騎士道、信仰、欲望

目次

【神聖レーヴェヒト王国】

概要

 ランドール地方の最南東、ラ・ルージュ王国から海を挟んで向かいに離れた僻地にその国は存在する。
 大破局を生き残った町が寄り集まって生まれた新興国家の内の一つ。
 建国王アウレリアヌスから受け継ぎし精強な騎士団と鉱山から取れる豊富な魔晶石と鉄、
 そして強固なティダン信仰からなる軍事国家である。
 しかし統治は大貴族たちが支配する封建制で成り立ち、農民は貴族によって土地に縛り付けられている。

基本情報

公用語:ランドール地方語、交易共通語、ドワーフ語

首都:クーロンヌ
政府

  • 国王:"女王"テオドラ(人間、故人)
  • 公爵:"献身公"ルイ・セシヨン・ド・リヨネース(人間)
  • 公爵:"魔女の祝福を得しもの"エミリア・ミュール(人間)
  • 公爵:"灰色山脈の監視者"ロベール・マルティル(ドワーフ)
  • 公爵:"海護公"アルベリック・ド・ボルドロー(人間)
  • 公爵:"幼君主"パトリス・マヌエル・ド・バストンヌ(人間)
  • カルカソンヌ教会長:フェイ・エンチャントレス(人間?)

面積総計:32000km2(日本の関東地方に相当)
人口総計:120万人
建国:クーロンヌ共和国(魔動機文明時代建国)→都市国家連合(大破局時建国)→神聖レーヴェヒト王国(290年前)
通貨:ガメル
人口構成:人口比は人間5割、ドワーフ3割、ルーンフォーク1割

歴史

  • 大破局前:レーヴェヒト王国があった地帯には一つの巨大な帝国が存在していた、その中にレーヴェヒト王国の前身になるクーロンヌ共和国が存在していた。
  • 大破局時:蛮族の大規模な侵攻により7つの都市国家を残して人族の勢力は全滅、残った都市国家が連合し、都市国家連合を作成した。
  • 大破局後:大破局の際の気候変動により寒冷化、作物が育たなくなり餓死者が続出する中、内乱が発生、人族同士による凄惨な殺し合いが発生する。
  • 建国  :国父アウレリアヌスが登場、ティダンに対する信仰の元で内乱を納め、神聖レーヴェヒト王国が建国される。
  • 内乱  :50年前に再度の内乱が発生、公爵領の内の1つが吸血鬼の領土と化す。 女王テオドラが内乱を納める。
  • 現在  :女王テオドラの元で安定した治世となり、国力が盛り返しつつある一方で問題も多い。

地理

 神聖レーヴェヒト王国は都市と工場が多く並ぶ沿岸部、平野が広がる平野部と鉱山が多く存在する内陸部に分かれる

  • 沿岸部 人口の多くが居住しており、漁業と内陸部から運ばれてくる鉄を加工する工業が盛んである。
  • 平野部 農業が盛んだが、寒冷な痩せた土地のため、小麦の栽培には向かず、ジャガイモと並行して栽培される。
  • 内陸部 ドワーフが多く住み、鉄鉱石や魔晶石が多く産出される。
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ウディタ画像・音声素材データ集より作成

【レーヴェヒト王領】

 レーヴェヒト王国随一の都市であるクーロンヌを擁する王国領は人口も最も多く  そして最もティダン信仰が盛んであり、国一番のティダン教会とシーン教会が存在する。
 またドワーフの傭砲兵団を握っており、実質的な軍事力は最も強い。
 年に数回公爵達はクーロンヌに集い、国全体の議題を話し合う。

【リヨネース公爵領】

 国父アウレリアヌス生誕の地。そして騎士道の根拠地。
 騎士たちは遍歴を始めるにあたってリヨネースの誓約聖堂に赴き、誓いを立てる。
 公爵領は一面の平野に川が流れ、最も多くの麦が取れるとされる。
 その一方で不死者の領地に接しており、戦いへの備えが常に強いられている

 領地は広大な草原と畑が広がっている。
 公国領を横断するセーヌ川を挟むようにリヨネ―ス街が立ち並んでいる。
 街の中央には大きな石橋が掛けられており石橋の下を船が通行している。
 川岸には穀物を輸送するための港湾が整えられている。
 リヨネース城は灰色の石で出来た強固な要塞であり、過去何度も侵攻をはじき返している。

