな立地です。
 ブランブルグは周囲を危険地帯に囲まれた立地であり、その困難な状況から人々には〈魔境〉とまで呼ばれています。
 にも関わらず、この地に交易の要衝としてブランブルグがあるのは、南北の分断を防ぐためにこそあり、ブランブルグはラルージュ王国とオロス公国の国交と交易路を維持するために存在します。
 しかし、質より数を頼りにする軍隊を常備するには兵站の維持が難しいため、冒険者や傭兵の雇用と優待による脅威への対処が行われています。
 また、ラルージュ王国とオロス公国ならびに大商人達の出資により建設されたブランブルグは、交易の要衝であり、港町であり、冒険者と傭兵を集った街であり、様々な思惑と価値観が存在し、異文化、異種族に対する寛容な風潮が見られます。
 その一方で複数の言語が入り乱れた結果、この街にはザルトブルグという別名(古名あるいは訛名)も存在し、名称1つにしても派閥間での論争等が起こりやすい環境です。
 また、ブランブルグは魔動機文明時代の旧都に再建築された都市であり、その旧都市は魔法文明時代から続く長い歴史のある都市とされています。
 そのため、街の地下には旧文明の多重の遺跡が広がっており、その規模と全容は未知となっており、
 ブランブルグ建設の本当の目的は交易路ではなく、この地下遺跡の確保であったという噂まで囁かれます。
 真偽はともかくとして、この街に集った冒険者の中には地下遺跡で一攫千金を夢見る者も多数、存在しています。



周辺環境

  • ブランブルグは<魔境>の脅威――
    特に人族に悪意を抱く蛮族勢力との戦いの最前線という面があります。
    また、巨大生物や、多島海に出没する海賊等と言った脅威もあり、これらに対抗するため、
    ブランブルグは周辺地域より広く大量に冒険者を募集しました。
  • この際に、大きな売りとされたのが冒険者優遇政策。
    冒険者ギルドの設立、宿泊施設の整備、育成機関の設立の推進、免税、等々…
    赤字覚悟の無茶な試みは奇跡的に成功を納め、多数の冒険者が街に集まりました。
  • 結果“守りの剣は無くとも、街を維持出来る”と言えるほどの力を保有する街になりました。
  • 反面、冒険者や傭兵という戦闘力ばかり高くなった社会不適合者を大量に招き寄せたため、
    ブランブルグの裏側には複数の犯罪組織が潜り込む結果となり、自然と貧民窟も形成され、外敵は健在…
    総合的には街の治安自体はそれほど良いとは言えない状態にあります。
  • ブランブルグは交易拠点という、富の行きかう街という面もあるため、
    高価な品々や利権獲得に絡んだ組織間の、または個人間のトラブルは日常茶飯事になります。
    最も、それすらも冒険者の飯のタネになるわけですが…。


冒険者の街の運営

  • ブランブルグの政策は合議制により決定されます。
    これは街自体が、複数組織による共同出資により設立した事に起因し
    ラルージュ国、オロス国、商業ギルド、冒険者ギルド、魔法学院の代表による議会
    ブランブルグ合同運営本部が街の行政を司ります。
  • 当然ながら、各代表は自分の所属組織に有利になる様に政策を決めたがるため
    合議はgdgdになり、罵り合いに終始するのが毎度の光景になります。
  • このため抜本的な改革等は行われ難く、行政の手の届かない場所から街は
    様々な脅威に侵されつつあるのが現状となります。


冒険者の街の区域

行政区(中央)

  • 最前線の街の行政区らしく、防壁により囲まれています。
  • ブランブルグ合同運命本部の議事堂があるほか、ラルージュ大使館、オロス大使館、商業ギルド本部、等が存在し
    金持ちや権力者達の居住する、貴族街と揶揄される高級住宅地も含まれます。
  • 防壁は白いシンプルながら壮麗な石壁、これはブランブルグの名前の由来になります。
    防壁内部にはラルージュとオロスの二国を象徴する二本の塔が建てられています。
  • しかし、こんな壁の中にすら二国の諍いは持ち込まれており
    区域の南側にはラルージュの派閥、南側にはオロス国の派閥と住み分けが行われています。

港湾区(東区)

  • 冒険者の街の東側は川の河口と海に面し、そこには港があります。
  • この港はラルージュとオロスを繋ぐ交易の拠点とされ、定期的に交易船が訪れます。
    そのため、港には交易場が置かれ、日夜を問わず商談が行われています。
    更に、港に隣接する市場通りが形成され、日中は買い物客により賑わいを見せます。
  • 交易品の売買はもちろん、漁業組合による鮮魚の取引きも行われ、
    荷揚げ荷卸しをする人夫達のために安く食事を提供する食堂等も存在します。
  • 完全に商業ギルドの縄張りと言え、金と物と人が休みなく行きかう活気ある区域です。
  • 波止場には巨大な倉庫が数十棟並びます。倉庫は商業ギルドの管理下にありますが
    所有権を買い取る、または借りる事が出来るため、中身のよく判らない倉庫も沢山あります。

貴宿街(北区)

  • 北のオロス国に連なる街道に面する区域。オロスの風潮が強い住宅地になります。
  • 区域の中央には<魔境>の山々より流れ出し、港湾区に至る三女川がゆるやかに流れ
    この川に隣接する様に白を基調とする建物の並ぶ、閑静な住宅地があります。
  • 整然とした街並みの都市らしい区域になり、比較的富裕な層の済む一帯になります。
  • 川には橋が少数ありますが、遊覧航行を兼ねた渡し船も設置され、これは若干ながら観光資源とされます。
  • また、区の東…すなわち海側には港湾区から拡がる白い砂浜バナナビーチが存在し
    夏季にはちょっとしたリゾート地の様相を見せます。
  • 金持ちになり、北区に自宅を持ちたいと願う冒険者や市民は多いようです。
  • この区は貴宿街とよばれます。これはこの区が別の区とは一線を画したひとつの街…
    または、この区こそブランブルグの街だという意識の表れとされます。

畜生区(南区)

  • ラルージュ国に連なる区域。 ラルージュの長閑な文化の根付く下町になります。
  • ブランブルグ周辺の中では珍しく、南部には比較的開けた平野があり
    この平野には食料確保のために開拓された、あるいは開拓中の農村が点在します。
    それらの農村で作られた農作物や家畜の肉等の生産物が運びこまれるのが、この南区。
  • 毎朝、市場が立ち、生鮮食品の売買が行われます。
  • 区域の雰囲気も農村のそれに近く、豚、鶏、等の家畜を飼う家が多く
    それらの臭いや騒音を嫌う富裕層はここに住む事を避ける、という風潮があります。
  • こびりついたその臭いから一部の気取った人からは畜生区とよばれます。
    更に、偶に家畜を狙う魔物の襲撃が起こるというおまけ付き。
  • このため「安全な山の手の北」「危険な下町の南」という格差意識が両区の住民に根付き
    個人レベルのトラブルの元になる事があります。

貧民窟(西区)

  • ブランブルグの西側、すなわち魔境側に形成されたスラム街。
  • 貧民や難民をはじめ、不名誉蛮族、犯罪者等の、ほかの区域には住み難い者達の巣窟。
  • 粗末な汚い家がごちゃごちゃと密集林立した迷路の様な街並みになります。
    不正規住居の塊のため法的にはブランブルグの区域に含まれませんが、その位置ゆえ西区扱いされます。
  • ブランブルグ合同運営本部の管轄外にあり、一般市民殺害のような大事件が発生した場合を除けば
    運営本部による積極的な関与の行われない治外法権の暗黒街。
  • ここは老舗盗賊ギルドのゴルトアンブルートの縄張りの内にあり
    貧民達の何割かはその準構成員的な立場に置かれ、様々な汚れ仕事を斡旋されています。
  • しかし盗賊ギルドの目も常に変化し広がり続ける貧民窟の隅々までは行き届かず
    邪教崇拝、麻薬密売、テロ、誘拐、等々のブランブルグに害を齎す多様な活動の温床にもなっています。

巨大多層遺跡

  • ブランブルグの地下に埋もれる旧文明の遺跡。
  • 魔法文明期の巨大都市の遺跡の上に、魔動機文明が街を造り
    それが大崩壊により瓦解し、大量の土砂に埋まった事で多層遺跡になったとされます。
  • 地上に露出した部分は少なく、入口の一カ所はアークフィリア魔法学院の敷地にあります。
  • 冒険者による探検が進むに連れ、未探索の区域が発見されるため、全貌はいまだ掴む事が出来ずにいます。
  • ごくまれに、遺跡内部に封じられた脅威的な存在が街中へと抜け出す事があり
    そんな緊急事態を解決するのもまた、冒険者の仕事となります。

共同墓地

  • 限定された立地の中、ブランブルグの各神殿は信者用の墓地の確保に苦労しています。
  • 基本的に墓地は神殿の中庭に用意された、墓石と棺桶の土葬という一般的な構造になります。
  • しかし、死んだ者のための労力より、生きた信者の獲得のための労力が優先されるため
    各神殿の墓地は小規模なものに留まり、その土地は神殿に対し大きな貢献をした者へ優先的に回されます。
    また、冒険者と傭兵の街であるブランブルグは、普通の街より死者の数も多いのが現状。
    その上、下手に死体を放置すればアンデッドの温床となるため
    ブランブルグはその設立後、早々に広大な共同墓地が求められる事となり
    深星庭園と珠籠墓地の2つの共同墓地が作られました。


行政区の主要な組織・施設・NPC

ブランブルグ合同運営本部

  • 合議制によりブランブルグの方針、政策を決定する会議の本部。
  • 大会議室のほか、多くの部屋の用意された議事堂が行政区の中央にあり
    この議事堂と議員を務める5名を合わせ、合同運営本部とよばれます。
    ブランブルグの設立時より存在する、ラルージュ国、オロス国、商業ギルド
    冒険者ギルド、アークフィリア魔法学院の五組織の代表者による会議のため
    五剣会議とよばれる事もあります。
  • 現在、議員を務めるのは下記の五名になります。

合同運営本部の議員達

“開拓村管理官”ビリー・ガードナー

  • 人間/男性/35歳
  • 一人称:私/二人称:君
  • コネクション:50/200/300
  • 属性:中間管理職、真面目、依頼者
    • 「やれやれ、また村が襲われたようだよ」
  • ブランブルグ南部の平野を開拓中、または開拓済みの村々の管理官。
    開拓村と開拓村の周辺の情報を収集し、管理する部署の中堅職員になります。
    それぞれの村には担当の調査員が定期的に派遣され、問題や異変の有無を確認し、ビリーに報告。
    問題が有る場合、ビリーは解決のために方々へ奔走する事になります。
    開拓村が外敵に脅かされている様な場合に、冒険者の店に依頼を出すのも彼の仕事です。
  • 金髪、中肉中背、真面目そうな印象の男性。
    仕事への勤勉な姿勢と誠実な人柄により、開拓村の人々や冒険者の店の主人達との間に
    良好な関係を築いています。


ラルージュ大使館

  • ラルージュ国の設立した大使館。
  • 赤い旗の掲げられた、宮殿を思わせる豪華な建物になります。

“人形の人形”ミエゴ・ドニア

  • 人間/男性/35歳
  • 一人称:私/二人称:君
  • コネクション:200/400/800
  • 属性:グルメ、デブ、贅沢、依頼者
    • 「ヴィア、ヴィア、この件はどう思うかね」
    • 「今夜はクラーケンの酢漬けで一杯飲りたいものだね」
  • ラルージュ国のブランブルグ大使。国内の有力な貴族。
    ラルージュの豊かな食糧事情が反映されたのか、すごくふくよかな体付きの男性。
  • 常にお付きのルーンフォークを側に置き、合議の際も彼女に相談をしてから意見を出します。
    その光景ゆえ「どちらが大使か分からない」「人形の人形」等と揶揄されます。
  • 趣味は各地の珍味を肴に酒を飲む事。その趣味のためにこっそりとお付き経由で冒険者を雇い
    珍味の入手を行わせているという噂もあります。
  • 自分の能力がそれほど高くはない事には自覚が有るため
    部下の不平不満を解消するために私財を投じ、ストレスの発散を行わせたり
    本国から取り寄せた菓子や酒などを関係各所に差し入れしたりするなど
    部下達が十全に職務を全うできる環境を作る事を常に意識します。
  • ミエゴ自信の能力は他の合同運営本部の面々に劣る部分があるものの
    お付きや部下のサポートもあり、ラルージュのブランブルグ内での発言力は
    オロスや他の組織に遅れをとるものではありません。

“人形繰りの”ヴィア

  • ルーンフォーク/女性/24歳
  • 一人称:私/二人称:貴方
  • コネクション:50/400/600
  • 属性:真面目、堅物、依頼者
    • 「ミエゴ様、お食事終了のお時間でございます」
    • 「報酬は規定通り5000ガメル。どうぞご確認ください」
  • ラルージュ国大使ミエゴのお付きとして、さまざまな業務をこなす敏腕秘書。
    主人たるミエゴを制御し、逐次行動を示唆する事より人形繰りとよばれます。
  • ブランブルグの南、すなわちラルージュ側で蛮族たちの不穏な動きが見られた際等の
    冒険者の店への仕事の依頼も、多くは彼女を通して行われます。
  • 自分と主人に対する誹謗中傷が聞こえる事もありますが
    ヴィアは自分が分かっていれば良い、と考えるタイプのため気にしません。
  • 真面目・実直な堅い性格。主人ほどの気前の良さは無く
    彼女の出す依頼の報酬に色が付く事はまず有り得ません。
  • 悩みは主人の金銭感覚と肥満の両方が、どれだけ注意しても治らない事になります。
  • 容姿は栗毛色の長髪、濃茶の瞳。耳の一部が硬質化しています。
  • タイトスカートのスーツを好んで着用します。事務仕事が続くと眼鏡を使用していることもあるようです。


オロス大使館

  • オロス国の設置した大使館。オロスの黒い旗が目印になります。
  • 質実剛健な作りながら、非常に質の良い石材が使われた砦の様な建物です。

“黄金の茸”レオポルト・フング・ロッシジャーニ

  • エルフ/男性/112歳
  • 一人称:私/二人称:貴公
  • コネクション:100/300/600
  • 属性:キノコカット、貴族、傲慢
    • 「これだから南の連中は」
    • 「私を誰だと思っている。――頭が高いわッ!!」
  • オロスの全権大使。ブランブルグの意思決定を担う重要人物の一人。
  • 茸の様なヘアスタイルの、エルフの男性。声がカン高いのも特徴。
  • エルフらしくすらりとした長身、目鼻立ちは整い、サラサラの金髪、
    最高の仕立ながら華美にすぎない服装、と非の打ち所がない美男子になりますが
    その異彩放つ茸ヘアが全てを台無しにする残念紳士。
  • 貴族然とした傲慢な性格をしており、身分の上下で他人を判断します。
    しかしそれは権威の力を熟知しているという事。人脈の多さはブランブルグ随一。
  • また裏工作・根回しの上手い、抜け目ない人物とも言われます。
  • 本人も優れた妖精使いであり、更に真語魔術、操霊魔術にも造詣の深い実力者。
    そのため“マジックマッシュルーム”と揶揄される事もあり、
    その仇名を呼ばれる事を極度に嫌います。


商業ギルド:ドライドラッケン

  • ブランブルグの経営を牛耳る商人達の組合。
    名は“三頭竜”の意。三頭はラルージュ、オロス、ブランブルグを表します。
    これはブランブルグおよびこのギルドが二国の共同により設立された事に由来します。
    またこの三頭竜は国旗にも描かれるブランブルグのシンボルマークとも言えるものになります。
  • 商業ギルドを運営する幹部の地位にあるのも、設立の際に出資した二国の大商人達。
    この大商人達の多くは今はブランブルグに在住し、この冒険者の街と交易路の発展と維持
    そして言うまでもなく、自分達の権利と財産の拡大に腐心しています。
  • 二国間の貿易を仲介する事により多大な利益を上げるこのギルドですが
    設立時の出資に乗り損ねた二国の商人達からは半ば悔しまぎれに
    「竜にまとわり着く蛇」「竜喰らい」と揶揄されます。
  • 冒険者から見ると、商業ギルドとそこに属する商人は大手の依頼者と言えます。
    ブランブルグと交易路を守るため、また商品や顧客を獲得のため様々な依頼を出す事でしょう。
    もちろんそれは金銭と引き換えに危険に飛び込む事を要求するものに違いありませんが…
  • 商業ギルドの本部はブランブルグの行政区に在りますが
    この本部は書類仕事と手形・資料の保管ばかり行われる場になっており
    実際の商取り引きは港湾区に林立する商館・商店で行われます。

“金貨”ハロルド・アールスボルト

  • 人間/男性/68歳
  • 一人称:/二人称:
  • コネクション:200/800/1600
  • 属性:老紳士、有能ギルド長、孫ボケ爺
    • 「却下する。それは経済的ではない」
    • 「ミュンたぁ~~ん♡ おじいちゃんでちゅよぉ~~♪」
  • ほぼ白髪のピシッとした老紳士。
  • ブランブルグの意思決定を担う"商業ギルド"の長。
  • 折り目正しく、非常に規則、規律に厳しく、冒険者ギルド長とは衝突する事が多い様です。
  • しかし自ら前面に出、会談や折衝に骨を折る姿から、ギルドにおける信頼は厚く
    また、人脈の広さと交渉術の巧みさによりラルージュ、オロスの要人達の信用も獲得しています。
  • そんな完璧社長にも唯一の、否、一人の弱点があります。
    齢5歳の孫娘にあたるミュン・アールスボルト。
    この唯一人の孫娘の前では、デレデレした好々爺、孫ボケ爺になるのです。
  • 孫娘のためなら金に糸目を付けず、孫娘のためなら自分の身も顧みずに危険に飛び込む。
    本人は隠しているつもりだが、既にギルド内はおろかブランブルグ内の常識とされます。
  • 孫娘は好奇心旺盛で、行動的。その為しばしばこの老人を心胆寒からしめる行動に出る事があります。
    本来、中央街に住むこの紳士が“百剣亭”に息せき切って駆け込む姿が目撃されるのは、
    そんな事件が発生した時になります。

“眠らずの”クヌート・フロールマン

  • エルフ/男性/外見年齢 28歳(実年齢120歳)
  • 一人称:私/二人称:貴方、貴女
  • コネクション:100/200/600
  • 属性:眼鏡、苦労人、栄養ドリンク
    • 「はぁ…。なんでみんな私のところにばかり厄介ごとを持ち込むんですかね」
    • 「これでやっと3時間くらい眠ることができそうです」
    • 「いけません。栄養ドリンクの効果が切れてきました。限界…です…」
  • 商業ギルドの相談室(通称『カスタマーセンター』)の部長をしている痩せ型眼鏡のエルフです。
  • 物腰柔らかな青年で、頼まれると断れない性格をしており、持ち込まれる苦情や相談事を解決していくうちに、どんどん厄介事が持ち込まれるようになりました。
  • 現在では商業ギルドでも有数の繁忙部署として有名で、栄養ドリンク片手に寝る時間を惜しんで苦情処理に励んでいます。
  • 各商店から様々な厄介事が寄せられるため、その解決のために冒険者を雇うこともあります。
  • また、彼の常用している栄養ドリンクは、様々な材料を特殊な製法で作成した特別製のため、その材料を集めるために冒険者を雇うことがあるようです。