【ボルドロー公爵領】

 葡萄畑とワイン、そして商業の公爵領
 海運を通じて様々な輸入品、嗜好品が入ってきており
 王国で数少ない大規模な歓楽街を持つことで有名。

 白い漆喰で出来た豪奢な城と、パステルカラーの漆喰で出来た色とりどりの港町が特徴的である。
 港から降りた人々はまず複雑に入り組んだ桟橋が出迎える。
 市場も他国と比較して賑わっておりブランブルグの特産品である干した鶏肉や、冒険者が発掘したアイテムも輸入されている。

【パラヴォン公爵領】

 灰色山脈の高峰とアセル・ローレンの森に囲まれた秘境に存在する公爵領
 ペガサスやグリフォン、そしてデミグリフの生産地
 ドワーフの里も多く、騎士たちが手にする武具の多くはここで生産される

 パラヴォンの城下町は山肌に沿うように家々が並び、山に張り付くように聳え立つ城は遠くから見ると壮観である
 鍛冶場町のあちこちの煙突から炭を燃やす黒い煙が上がっているため特に目立つ。
 周囲の山肌に植物は少なく、木々はほとんどない。
 町から少し離れると一面が森林で覆われ、そこから点々と見えるのは農場か、牧場であった。

【アルトワ公爵領】

 レーヴェヒト王国の北西部に存在する森深き公爵領。
 人口は比較的に少なめで林業と石炭業を営む小さき公爵領
 魔女の伝承が伝わっており、毎年秋になると祭が開かれる。
 妖精が多く存在しており、妖精使いも多い。

【バストンヌ公爵領】

 レーヴェヒト王国の中で最も古い歴史を持つ都を持ち、領内に多数の遺跡群を持つ
 そのため魔法の研究が最も盛んである。
 一方で魔域が発生しやすく、魔神に唆され外道に落ちる人が多いとも言われており、
 カルカソンヌ教会から派遣された神官の人間によって厳重に監視されている。

 バストンヌは王国の中では珍しい赤~茶色のレンガ造りの建物が多い。
 これはバストンヌ周辺の土がレンガを作るのに向いているのもあるが、
 魔法文明時代、魔動機文明時代をえて積み上がった多数の遺跡を解体して得たレンガで作られた建物も多い事も理由である。
 このためバストンヌは色とりどり、年代も違うレンガの建物が混ざる街並みになっている。
 このためブランブルグと比べるとよく言えば古風、悪く言えば古臭く、小汚い印象を受ける。
 また町のあちこちに未探索の遺跡が放置されており、遺跡と町の境界が曖昧になっている。
 サツマイモと芋焼酎が特産品。

【灰色山脈】

 レーヴェヒト王国の北から北東~東にかけて長く走る山脈 
 事実上の国境となっており、山脈の向こう側は蛮族の住む化外の地とされる。
 ペガサス、グリフォン、デミグリフなど数多くの幻獣がここに住まう。

【妖精島】

 フェイ・エンチャントレスが居住している島
 自然豊かで妖精が数多く存在し、一説には妖精境とも繋がっているとされる。
 フェイに選ばれた人間以外の立ち入りは禁止されている。

 妖精島は名前の通り自然豊かで霧に覆われた神秘的な島である。
 島までは石造りの橋が掛かっており、現実で言うとこのモンサンミッシェルのような様相を呈している。
 島の森の頂上にはカルカソンヌ教会の総本山の聖堂、白磁の尖塔がある。

政治

 王政を敷いているが実情は5人の公爵と女王テオドラによる合議制によって成り立っている。
 各貴族が所有する領土の統治権を握っており、首都とその周辺までしか女王による統治権が及んでいない。
 王はレーヴェヒト王家中で"継承の儀"を完遂させた者から世襲制で選出させる。


身分階級 

 厳格な身分制度が引かれており、貴族と平民、そして奴隷階級からなる。

  • 貴族:統治者や官僚、騎士、聖職者が雑多に集まった貴族は国の防衛のための兵力となる事が義務である代わりに税金などが免除される特権が存在する。
  • 平民:一方でそれ以外の平民からは重税が敷かれている代わりに戦う事を求められない。平民の中で勇気あるものは数少ない自由民である冒険者になるものが多い。
  • 奴隷:犯罪者や多くのルーンフォークがこの身分に落とされ、貴族(と一部の平民)に所有され、田畑や鉱山での労働に従事させられる。