“飴売り”ラインヒルデ・フォン・ゾーネンキント

  • ラルヴァ/女性/外見年齢 27歳
  • 一人称:ウチ/二人称:兄さん、姉さん、坊ちゃん、嬢ちゃん、○○ちゃん
  • コネクション:30/800/1600
  • 属性:飴売りおば…お姉ちゃん、蛮族、ギルド幹部、割と黒幕
    • 「飴ちゃんいらん? カワイイ子にはサービスしたるで」
    • 「渡来モンの黒糖と違ぉて大量生産や。高いモンちゃうで?」
    • 「ウチ除けモンにしよるん?悲しいわァ悲し過ぎてウチの麦のコト他国に流すかもしれんわぁ」
  • ブランブルグに古くからいるラルヴァです。
  • 外見年齢は20代後半といったところですが、住民の目撃報告をすり合わせると大体160~170歳程。ブランブルグ南西に広大な大麦畑を所有しています。
  • ブランブルグ住民からは昔から飴売りのお姉ちゃんと認識されています。
  • 大麦の改良から安価な麦芽糖の開発生産流通に寄与したとされ、人間生まれの彼女にとっては不本意ながらも名誉蛮族の地位を得て、現在ではドライドラッケンの幹部として西区の人ならざる者たちへの商用商品の流通を管轄しています。
  • もっとも定例会議に顔を出しては滞りがちな西区への流通量に文句を言ったり、やんわり脅しをかけて便宜を図る程度で、メインは大麦畑の管理と巷に繰り出して飴を売りさばく事のようです。
  • ギルド内でも珍しい名誉人族であり、また彼女の黒い噂も絶えず、彼女の事を良く思わない者も多い状況です。また、実は彼女はノスフェラトゥではないかと広言するものさえいますが、ギルドとしても彼女を排除排斥することはできません。
  • 名誉人族ということもそうですが、彼女の所有する改良大麦の育成法や麦芽糖の元となる粗糖の生成法など彼女が機密としているものが多く、これを無くした場合に市場への影響が大きすぎるのが一番の理由となっています。
  • また、ゴルトアンブルートにも独自のコネクションを持っており、大麦から幻覚剤の麦角菌を生産して横流ししてると揶揄されますが、実際のところを知るものは本人以外いないようです。

“人形姫”Ta59(たごきゅー)

  • ルーンフォーク/女性型/外見年齢 10歳
  • 一人称:当機/二人称:お客さん、冒険者さん、お兄さん、お姉さん、おじさん、おばさん
  • コネクション:10/20/100
  • 属性:天災的ドジッ子/無自覚に余計なことをいう癖/猫を殺す程度の好奇心
    • 「ぽん・こつ・どーっでお買い物♪いろいーろあります古物に厄物♪」
    • 「見に来てください冒険者さん!大変なものが入荷しましたよお!」
    • 「また商品を『厄物』と言うなと怒られちゃいました」
  • 港湾区歯車通り、ポンコツ堂自称店員。
  • 大きい二つのシニヨンで纏めた赤い髪が特徴のルーンフォークです。大きなシニヨンには無造作に何本も刺された簪が見えます。
  • 店員なのにあまり店にはいません。客引きのつもりが中心。ポンコツ堂主人のペット・マスコット扱いです。
  • 外で自作の歌を歌ってポンコツ堂への客引きをしていますが、店の知名度は上がらず一般人には路上パフォーマーとしか認識されてないようです。
  • 路上パフォーマーとして認識される程度に歌唱力は良いためついた名前が人形姫。本人は気に入っているようです。
  • 彼女は直接ドライドラッケンに所属しているわけではありませんが、ギルド長の孫娘が遊び相手としてよく接触してくるために、なし崩しにギルド長とも面識があり、意外と顔が広いようです。
  • 彼女が冒険者に依頼を出す場合は、ギルド長の孫娘ミュゼに関連するものやポンコツ堂に持ち込まれた商品関連のものが多いようです。
  • もっとも、彼女自身、抜けているところが多々あり、いろいろな局面でトラブルメーカーとなります。

“倉庫目録”マヨン・マナイ

  • レプラカーン/女性/外見年齢 15歳
  • 一人称:ワタシ/二人称:アナタ
  • コネクション:10/500/510
  • 属性:ぼっち、陰気、引きこもり、人見知り、ツンデレ?
    • 「……それなら、こっちにある……」
    • 「……デュフフ……いい品だろ……」
    • 「……ア、アナタに……関係ないだろ……」
       商業ギルドの倉庫番をしている黒いローブ姿のレプラカーンの少女です。
       いつもジト目で、愛想がなく、深く被ったフードから、波打つ黒髪がこぼれています。
       ローブを人前で脱ぐのを嫌い、特に手はぜったいに見せようとしません。
       彼女は複数の〈操りの腕輪〉を身につけており、運ぶ器物は周囲に浮いているように見えます。
       また、人見知りが激しく、知らない人物の気配を感じると、咄嗟に姿を消してしまうようです。
       しかし、人がいないところでは下着姿でだらしなく過ごしているという噂があります。
       他者に気を許さない反面、友達と親友の垣根はついてない様子。
       調べごとを始めると解決するまで寝食を忘れる性格のため、目の下に隈があります。
       記録を見なくとも在庫状況を暗記しているほど記憶力がよく、まるでマヨン自身が目録のようであり、倉庫目録と呼ばれています。
       目下の悩みは、力があまりないことであり、仕方なく冒険者などに倉庫番(箱を押すやつです)を頼むこともあります。
       また、遠国に発注されていた荷を取りに行く場合などに、彼女と出会う機会があるでしょう。

“買取屋”ゼルト・ギーハ

  • 人間/男/外見年齢 28歳
  • 一人称:オレ/二人称:おまえ おまえたち
  • コネクション:50/800/1600
  • 属性:ヒゲ、ダンディー、プロフェッショナル
    • 「さぁ、今日の戦利品を出しな。レートを決めるのはオレだがな」
    • 「見た目で判断するなよ。物の価値ってのは、中身で視るもんさ」
  • “買取屋《トレーダー》”の名で知られる買取屋。
  • ホームレスのような恰好で、パイプに煙草を燻らせる、不思議な出で立ちです。
  • 冒険者の戦利品の買い取り業を行う、プロ中のプロであり、その目利きに一切の揺るぎはありません。
  • まるでそれがルールであるかのように、物品の金額を提示し、また、値付けに関しては頑固であり、一切の値引きも上乗せもしません。
  • ボロボロの服を着て貧乏人を装っていますが、秘密の多い男であり、総資産はかなりのものではないかと噂されています。

"胃の中の商会"エンリケ・マルテ

  • リルドラケン/男性/外見年齢 78歳
  • 一人称:僕/二人称:君
  • コネクション:20/150/800
  • 属性:デブ、眼鏡、お人よし
    • 「僕は君と会ったことあったかな? ない? じゃあこれから仲良くしよう!」
    • 「僕は頼りなくても、僕より頼りになる人はたくさんいるさ」
  • まるまると太ったリルドラケンです。
  • 大きなお腹を揺らしながら歩き、誰が相手でもぺこぺこと頭を下げる姿からは頼りなさを感じます。
  • 事実、商談については並みの商人であり、押しに弱い見た目通りの頼りなさがあります。
  • そんな頼りない彼ではありますが、実はブランブルグでも有数の規模を持つ"マルテ商会"の主です。
  • 彼自身に品物に対する目利きはなかったものの、人を見る目と人脈の才はあり、無名の職人達が作った商品を売り捌くことで、マルテ商会を大きくしていきました。
  • 大規模な商会の主という立場に反してフットワークは軽いようで彼の姿は色々なところで見られ、冒険者の宿を含む街中の色々な場所に顔を出して人脈を広げ、そしてまだ見ぬ優秀な人材を発掘しています。
  • 彼のお腹は商会と共に日々大きくなっており、「マルケ商会の資産はマルケのお腹にある」と冗談交じりに言われていましたが、最近では「いつかブランブルグのすべてが彼のお腹に入ることになる」と心配されるほどです。



冒険者ギルド:シャイニングスター

  • ブランブルグの冒険者達の所属するギルドになります。
  • 名は“輝く星”の意味。この地方の言葉ならシュトラールシュテルン。
    冒険者1人1人を夜空に輝く星に喩えた名前とされます。
    その名に合わせ、ギルドの紋章は☆。冒険者達の等級を表すグレードが☆とよばれるのも
    このギルドの名に由来した事になります。
  • この風潮とギルド長に習い「○○星」という二つ名を名乗る冒険者も多いとされます。
  • ギルドの風潮はブランブルグにおいては珍しいほどの脳筋。
    「戦え!勝ちとれ!」これがこのギルドのモットーになります。
  • その様な裏表も糞もない組織のため、別の組織からの信頼度は非常に高く
    特に依頼者となる合同運営本部・商業ギルドとは仲が良く
    金銭と引き換えに冒険者達の一般人離れしまくりな力と技を提供しています。
  • このギルドの利益は依頼者からの報酬の一部を仲介料として中抜きしたものになります。
    そのため、ギルドを通さずに依頼を受注する事は基本的にご法度となります。
    しかし、急に厄介事を頼まれるのは、冒険者にはよくある事…
    その様な時には、伝書鳩等を使い冒険者の宿の亭主に急ぎ連絡をいれましょう。

“巨肉星”ジガン・テスラ

  • 人間/男性/42歳
  • 一人称:俺/二人称:お前
  • コネクション:100/200/600
  • 属性:豪快、率直、脳筋
    • 「ガハハハハ!そんな事は冒険者にまかせろ!すぐに解決させる!」
    • 「よし、わからん!それはお前にまかせたぞ!」
  • 冒険者ギルドのギルドマスター。豪快を絵に描いた様な男性。
    見た目は脳筋。頭脳は脳筋。ガハハと笑い、細かい事は部下まかせ。そんな男。
  • 冒険者や部下、さらには一般市民達への面倒見は良く、
    それゆえアニキ的に慕われる事が多く、名実ともにギルドの顔とされます。
  • 合同運営本部の一員。冒険者ギルドの代表になります。
    しかし権謀術策まみれのメンバーの中では異彩を放つ存在とされ
    回りくどい論議を一蹴する、本質を見抜く容赦のない豪快な発言と
    言葉よりも行動により示すものだ、という分かり易い主義により
    グダグダと間伸びしがちな会議を力業により無理矢理終わらせる事に定評があります。
  • その分かり易い、裏表のないキャラクターと、冒険により得た名声により一般市民に人気が高い人物。
  • 引退した元冒険者ながら、今もなお、冒険者ギルド最後の切り札などと言われ
    「ジガンがくしゃみしたらドラゴンが墜落した」
    「ジガンが剣を落としたら多島海の島がいっこ沈んだ」
    「ジガンと話したら彼女が出来た」
    等のわけのわからない噂が、半分冗談として飛び交っています。
  • 見た目は、坊主頭のよく似合う筋骨隆々とした体の男性。
    ソレイユなのか、と思わせる様な巨漢。その印象通りのすさまじい筋量。
    赤銅色にテカる肉体は四十過ぎながら若々しく、まったく衰えを見せません。
  • 実力の高い冒険者やノリの合う冒険者らと仲良くする事を好み
    人脈、よりは交友関係の広い人物になります。

“無口なおしゃべり”ダウゥ・アルカマル

  • リカント/女性/外見年齢16歳
  • 一人称:わたし/二人称:あなた/皆さん
  • コネクション:10/20/50
  • 属性:猫耳、筆談、照れ屋
    • 『こんにちは ダウゥといいます はじめまして』
    • 『あまり じ~ って見られると 恥ずかしいよ』
    • 『今回の褒賞品だよ どうぞ これからもがんばってね』
  •  オセロット(小型の豹)の特徴を持つ、リカントの少女です。
  • 肩で切り揃えた砂色の髪に、ターコイズ色の瞳。服はワンピースを好み、ギルドのロゴが入ったエプロンを付けています。
  • 冒険者ギルドの新米事務員であり、関係者には「ダウちゃん」の名で親しまれています。
  • 整頓好きの丁寧な仕事振りが評価され、季節折々の褒賞(イベントアイテム)を渡す担当の一人になっています。
  • ダウゥは、ワーリングアッシュ(⇒『Ⅲ』377頁)に襲われて死にかけたことがあり、その後遺症でうまく声が出せません。
  • そのため、いつもスケッチブックを持ち歩いており、筆談を行います。
  • おしゃべり自体は大好きなため、すぐに紙幅がいっぱいになり、毎日スケッチブック一冊を使いきるのが悩みといえば悩み。
  • ちなみに使いきったスケッチブックは整理整頓して、他人との会話の記録を大切に保管しています。
  • 筆談は、事務的な内容のときは丁寧な口調で、個人的な内容のときはフランクですがあまり口調が一定しません(GM次第です)。
  • また、けっこう照れ屋さんです。褒められたり、注目されたりすると、スケッチブックで顔の下半分を隠してしまいます。
  • アンデッドに襲われた経験から、対策グッズを集めており、時折、その関連で個人的にも依頼を出しています。
  • 仲が良ければ、〈祖霊の衣〉〈魂振りの雫〉〈聖塩〉といった過去の褒賞品を(セッション内限定で)貸すこともあります。

”大艦巨砲主義”ガガガガ=エンジン

  • ドワーフ/男性/38歳
    一人称:俺/二人称:てめえ
    コネクション:50/100/300
  • 属性:天才、バカ、むさい
    • 「コストは度外視、射程と威力こそ全てじゃー!」
    • 「だーっはっはっはっは!壊してやったわー!!」
    • 「いやじゃいやじゃ大砲から離れとうない!」
  • 冒険者ギルドの大砲職人です。
  • 彼の作る大砲は威力と引き換えにあまりに重いので、冒険者に運搬、護衛の依頼が発注されることがたびたびあります。
  • そんな時、彼は様々な理由にかこつけて、必ず冒険者についてくることでしょう。
  • 彼は自分でどでかい大砲を作り、それを発射することに生きがいを感じているのです。
  • そんな彼の大砲は主に堅牢な城壁を壊したり、山や崖などの地形を崩したりするのに使われます。
  • 蛮族への攻城戦や魔動列車の施設など、意外にも彼の大砲の出番は多いようです。

”査定屋”ラックマン・リー

  • リルドラケン/男性/200歳
  • 一人称:ワシ/二人称:ワレ
  • コネクション:10/100/200
  • 属性:広島弁 抜き打ち監査 死体回収
    • 「詐欺・恐喝・錯誤 ちぃとでもご法度じゃ。わかっとろうな?」
    • 「虐めっ子? ンなごんたはしごうしたる 覚悟せえ」
    • 「彼奴もげに寂しいところじゃ可哀そうじゃ 眩しい日ン下に来れて良かったのう」
  • 依頼の半ばで力尽きるパーティー。強大な敵と不遇にも出会いパーティーだけで回収できなかった冒険者。罠にはまり石壁の中に転送された冒険者など、運の悪い冒険者の末期は様々ありますが、ここシャイニングスターでは依頼の途上の露と消えた冒険者の亡骸の捜索回収・遺族や墓所への搬送もギルドへの共益費によって行っております。
  • ラックマンは元々は冒険者を早期に引退した後、捜索隊の実行部隊として活躍しておりましたが、活動のうちに翼は?げ、片角は折れ、左足を失い義足となったことで前線から退きました。
  • 現在は捜索隊の後方指揮を取り、新人には教鞭を振るい、捜索隊の管理者として熱心に務めています。

港湾区の主要組織・施設・NPC

歯車通り

  • 歯車通りは港湾区に存在する大商店街の通称。
  • 港の何処からでも見える大きな時計塔を中心としたT字に交わる商店街になります。
  • 時計塔は壁の一部より歯車が飛び出しているのが特徴になります。
    これは壁が崩れた際、偏屈なドワーフが修理を行い、その時に追加されたもの。
    非常に目立つこの歯車は商店街の名物となり、商店街もまた歯車通りと呼ばれる様になりました。
  • 歯車通りは港に隣接するため荷の仕入れが楽な事のみならず、南北の住宅地からのアクセスのし易さ、
    象徴的なランドマーク、立ち並ぶ商店の多彩さ、等の利点により非常に人気の高い通りだと言えます。
    ブランブルグで揃うものは、歯車通りですべて揃う、と言われるほど品揃えが良いのも売りになります。
  • 百の剣亭からも利用しやすい距離にあり、冒険者たちの姿も頻繁に見掛ける事が出来ます。
    百の剣亭に依頼に来る商人は、この通りに店舗を構えている事がほとんどになります。


日焼け武具店

  • 歯車通りにある武具店。二人組の年老いた変なドワーフの営む店。
  • 年若い女性にはセクハラ発言を繰り返すドワーフのエロ爺と、
    武具の性能を落とさない軽量化に拘るダークドワーフの爺が店主になります。
  • その仕事はメンテナンスが主体。冒険者や傭兵の武具の手入ればかりを請け負ってる様に見えます。
    自社開発した女性向けの鎧なども売ってますが、その露出の多さからあまり売れていません。
  • メンテナンスに預けた防具が、頼みもしないのに少し軽くされたり、露出が増やされたりする事があるされます。
    そうした防具を身に着けると以前の鎧との差異により日焼けの痕が目立つ事があり、
    別段、日焼けする防具と言うわけでもないのに、日焼け武具店と呼ばれるようになりました。
  • 不思議と性能は良くなっているように感じるため、大きな問題にはなっていませんが
    反面、顧客満足度はそれほど高いとは言えません。

イル爺

  • ドワーフ/男性/160歳程度
  • 一人称:/二人称:
  • コネクション:100/200/400
  • 属性:エロ爺、腕利き鍛冶屋、恐妻家
    • 「にょほほほ、若いおなごのケツはええのぅ~♪」
  • 腕の立つ鍛冶屋。歯車通りに“カデナ武具店”を構えます。
    もっとも、その店舗名で呼ぶ人はおらず、専ら“日焼け武具店”とよばれます。
  • 見目麗しい女性と見れば途端にセクハラしてくるエロ爺。
    酷い時には商品の代価を下着、卑猥な台詞、等で要求したりする事もありますが
    その都度、何処からか投げ付けられるウォーハンマーがこの爺の頭に突き刺さります。
  • しかしどれだけ頭を割られようとエロへの探究心は飽くことは無く
    百剣亭を訪れた時には、R15程度のエッチちな依頼を出す事すらあります。

ヤム爺

  • ダークドワーフ /男性/150歳程度
  • 一人称:/二人称:
  • コネクション:100/300/400
  • 属性:寡黙、頑固
    • 「なんじゃあ!さっさとイグニダイトを持ってこんかぁ!」
  • イル爺と共に“カデナ武具店”を営むダークドワーフ。
  • 普段は寡黙。しかし気に食わないことがあれば即、怒鳴ります。
    頑固な性格のため、客の注文にケチを付けることも少なくなく、しばしば問題になります。
  • 注文通りに仕事をしないという致命的な一点を除けば、仕事は細かく丁寧。
    その鍛冶の腕は誰もが認めるところでしょう。
  • 性能を落とさずに武具を軽量化する事に異常な拘りが有るとされ
    メンテナンスのために預けた品の飾りの一部が削られたり、鎧の露出度が高くされたり
    身体の線がくっきりするほどタイトにされたりする事もあります。


血判古書店

  • 歯車通りにある古書店です。
  • 高い本棚に天井まで積まれた数多の古書が通路を挟んでいます。
    その入口と通路は狭く、ソレイユやリルドラケンの様な大柄な者は入る事が出来ません。
    店主もオツムに問題の有るそうした種族を相手にしたくないのか、狭さを改善する気がは無い様です。
  • そんな店主はラミア族、名誉人族の地位を得た街の住民になります。
  • 古書の購入時には契約書への血判を求める変な店であり、その際、傷付いた指を店主に癒やして貰えるとか。
  • 希少で高価な本を取り扱ってる事も有り、面倒な購買方法にも関わらず
    リピーターの客は多いようです。本が目的ではない人もちらほらいる様ですが…

“食指の”メディナ

  • ラミア/女性/70歳
  • 一人称:/二人称:
  • コネクション:50/100/300
  • 属性:本屋
    • 「ここに判をちょうだいね」
    • 「痛いの痛いのほんへひへ…、ふふ、美味し」
  • 歯車通りにある古書店の店主。
  • 名誉人族のラミア。しかし“食指”(フォアフィンガー)という陰口を叩かれています。
  • 元冒険者。それなりに高い力のある魔法使いだったとされ
    冒険者時代に集めた本を基盤にし古書店を開業、それなりに広い客層を獲得しています。
  • 彼女からの本の購入には契約書への血判を求められます。
    判を押した後に、傷ついた指をメディナに癒やして貰えます。
  • 彼女は知識も豊富なため、血判取引に応じれば幾ばくかの知識を得られる事あるでしょう。


ポンコツ堂

  • 歯車通りの裏路地にあるお店です。その窓のない古木で覆われた外観は廃墟と見間違う人も多いでしょう。
  • 時計塔の陰に隠れた穴場であり、古びた品物を並べる名前の通りの古物の店です。
  • 狭い入り口とは裏腹に、店内は意外と広く中古の家具や丁度品。大昔の武器や甲冑などが所狭しと並べられています。
  • それぞれの品には値札が貼られていますが、それが適価なのかどうかは微妙なあたりです。
  • 店主は梳いた白髪と白髭が似合う老齢のお爺さんです。
  • 交渉や商談が好きなようで、いろいろな提案に応じてはくれるようですが、対価は甘いものではありません。