【騎士】

 レーヴェヒト王国では騎士であることが神聖視されている。
 騎士は各公爵(の代理人)から叙任を受けて初めてなる事が出来る。
 支配者層の一員であり、平時は民を導き、戦時は騎馬に跨り戦場で出来を粉砕するのだ。
 彼等は騎士道という独特の美徳を共有している。
 契約している王侯への忠誠、貴人への献身、民への慈愛の平時の美徳と  そして一番に蛮族、アンデッド、魔神の三大悪の撃滅を合わせて騎士道とする事が多い。
 しかしそう言った美徳が広まっているのにもかかわらず騎士には善良な人間から騎士とは思えぬ邪悪な人間までさまざまな人物がいる。
 

【聖職者】

 騎士ではない貴族のほとんどは聖職者か役人である。
 聖職者階級は主に司法権を握っており
 神記時代に記されたとされる聖典の内容を基に現代の事情とすり合わせてレーヴェヒト王国の法律を作り
 各地の神殿が裁判を行う事で執行される。
 加えて魔法が深くかかわる事件の対処も行っており、穢れに汚染された土地の浄化や、
 アーティファクトの管理も神殿が行う。
 各神殿は神殿騎士団と救護団を所有しており、戦時には騎士たちに混ざって戦う。

【役人】

 役人は平民でもなれる貴族階級で、行政を担っている。
 国家の維持と安寧の為に日々奔走しているが、徴税権を担っているため、
 不正に蓄財する者も中には存在する。
 彼らは貴族階級であるため戦時には戦う事を求められる。
 役人は戦う代わりに資金の提供を行う事で貢献する義務がある。

【農民】

 貴族階級以外の人間の多くは平民に属する。
 商人、技術者、農民で主に構成されており、納税の義務がある代わりに戦う事を求められない。
 特に農民は生まれ育った土地から出る事を禁じられており、
 農作物の内の何割かを現物で納税する。
 多くの農民の生活は貧しく、一発逆転を求めて冒険者に身を投じる者もいる。

【商人・技術者】

 商人と技術者は農民と違い移動の自由が認められている。
 彼らは売り上げの内の何割かを公爵に収める。
 腕の良い技術者や貴重な品を取り寄せる商人は貴族によって囲われており、中には貴族と遜色ない暮らしをしている者もいる。
 

【奴隷】

 奴隷階級は文字通り貴族(と一部の平民)によって買われた人間である。
 犯罪者や多くのルーンフォークがこの身分に落とされ、田畑や鉱山での労働に従事させられる。
 過酷な労働に従事されることもあり、彼らの平均寿命は短い

【冒険者】

 レーヴェヒト王国での冒険者の地位は低い
 何故なら蛮族、アンデッド、魔神などの主だった脅威はすべて騎士が排除してしまい、
 冒険者に退治の仕事が回ることなどないからだ、しかしそれでも冒険者が行う仕事はある。
 まず、遺跡など騎士が馬と共に入り込めない場所の探索。
 高価なお宝が眠っている可能性があり、一攫千金も狙えることからこの仕事は人気が高い。
 次に貴族が受けたがらない不名誉な汚れ仕事、例えばごみ掃除や戦に置いてのかく乱役、土木工事など
 最後に不正物品の取り扱いや犯罪行為、スパイなど、盗賊ギルドと癒着した裏の仕事だ。
 そのためレーヴェヒト王国の冒険者はやくざ者、ギャングと見なされる傾向が強い。

産業

 鉄鋼業とそれらを輸出する事によって成り立っている。
 それらで得た金の多くは軍事費や貴族たちの生活のために使われる。
 食料自給率は低く、食糧を外国から輸入せざる得ない事から対外的には貧しい国とされる。
 インフラ、特に鉄道の普及は進んでおらず、馬車での移動が主である。

軍事

 各公爵が配下の貴族たちから結集する騎士団が10組と
 太陽神神殿の神官戦士で構成される神殿騎士団が3組
 国王配下の近衛騎士団が存在する。
 良質な鋼鉄で出来た鎧で身を固めた騎兵は精強さで有名である。
 一方で騎士団ごとの横の統制は取れておらず、各貴族の思惑に左右されやすい。

 その他にもドワーフを中心に構成された魔動機砲兵や
 平野部の平民で構成される軽騎兵、冒険者などが傭兵として雇われる。
 緊急時や駐屯兵力には農民の徴収兵が良く使われるが、彼らに戦力としての期待はされていない