バナナビーチ

  • 港湾区の波止場から貴宿街の東側へ続く、目に眩しい白く美しい砂浜。
  • 波浜沿いが海に対しバナナのように弧を描く事から、この名でよばれます。
  • バナナビーチは自由遊泳の解放されたエリアになります。
    しかしそれは穏やかな波、暗礁の少ない浜を意味し、海賊の上陸し易い場とも言えます。
  • 普段は散歩に適した静かな砂浜。しかしシーズンになると賑やかな観光地に変貌し、
    家族連れ、カップル、ナンパ師、それらを客とする店、等で溢れかえります。
    また、ビーチ名で勘違いした男が己のバナナを披露し、ほどなくして連行される光景も見られます。
  • バナナビーチから波止場へと歩き、六地蔵の酒盛り場を過ぎればすぐに
    歯車通りの入口と、巨大な時計塔が見えてきます。

六地蔵

  • 様々/様々/高齢
  • 一人称:様々/二人称:様々
  • 属性:ご隠居、地蔵、覗き、酒飲み、酒盛り、雑談、相談役、人材派遣
  • コネクション:60/120/300
    • 「夏はいいのぅ」 双眼鏡でビーチを眺めながら。
  • 六人組のご隠居。バナナビーチ近辺の事情に精通する謎の老人達。またの名を波止場地蔵。
    晴れの日は昼間から波止場の一角に陣取り、酒盛りをしている姿が見られます。
  • 商業ギルド、漁業組合に顔がきき、港湾区の組織間で問題が起きた場合の調停役を務めます。
    それぞれが特定分野の元実力者とされ、高い発言力を有します。
  • 冒険者には依頼者、または情報提供役になる事もしばしば。
  • 6人組とは言え個別に動く事もあり、不定期にメンバーが変わる事もあります。
    (※6人の個別設定は各セッションで自由にお作りください)


貴宿街の主要な組織・施設・NPC

ブランブルグ警備隊

  • 貴宿街の南部、中央区に近い側に詰め所を構える警備兵の部隊。
  • 警備隊員の大半は引退した冒険者や、雇われの民間人が大半のため
    軍隊の様な統率力や高い戦力は有しません。
    主な仕事は犯罪の抑止に有り、街中のパトロールや、門番等の仕事をこなします。
  • 災害が起きた際には、市民の避難誘導が警備隊の最優先の仕事となり
    災害の排除自体はだいたい冒険者にまかされる事になります。
  • 警備隊が難事件の解決を冒険者の店に依頼する事もたまにあります。
    特に管轄外となる貧民窟の事件の調査は冒険者に回されがち。
    また、警備隊は常に人員不足のため、仕事が無い時の冒険者のバイト先にもなります。
  • 担当地区毎に隊は分けられ、それぞれの隊には分不相応な名前があります。

警備隊の担当地区と隊名

  • 行政区担当:ゴールドドラゴン隊  - 大事な地区のためベテランが集められます。
  • 港湾区担当:ブルーサーペント隊  - 商店街のパトロール、案内、等が仕事。トラブルが多く忙しい。
  • 貴宿街担当:ブラックタートル隊  - 富裕層の不評を買わないため、パトロール回数が多い。
  • 畜生街担当:レッドフェニックス隊 - ダラダラした雰囲気。問題の有る隊員の置き場。
  • これに加え、貧民窟で大事件が起きた際には臨時にホワイトタイガー隊が結成されます。

“警備隊長”キートス・ヒュヴィン

  • 人間/男性/38歳
  • 一人称:私/二人称:君
  • コネクション:100/400/600
  • 属性:真面目、堅物、依頼者
    • 「君に意見は求めていない。まずは体を動かせ」
    • 「ルンフォ娘、いいよね…」
  • ブランブルグ警備隊の総隊長。
  • 元々は傭兵の身ながら、警備隊設立の際に隊長に抜擢されました。
    中肉中背。常に険しい表情をしており、笑顔を浮かべるような事はほぼありません。
  • 自分の権限下にある事項はほぼ己一人で判断し、行動を決定し、指示を下すワンマン気質。
    これは部下を信用していないわけではなく、この形が最も効率的だと考えているため。
    しかし結果的に部下の判断能力の発達を阻害しており、自己判断の出来ない部下達もまた
    キートスに頼りきりになる、という負のスパイラルに陥っています。
    そのため、判断力と行動力に優れる有能な部下を常に欲しています。
  • そんな折り、彼はラルージュ全権大使ミエゴのお付き、ヴィアを目にしました。
    キートスはヴィアを高く評価し、彼女の様な部下が欲しいと口にする様になり…
    その願いが拗れた結果、ルーンフォークの少女が大好きになりました。

花見の丘

  • 貴宿街の北部、ブランブルグを流れる三女川の畔にある場所です。
  • 森が隣接するその場所には春夏秋冬の多種多様な草木が存在し、季節ごとに違う顔を見せます。
  • ほのぼのとした光景と穏やかな雰囲気のある場所であり、人々が季節を問わず花見に訪れる場所となっています。
  • 貴宿街が利用者が多く、ラグジュアリー感が求められる場所であり、その他の住民が利用していると白い目で見られがちです。


畜生街の主要な組織・施設・NPC

百の剣亭

マギテックギルド:ブラックボックス

  • ブランブルグの南区にあるマギテックギルドです。
  • 白い街に反するように真っ黒な建屋が名前の由来となり「黒箱」とよばれます。
    しかし、周囲からは黒いのは建屋ではなく職務環境だろうと言われます。
  • 市民の生活環境の向上を目的に、魔動機術の復興と普及のため、日々業務に励みます。
    非常に意欲的な人材が多く、自らの知識や技術を門弟に伝える事による後進育成も行われていますが
    その教育は非常に厳しく、生半可な気持ちで門弟となった者が三日と持たずに逃げ出す光景がよく見られます。
    良くも悪くも昔ながらの職人気質のギルドなのです。
  • 魔法学院の魔動機術学部とは互いに技術の高さを競い合うライバル関係に有り
    魔動機術合戦、ロボファイト、バイクレース等が行われます。
  • 冒険者へは魔動機文明時代の遺跡の探索や部品の調達など、様々な依頼を出してきます。
  • その敷地内にはライダーズギルドと提携した魔動機の整備スペースがあり
    魔動バイクやビークルの整備・修繕・販売・レンタル等のサービスが提供されます。
  • また、ブランブルグ防衛のための戦闘用魔動機の開発にも取り組んでいます。
    尤も、その制御には難儀している様ですけれど…

ガロン・ヴェイト

  • リルドラケン/男性/185歳
  • 一人称:/二人称:
  • コネクション:100/200/500
    • 「これが黒箱謹製、防衛用試作型魔動機X-03だ!」
    • 「よーし今から48時間連続整備いくぞー」
  • マギテックギルド、ブラックボックスのギルドマスター。
  • 大雑把・適当な性格。大柄な身体も相まって魔動技師らしくは見えません。
    若い頃は戦士をしていた事もあり、高い身体能力を維持しています。
    体力面の基準を自分自身に置き、それを元に業務命令を大雑把に出すため
    黒箱内の業務は非常に過酷なものとなり、ブラック企業感が溢れ出ています。
  • それなりの高齢ながら、未だに好奇心は衰えておらず
    魔動機の試運転等がある時には、それが危険だろうと自ら参加するほどです。
  • 魔動機の乗り物に乗るのも弄るのも好きで、ライダーズギルドのガレージに入り浸り
    愛車を整備したり、新車を乗り回したりする姿が見られます。
  • 冒険者には新作魔動機のテストへの協力を依頼するほか
    自分の愛車の整備パーツ、カスタムパーツの調達を依頼したりします。

トロン・トロイ

  • 人間/男/23歳
  • 一人称:/二人称:
  • コネクション:50/100/200
    • 「あー、この仕事ですか。これはですねー…」
  • ブラックボックスの職員。冒険者向け窓口の担当者。
    遺跡の調査や、黒箱の起こした問題の解決を依頼する際の板挟み要員。
  • 面白みのない性格の、平々凡々とした青年になります。
  • 本来は車両型魔動機の開発・改造を行う部署に所属しており
    運搬用四輪魔動車「ゆそう君」や開墾用魔動車「せいち君」等の
    開発に関わった実績が有ります。


日の出市

  • ティダン神殿前の大広場を使い週6回開催される朝市。
  • ブランブルグ南部の開拓村や、畜生区産の農作物や家畜の肉、乳、卵や
    それらを素材にした料理の屋台が主な商品という市場になります。
  • 歯車通りの華やかさや、貴宿街の洗練された店に比べると
    どうにも地味な印象がある事は否めませんが、しかしこの街における
    貴重な生鮮食品の仕入れ先となるため、毎朝、大量の客が訪れます。
  • 夜明けと共に準備が開始され、朝7時に開催。正午まで賑やかな市が続きます。
    日の出と共にスタートする事と、主催がティダン神殿な事から日の出市と名付けられましたが
    率直に朝市とよばれる事のほうが多いようです。
  • 尚、売り上げの1割を主催者の神殿に納めるのが決まりです。


畜生区の住民達

“頷き兵士”アイマル・サボール

  • 人間/男/20歳/
  • 一人称:自分/二人称:貴方
  • コネクション:10/20/40
    • 「そうであります!はいであります!その通りであります!イエッサー!」
    • 「もちろんであります!同意であります!イエッサー!」
  • ブランブルグ警備隊レッドフェニックス隊に所属する門兵。
    門兵とは言うものの門は無く、形ばかりの派出所があるのみのため
    人の出入りを入念に管理するわけでもありません。
  • 見た目に怪しい者、街の重要客に対してのみ重い腰をあげるお役所仕事な警備兵の1人です。
  • 青みがかった髪と紫色が混じった黒目のまだ幼さを残す若者。
  • 彼は事ある毎に頷きますが、内容は二の次、数日後に同意した事すら忘れてしまうほどのいい加減な男になります。
    頷くだけ頷き、その場を乗り切ろうという考えが顔に出るため、警備隊内部でも
    「役立たずの豚野郎」という烙印が押されています。


貧民窟の主要な組織・施設・NPC

盗賊ギルド:ゴルトアンブルート

  • 冒険者の街の裏社会を牛耳る、老舗の盗賊ギルド。
  • その名は“金と血”を意味し、利益=金と縁故=血により結束する犯罪者達の組合。
    そこには、ギルドの利益を害する者には血の贖いを、という意味も含まれます。
  • “金と血”の仕事は多岐に渡りますが、その主だったものは情報の売買にあります。
    冒険者の街は二国間の国境に在り、また交易の拠点になるため、情報は特に重要。
    図書館の本には載らない、生きた情報の遣り取りはこのギルドに莫大な利益を齎します。
  • また、二国の権力者、および大商人達の個人情報を鷲掴みにする事により、
    “金と血”は迂闊に手出しされない立場を作り出し、既得権益を保持しています。
  • “金と血”の息の掛かった密偵は、街のあちこちに居ます。
    密偵達は普通に生活を送りながら、街を飛び交う様々な噂を集めます。
    冒険者の中にも、盗賊ギルドの息の掛かった者は何人も居ると言われます。
  • 闇市場もこのギルドの管轄下にあります。
    これは軍の横流し品、質流れ品、盗品、等を扱う店のほか、
    商業ギルド許可を得ない屋台が集まる不正規の市場となります。
  • 不正規ゆえに免税、免税ゆえに安いのが売りになり、闇の市場と言われるものの、
    開催されたとなれば人の溢れる、ちょっとしたお祭り状態になります。
    (もちろん、開催にお目こぼしをする役人連中の懐も温まります)
  • 最後に“金と血”の仕事に貧民窟と歓楽街の取り仕切りがあります。
    そもそも貧民窟は街の統治の外に存在する、文字通りの治外法権。
    その貧民窟に最低限のルールを齎し、完全無法状態にはならない様に抑えているのが盗賊ギルド。
  • また、歓楽街に存在する酒場や娼婦宿等は、商業ギルドに許可を取らずに営業をはじめた店が多く、
    それらの店の後ろ盾になり、管理し、商業ギルドとの間を取りなす役目もしています。
    言うまでもなく、そのためにアガリを徴収しますが…。
  • “金と血”はこれら、情報、闇市、歓楽の三大要素を司る三幹部をリーダーに据え、
    日夜、非合法な活動に邁進しています。
    しかし、魔神召喚、破壊活動の様なブランブルグ自体を危機に陥れる活動はNGとし
    それらを行う、より悪辣な別の盗賊ギルドとの抗争も行われています。

“大犬”ネロ

  • 人間/男性/30歳半ば
  • 一人称:僕/二人称:貴方
  • コネクション:200/600/800
  • 属性:冷徹、冷静、慇懃無礼、鉄面皮
    • 「どんな聖人にでも後ろ暗い面はあるものです」
    • 「利を齎す者には金の報いを。害を齎す者には血の贖いを」
  • 三幹部の筆頭、盗賊ギルドのギルドマスターになります。
  • “金と血”の最大の売りとなる情報部門の長の立場も務めます。
    すなわち、情報を盗む盗賊、密偵達の長という事になります。
  • “大犬”は、K国、T国、大商人達とのより良い癒着関係を構築するべく奔走、
    それらの権力に恭順する様な姿勢を示す事から“犬”と揶揄されます。
    しかしこの犬は、主人の喉を噛み切るだけの牙…
    すなわち各組織や権力者達の公には出来ない情報を切り札的に隠し持ち、
    その牙をチラ付かせる事により“金と血”の権益を拡大、保持する事に成功しました。
  • この功績により、三十代ながらギルドマスターの地位にのし上がるに至り、
    ギルドの内外より多くの羨望と畏敬、嫉妬を集めています。
  • 見た目は若さの残る長身痩躯の男性。情動の薄い鉄面皮。
  • 性格は慇懃無礼。猜疑心が強く、情は薄く、人は利害関係のみにより結束すると考えます。
    それだけに労働に対する報酬の支払いは正確。この点における信頼性は高く
    “金と血”の、金による結束を盤石なものにしています。
  • 直接的な戦いは得意とは言えず、それゆえに常に屈強な護衛に自分を護衛させています。
  • 自ら犬とよばれ、しかし利益と情報により人を走狗とする男。犬を飼う犬。
    ゆえに“大犬”の二つ名が付いたと言われます。
  • ※大犬:グロスフント(Gros Hund)

“古狸”ドラード

  • 人間/男性/70歳過ぎ
  • 一人称:儂/二人称:お前
  • コネクション:50/300/400
  • 属性:職人気質、実力主義、蒐集家、若手育成
    • 「まずは腕を磨け。御託はそれからだ」
    • 「むむむ、これは素晴らしい!後世に遺すべき逸品ぞい!」
  • 三幹部の2。盗みとスリ、盗掘、盗品の売買といった闇市部門を仕切る長。
  • 老齢ゆえに一線からは退いたものの、高い技術と深い知識は今もなお健在とされ、
    今は盗賊ギルド内のご意見番を務めながら、若手の育成に力を入れています。
  • 闇市場の最終責任者という立場にもあり、闇市場に被害を及ぼす事は彼の顔に泥を塗るのに等しく、
    “金または血”の贖いを要求される事となります。
  • 先代ギルドマスター。今は“大犬”にその座は譲りはしたものの、
    長い年月を掛け実績、実力により獲得し続けて来た尊敬は今もなお根強く、
    昔ながらの職人めいた盗賊、盗掘師、スリ師、等の者達からは師と崇められます。
  • 見た目は丸眼鏡を掛けた恰幅のいい白髪の男性。身長は低く筋肉質。髭のないドワーフの様。
  • 頑固一徹な職人気質。しかしギルドマスター引退後は多少丸くなったと言われ
    若者達の仕事を一歩引いた位置から見守り、支える様になりました。
    その分、老獪さ、狡猾さが増したため今は“古狸”の二つ名でよばれます。
  • 宝石類と貴金属、美術品の蒐集家という面もあり、彼の個人所有する宝物庫には、
    すさまじい量の金銀財宝が眠ると噂されます。
  • 少々仲の悪い“大犬”と“女狐”の間を取り持つ役目もしている様です。
  • ※古狸:アルトダクス(Alt Dachs)

“女狐”ロッサ

  • ナイトメア/女性/100歳以上
  • 一人称:私/二人称:貴方
  • コネクション:50/100/400
  • 属性:あらあらうふふ、おっぱい
    • 「あらあら、この街でおイタをされてはこまりますわ」
    • 「うふふ、一緒に夜の世界に堕ちましょうね」
  • 三幹部の3。主に貧民窟、歓楽街を取り仕切る部門の長になります。
  • 貧民窟の貧民、難民、孤児等に(汚れた)仕事を与え、利益を上げるほか
    酒場や娼館等に集まる噂を集め、情報部門に提供するのが主な役目になります。
    また、個人間トラブルの絶えない夜の街を統べる部門となるため、
    この部門に属する者は、直接的な暴力を振るう術に長けた者が多いとされます。
  • “女狐”とよばれるこの人物は、長い期間この席に在る赤い髪の謎めいた美女。
  • “古狸”に次ぐ古株にも関わらず、その容姿はまったく衰える事はなく、
    蠱惑的な笑みを湛える、あらあらうふふなお姉さん。
  • 容姿的に似ている事、共に街の古株な事、等によりアークフィリアとの関連性が疑われます。
  • 犯罪者達を統べる立場ながら情に厚く、よく困窮者に手を差し伸べます。
  • しかし彼女は慈善家とは違います。彼女により救われた者は、彼女の配下となり
    少なからず、裏の世界に足を踏み入れる結果になるのです。
  • また自分の気に入った少女を様々な手段により虜にし、様々な技術を仕込み、
    子飼いの密偵とする事を趣味としています。
    この密偵達は“狐の尾”とよばれ、街のあちこちに配されています。
  • 優し気に微笑む、しかし人を拐し堕とす妖女。ゆえに彼女は女狐とよばれます。
  • 人間味の無い“大犬”を、気味の悪い男と言い毛嫌いしています。
  • ※女狐:フラウフクス(Frau Fuchs)


灰色通り

  • ブランブルグ貧民窟の入口に存在する猥雑な歓楽街。
  • 貧民窟の人間が非合法に労働する、品の無い怪しげな店が多いものの、
    彼らを盗賊ギルドが管轄し、店の売り上げの一部をお上に納める事により
    暗黙の了解という形の営業許可、すなわちお目こぼしを得ています。
  • 酒場、飲食店、娼婦宿、露店、等の多様な店があるほか、シーン神、レバラール神の社も見られます。
  • 昼間は閑散とし、怠惰な空気が漂うものの、夕暮れからは徐々に賑わいを見せはじめ
    夜間は客引きの声や、下卑た雑談や、笑い声や怒声の飛び交う喧々囂々とした通りとなります。
  • 灰色通りと言う名は、白を基調とした市街と、黒い印象のある貧民窟の間に存在するため。安易。
    アダルト向けの店が多い事から、桃色通りとよぶ者もいます。


貧民窟の住民達

“恭順か死か”フラックス

  • ルーンフォーク/男性/古い
  • 一人称:俺/二人称:貴様
  • コネクション:10/200/300
    • 「覚悟して生きるか、俺に殺されるかだ」
  • ブランブルグに数名居る、蛮族の受け入れ口となる身元引受人の1人。
    大柄で体格の良い、壮年の風貌をしたルーンフォークになります。
  • 見た目には戦士に思えますが、操霊魔法の心得と賢者の技能を有します。
    過去、様々な理由により蛮族勢力を脱した蛮族を保護した経験を持ち
    今は人族の中に生きたいと願う蛮族を預かり、保護観察する役割を担います。
    尤も、保護観察と言うのは建前。実際には調教と言えるほどの厳しい教育が行われ
    不適格と判断された蛮族は殺害処分される事すらあります。
    その苛烈なまでの厳しい方針ゆえ、彼の名は街に轟き、結果的には
    「フラックスの下で苦労した蛮族なら、人族と認めてもいい」と言われる様になりました。
    事実、大人しく礼節の保たれた名誉人族を数名輩出しています。
  • そんなフラックス自身の性格は激情家。人情に厚い反面、怒に我を失い易い厄介な男。
    よく暴れる事もあり、自宅は散らかり放題。
    合同運営本部や冒険者ギルドとのコネが深く、たまに訳あり蛮族を任されます。
    判断基準は人族、またはブランブルグの安全・利益を最優先とします。

ダニエラ

  • ダークドワーフ/女性/60歳前後
  • コネクション:100/300/500
  • 属性:鍛冶師、名誉人族、言われたとおりの仕事ぶり
    • 「面白くないものしか作れませんが……それでもいいですか?」
  • 貧民窟の入口近くにある鍛冶屋の女主人です。
  • 桃色の髪に白い肌のダークドワーフ女性であり、普段から無表情で物静かな印象を与えます。
  • 蛮族領の奴隷出身で、複雑な経緯を経てブランブルグの一角に小さな工房を構えるに至りました。
  • イグニタイト加工の能力は高く技術は確かなものですが、奴隷時代の追憶から独創性が少なく、特段工夫もなく依頼品を依頼通りに仕上げます。
  • 今では名誉人族の地位を得ていますが、再び奴隷の身となることを極端に恐れています。
  • それ故、自分が作った武具で悪事が行われないようイグニタイト加工の依頼はある程度心を許した人のものしか受けようとはしません。

ブランブルグ郊外の主要な組織・施設・NPC

アークフィリア魔法学院

  • 冒険者の街ブランブルグの、冒険者優遇・育成政策の最たるものがこの施設。
    実戦的な魔術師を養育し、ブランブルグの冒険者とする事を目的に創立されました。
  • 一般的な魔術師ギルドに見られる徒弟制度を排し、専門家された学部毎に複数名の講師を配し
    講義による教育を行う、というアカデミック形式を採用しています。
  • ブランブルグの公費が投入されているため、入学料、受講料は恐ろしく安く
    更に生徒には寝泊まりの出来る学生寮と、食堂における食事の提供がされるため
    才覚の有る無しに関わらず、金銭的な理由で魔術を学ぶ事の出来なかった者がこぞって入学し
    日々、講師達の指導の下、魔法技術の研鑽に励んでいます。
    尤も、待遇だけが目当てで、魔法の方はサッパリという生徒も稀にいますが。
  • アークフィリア魔法学院にはクラス=階梯という等級分けの精度があります。
    この階梯が高くなるほど学院生活における待遇が良くなる、という
    上昇志向を煽るようなシステムも容易されており、この階梯を上げるためには
    名声・実力を共に高め学院側に認められねばなりません。
  • そのため生徒達は実力を付けるために、日常的に冒険に出ます。
    生徒は名目的には冒険者候補生になりますが、実際は、生徒兼冒険者となり
    入学直後より実戦を重ねていく事になるのです。
  • 一般市民の中に魔法を怖がる声がそこそこ多かったため
    アークフィリア魔法学院は貴宿街と貧民窟の間、ブランブルグの郊外に作られました。
    しかし、一般市民の声を考慮したというのは建前になります。
    実は学院の敷地がある場所には、ブランブルグの地下に拡がる巨大多層迷宮の入口が存在し
    この入口を監視するのも魔法学院の役割とされたのです。
    学院長が己の権限の拡大のため、進んで請け負ったという話も有りますが…
  • また、街はずれに作られた結果、学院の敷地は膨大なものとなり、拡張も可能となり
    それぞれの講師が必要性と趣味のために造らせた様々な設備が立ち並びます。

魔法学院の学部

  • アークフィリア魔法学院は、神聖魔法を除く魔法の教育機関となり
    魔法の系統毎に学部を設立された形になります。
  • 神聖魔法だけは学術とする事はあまりにも不遜なため
    神官の育成は通常通り、それぞれの神殿にまかされる形になります。
  • 生徒達は己の技能に合わせ、いずれかの、あるいは複数の学部に所属する事が出来ます。
    • 真言魔法学部:真語魔法の講義を行います。
    • 操霊魔法学部:操霊魔法の講義を行います。
    • 妖精魔法学部:妖精魔法の講義を行います。屋外講義が多くなります。
    • 魔動機術学部:魔動機術の講義を行います。マギテックギルドとライバル関係にあります。
    • 魔法戦士学部:近接戦闘と魔法の併用に関する技術を学べます。
    • 準魔法学部・賢者学科:冒険の役に立つ知識、地理、道具の知識、魔物の生態等を学べます。
    • 準魔法学部・軍師学科:少数戦における実戦的な鼓咆の運用を学べます。
    • 準魔法学部・錬金学科:賦術のほか、薬学等を学べます。

“学院長”アークフィリア

  • ナイトメア/女性/年齢不詳
  • 一人称:/二人称:
  • コネクション:200/600/800
  • 属性:野心家、合理主義者
    • 「無能は嫌いだから」
    • 「あなたは見込みがあるわ。死ぬ気でやりなさい」
  • 炎のような赤毛の豊満な肢体の女性ナイトメア。角は両側頭部から後ろ向きに生えています。
  • 一見冷徹な印象を受けますが、話してみると意外と気さくでお茶目なおば…お姉さん。
  • アークフィリア魔法学院の創始者にして初代学院長にして現学院長。
  • 学院の卒業生達を国の要職に就かせ、権力を手中に収めることを画策し、現状それは達成しつつある模様。
  • その人脈を活用し、学院、およびブランブルグの街の維持を担う重要人物の一人になります。

“黒い指の”オビディオ = オーモンド

  • ハイマン/男性/25歳
  • 一人称:「僕」/二人称:「君」
  • コネクション:100/200/400
    • 「マナは活きている。言葉は持たないがそこに意思があるのだ」
  • 幾年もマナを「捏ねてきた」と称する男性です。
  • 魔法学院に所属し、様々な研究を手がけるハイマンの付与術師です。
  • 古い記録や記憶から失われた技術を現代に蘇らせてきた魔法使いであり、天才とされています。
  • ブランブルグ随一の付与術師であり魔法の品の作成や魔法の付与を行っています。
  • オビディオの指はそこだけが墨のように黒ずんでおり、手首から下のハイマン特有の白い肌との異常なコントラストが目立ちます。
  • 彼の指の触覚は既に失われており、これは高濃度のマナに触れ続けた代償だとされます。
  • ただし、マナに対する感覚は非常に鋭敏となり、彼はその指で触れるだけで魔法の品の効果まで分かるようです。
  • 彼の技術は引く手数多のため、学院や街の公的な仕事に多くの時間が割かれています。
  • 彼に個人的に依頼をする者も数多といますが、その多くは断られることとなるでしょう。
  • また、彼の弟子たちは彼の技術を学ぶ途中で指を失うことも多いため、オビディオの後継者の育成は進んでません。

フォリエ・ラベル

  • 人間/女性/若い
  • 一人称「私」/二人称「あなたたち」
  • コネクション:10/20/40
  • 属性:学者、本の虫、眼鏡、白衣、方向音痴
    • 「こんなに寒いとは凍死する勢いでした!」
    • 「行けば何とかなるかなと。ちょっとなんともならなかったですねー!」
    • 「いつも本の虫ですからねー」
  • アークフィリア魔法学院所属の研究者です。
  • ローブ姿の眼鏡をかけた若い女性で髪の毛がちょっとぼさぼさです。
  • 普段は研究にこもりっきりで世間知らずのところがあり、また旅にも慣れていません。
  • 放っておくと何処かで仕入れたという怪しげな情報の元、身包み剥がれちゃうような宿や人身売買されちゃいそうな場所を利用しようとします。
  • 彼女は、魔力の巡回や流動を制御する技術に長けている珍しい技術を持った魔法使いで、都市管理の一環として様々な場所に出張することがあるようです。
  • ブランブルグの魔力の循環に濁りがあると考えており、それが球籠墓地の明かされぬ遺跡の影響ではないかと疑っています。

ライダーギルド:天賢の翼

  • ブランブルグ郊外、川に面した郊外に、半分森の中に埋もれるように高く聳える檻の群れを有する建物がライダーギルド。
  • 天賢の翼とよばれる、有翼の狼アーコルと呼ばれる旧き幻獣を模したものがギルドの紋章になります。
  • 騎獣達の鳴き声が四六時中響くそこはまるで動物園。実態もそのまま動植物園です。
  • ライダーギルドとは言いますが、騎獣のための施設はもちろんの事
    この地方の珍しい幻獣・動物・植物を集め飼育を試みる、研究施設に近い性質を有します。
  • 元々、交易路としてのブランブルグの立地上、騎獣の保守管理は欠かせない機能でした。 今でも必須と言えるギルドですが、当初は馬、幻獣、魔動機の適時投入が必要とされ
    騎獣の管理をする場所がなければ、交易路そのものが潰えた筈だとも言われます。
  • この危険な地でそれを一身に請け負っていたのが騎獣の売買から世話、メンテまでを行う
    今のギルドの前身となったライダーショップ・天賢の翼。
    そのライダーショップに騎手の会員制度を持たせたのがギルドの始まりになります。
  • 組合と言えるほど多数のライダーショップはブランブルグには無いため
    ほとんど独占的に騎獣を取り扱っています。
  • このライダーギルドが、今の檻の山の様な動植物園に変貌したのはほんの30年前の事。
    ギルド長が今のズーメシアに変わった事によります。
    このズーメシアは学者肌の人で、動植物の専門家でもあります。
  • 彼女は希少な生物から一般の生物まで、あらゆる生物をコレクションするのが
    目的に違いないと言われるほど、様々な幻獣・動物・植物を集めています。
    そんな彼女の研究は、これまでにはない生物の使途を見出すに至り、新しく騎獣となる種も飼育されています。
  • ライダーギルドは様々な危険な生物を多数抱えるほか、騎獣となる獣の巣や卵の調査や
    特定の生物の捕獲、保護等を必要としており、都度、冒険者に依頼が回されます。
  • ギルド自体はブランブルグ市街から少々離れた立地のため
    馬をはじめとする冒険者向け騎獣のための分舎がマギテックギルドに隣接する形で ブランブルクの畜生街に設置されています。

“動物園の主”ズーメシア

  • エルフ/女性/127歳
  • 一人称:/二人称:
  • コネクション:50/200/400
  • 属性:学者肌、ロリババア、白衣と眼鏡、三つ編み
    • 「ふん、歴としたふくよかなエルフだぞ。土人のようなドワーフと一緒にしないで貰いたい」
    • 「騎手というのは小柄であればあるほどよい。騎獣の負担にならないからな。──なんだ、その哀れみの目は!」
    • 「ふはは、……動物というのは時として野生に還る。そういうものだ」
  • ズーメシアは現在のライダーギルドの長です。
  • エルフの女性ですが、一見して子供かと見間違えるほどに小柄です。
    長い緋色の髪を太い三つ編みにし、眼鏡に白衣、時計、身に付けた装飾品は学者御用達のものですが
    見た目には子供が真似事をしている様にも思えます。
    ドワーフの女性と間違われる事も多く、彼女としては不本意。
  • ライダーギルドを動物園まがいの状態に変えた張本人であり
    また、騎獣をはじめとする生物を実験動物のように扱う節もあるため
    ギルド員の中には彼女への反感を抱く者も少なくありません。
    しかし、彼女の知識とライダーの腕、更に、彼女の相棒である大きな梟の姿をした幻獣を恐れ、正面切って反攻する者はほとんど居ません。
  • 見た目に反してアウトドア派であり、ギルド長自ら遠出や現地調査を行い
    ライダーの、生物の新しい可能性を探求する姿が見られます。

ドゥオヴォロー

  • 幻獣/ミミズク?/1302歳
  • 一人称:/二人称:
  • 属性:灰色の賢者、超えた梟、ククもどき、騎獣、TTR
    • 「ぶみー」
  • 巨大な梟に似た幻獣。ズーメシアの騎獣になります。
  • ズーメシアが言うには幻獣ククだそうですが、明らかにサイズが二回りほど違います。
  • 学者の間ではククのような何か、と言うのが主流の見解です。
  • 灰色の羽毛に覆われた全長5mにも及ぶそのまるまるとした脂肪の塊という体格。
    翼は退化したかの様。しかし、重力を無視する様に空を飛びます。
  • 何か厳かに喋ってる雰囲気はあるのですが、発声器官に脂肪が詰まっているのか
    「ぶよぶよ」「ぶみー」と鳴いてるように聞こえます。
    知能は高く様々なことを予見しているようですが、そもそもの会話が困難です。ぶみー。
  • どんぐりが大好物になります。

“軟骨博士”ティマフェイ・フェイギン

  • 人間/男性/41歳/
  • 一人称:僕/二人称:君
  • 属性:軟骨料理人、長身、ボーン・コレクター
  • コネクション:10/50/100(軟骨の徒)
    • 「とりあえず、落ち着こう」
    • 「このコリコリした食感が堪らないんだよね」
    • 「見てくれ、この形状の股関節で練り込まれたのなら、素晴らしい軟骨に違いない」
  • 2mに届く長身、しかし細身の男性。短く切り揃えた髪も、瞳も藍色をしています。
  • 物事に動じない性格をしており、よく言えば冷静、悪く言えばマイペース。
  • ライダーギルドの職員で、幻獣や動物、植物のことを調査し、本にまとめる仕事をしています。
    「とりあえず」を多用する癖が有り、それは著書にも頻出し、読み難い文章を書くのが致命的。
  • 食べ物は動物の軟骨が好み。特に焼いた軟骨、揚げた軟骨を好みます。
    昂じて軟骨について高い知識を持ち、生物の骨格について語らせると気持ち悪い本性を露わにします
    軟骨に掛け右に出る者はいません。出ようとする者もいませんが…


赤錆墓地

  • 共同墓地として作られた施設。郊外の森を切り開いて作られた庭園になります。
  • 設計者により深星庭園と名付けられましたが、現在は赤錆墓地とよばれます。
  • 生まれ、信仰、貧富、縁の有無に拠らず、この墓地では、ほかに墓を用意出来なかった
    ブランブルグの死せる住民のすべてを受け入れます。
    しかし、あまりの死体の数に当初の霊園の許容量はまたたく間に超え
    今現在は墓と墓の合間を埋める様に墓が造られる状況に陥り、庭園としての趣は失われています。
  • 多種多様な形の石碑、木簡、それらの墓標は所狭しと並べられ密集しています。
    そのため、墓標の下に眠る者に縁のない人間が、特定の墓を見付けようとするならば
    相当の労力と時間を要する事になります。
  • ここに埋葬されるのは駆け出し冒険者をはじめ、棺桶すら買う事の出来ない貧しい層の者が多いため
    遺品になる剣などを墓標代わりに刺される事も少なくなく、野晒しにされたそれらの武器が赤く錆びる事から
    ここは次第に赤錆墓地とよばれる様になりました。
    しかし刺したばかりの武器はまだ新しく、僅かな埋葬品と共に盗まれる事もあるほか
    墓地探検に来た子供が怪我をする事もあり、この剣の墓標という風潮を問題する声もあります。
  • 赤錆墓地の管理は杜撰の一言。貧しい者の墓場のため、しっかり管理する予算はなく
    結果、初期に切り開かれた場所は再び成長する森に飲み込まれつつあります。
    どういうわけか森に再浸食された場所には穢れが溜まり易いらしく
    そこから発生したと思しきアンデッドモンスターが何度も確認されるに至り
    ブランブルグを取り巻く新たな脅威として認識されています。


珠籠墓地

  • 共同墓地として作られた墓地の1つは地下墓地、すなわちカタコンベ。
  • 巨大多層遺跡の一部たる魔動機文明時代の遺跡を再利用した墓地になりますが
    元々、魔動機文明時代の火葬施設を有する大霊廟だったとされます。
    その火葬施設を含めた遺跡の機能を部分的に復旧し、修繕を繰り返しながら運用しています。
  • 火葬された遺体は旧霊廟の区画に、宗教・種族等により適当に分けられ納骨されます。
  • 魔導器文明時代の施設ゆえ制限なのか、利用にはマギスフィアが消費されます。
    そのため、2000ガメル程度の埋葬費用が設定されています。
    この遺骨と共に納められるマギスフィアの存在ゆえ、珠籠墓地とよばれます。
  • 割合高価な埋葬費用が取られるため、比較的富裕な層の市民が利用します。
    また、高い費用を取る分だけ、管理のそれなりに行き届いた墓地だとも言えます。
  • しかし、珠籠墓地は古い埋葬施設の一部。旧文明時代の大霊廟のごく一部に過ぎず
    今利用中の施設の奥には、古い遺体の眠る霊廟がまだまだ続くとされます。
    古い霊廟への一般の立ち入りは現在禁止されており、深層を把握する者はごく僅かになります。
  • 遺跡が魔動機文明時代のものな事、特定の宗教を優遇しない事、を念頭に置き
    この墓地の管理は警護能力のあるルーンフォークの少女達の主導により行われています。
    墓地管理のために新たにジェネレータから造られたルーンフォークも多く
    彼女達のほとんどは外の世界を知らないまま、その生を終えます。
  • 墓地の名称から、一部の者は彼女達ルーンフォークが魂を食べるのだと噂されますが
    当然ながら、そのような行為を裏付けるものはありません。
  • 冒険者には、古い霊廟に絡んだ依頼が彼女達から齎される事も有るかもしれません。

“最奥の珠籠守”エルシア

  • ルーンフォーク/女性型/外見17歳程度
  • 一人称:/二人称:
  • コネクション:400/2000/4000
  • 属性:物静か、無口、姉
  • 名前色:
    • 「この先は立ち入りを禁じられています」
    • 「ここはかつての記憶を懐かしむ場所。騒々しいことはお止めください」
  • 珠籠墓地を管理する者は例外なくルーンフォークの少女。
    その全員がエルから始まる名を与えられます。
  • このエルはジェネレータの番号の頭文字を取って名付けられているとも言われますが
    真偽のほどは定かではありません。
    彼女達はブランブルグ市民には珠籠守、または珠籠の巫女とよばれます。
    この珠籠守達を取り纏める存在、珠籠守の長がエルシアになります。
    エルシアは珠籠守の長の三代目にあたりますが、近々、四代目への継承が行われると言われます。
  • 長い黒髪に灰色瞳のルーンフォークの女性。
    年の頃は17歳程度に見えますが、保証された稼働年月にあと数年で到達します。
  • 口数は少なく最低限の事しか口にしませんが、常に落ち着いたその物腰は
    周囲の者達へ安心感を与えるようです。
  • エルシアは、霊廟の最奥(ブランブルグの人々を埋葬した部分の最奥)を管理しており
    滅多に地上へと出ることはありません。
  • 霊廟の最奥の先にはエルシアと側近の者しか入る事は許されていません。
    その管理の厳しさからか、旧文明の霊廟には魂のある存在は入れないのだとも噂されます。
  • 旧文明の霊廟には、貴重な魔動機がそのまま存在するとも噂され
    情報の開示と研究のための調査許可を魔法学院から強く要請されています。
  • エルシアが地上に姿を表さないのは、学院との対立を回避するためでもあるとされます。

“渇き鬼”エルシリア

  • ルーンフォーク/女性型/外見13歳程度
  • 一人称:/二人称:
  • コネクション:50/300/400
  • 属性:旧型ルーンフォーク、ドS
  • 名前色:
    • 「動かなくなったのはソレですか?腐り始めてますから、そこの箱に入れてください」
    • 「もう魂は入ってないですから、揺らすと下から漏れます。汚さないでください」
    • 「涙で濡らさないでください。ソレ、今から燃やすのですから、湿気られると困ります」
    • 「ここは文句を言う場所ではありません。予定が詰まってますから、あとで墓標に向かって言ってください」
  • 金髪碧眼の小柄なルーンフォークの少女。珠籠墓地の管理巫女の1人になります。
    火葬場での受付を担当しており、魔動機術を駆使しながらテキパキと仕事をこなします。
  • 死んだ者をまるで燃えるゴミや廃棄品かのように扱い、その口の悪さから訪れた人々から不評を買っています。
    物事を予定通りに運ぶことに拘り、それ以外の事には興味を示しません。
    人間らしさの欠片もない性格ながら表情表現は豊かであり、冬の天気のようにころころと変わります。
  • 泣き喚く様な無暗な騒音に舌打ちし、腐った遺体には汚物を見る目を送り、予定を邪魔されれば不機嫌になります。
  • 泣く者に怒りを芽生えさせ、涙を止める事から“渇き鬼”の二つ名でよばれます。



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Last-modified: 2019-11-04 (月) 11:12:36 (8d)