各勢力と人物

【レーヴェヒト王家】

 100年前に端を発する内乱が起き、王族は女王テオドラを除き全滅している。
 そのため王族は全て女王テオドラの子孫であり、
 ほぼ全員が白金色の髪の毛を持つという特徴を持つ。

・女王テオドラ 60歳 女性 人間
 神聖レーヴェヒト王国15代目の女王
 過去に強大なアンデッドの大群を近衛騎士団と共に退けた功績を持つ
 魔法は使えないが剣の達人であり、愛騎のグリフォンとティダン神の加護を受けた輝くランスと共に今もなお戦場を駆ける。
 白金色の髪は加齢によって白髪になっているが未だ覇気は衰えていない。
 ゾエの巡礼にて“何者か”の精神支配から抜け出し死亡

・故ヨハネス王夫 享年55歳 男性
 女王テオドラの夫、個人

・故第一王子ベルサリオス・ファム・レーヴェヒト 人間 享年39歳 男性
 神官の王子にして穏健派で民の暮らしを優先するべきだという考えを主張する。
 カルカソンヌ教会の元で育てられる。
 リヨネース、ボルドロー公爵の支持を得ている。
 柔和な印象を与える、ライフォスの神官。
 ユイヅキにて息子の呪いを引き受け死亡

・第一王子妃 セシール・ファム・レーヴェヒト 人間 35歳 女性
 ベルサリオスの妻にして第一王子妃
 元は大商人の娘、勝気で怪力で有名。

・第二孫王子コンスタンティン・ファム・レーヴェヒト 人間 15歳 男性(PC)
 ベルサリオス王子の息子~   カルカソンヌ教会の元で育てられていたが、何者かに崖から突き落とされ死亡したとされる。
 最近生存が確認され、ボルドロー公の元で保護されている。

・第二王子テオドシウス・エクス・レーヴェヒト 人間 37歳 男性
 騎士の王子、強硬派で赤の公爵やアセル・ローレンの森との戦争を終結させるべきだとの考えを主張する。
 パラヴォン、アルトワ、バストンヌ公爵の支持を得ている。

・第二王子妃エーファ・エクス・レーヴェヒト 人間 38歳 女性
 テオドシウス王子の妻にして第二王子妃
 ティダン神殿の枢機卿の娘

・第一孫王女テオドラ・エクス・レーヴェヒト 人間 19歳 女性(PC)
 テオドシウス王子の娘だが、村娘に産ませた庶子である。
 そのため継承権を持たない。
 騎士を率いる身になる事を期待され銀鎚騎士団に預けられて育てられていたが、
 愛想をつかされて国外に出奔してしまった。
 所在地は不明。

・第一孫王子ヘラクレイオス・エクス・レーヴェヒト 人間 15歳 男性
 顔見知り:200点 友人:400点 貴重な友人:600点
 テオドシウス王子の息子
 嫡子では彼以外に継承権も違いないため必然的に次々世代は彼が王になると予測されている。
 バストンヌ公爵の元で育てられており、バストンヌ公爵とは友達の間柄である。
 快活な少年だが責任感に押しつぶされそうになっている。

・第三王子以降
 諸子扱いされている。

・"深月の魔女"ゾエ・シン・レーヴェヒト 人間 33歳 女性
 顔見知り:100点 友人:200点 貴重な友人:300点
 第一王女にして女王テオドラの五番目の子供
 シーン神官であると同時に占いで未来を見る魔女でもある。
 実質的な権力を持たず、各地を放浪している。
 喪服を身に纏っており、黒く薄いヴェールの奥から白金色の髪が覗かせる。
 娘が3人いる。
 あまりに奔放な動きっぷりから王族の厄介者だが、不思議と占いは当たるため、
 彼女の言動に気を付けるものも多い。

・アラネア・シン・レーヴェヒト 人間 16歳 女性
 "深月の魔女"ゾエ・シン・レーヴェヒトの娘
 若輩の身なれど一人でトロールを捻りつぶす怪力の持ち主。

・"抹消された王子"アルカディアス ナイトメア 30歳 男性
 存在そのものが抹消された王子。
 彼の記録はあまり多くが残されていない。
 事実と言えるのは生まれて直ぐに島流しにされた事。
 そして彼が王家を恨んでいる事である。

【王家家系図】

・レーヴェヒト王家

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【リヨネース公爵領】

・"献身公"ルイ・セシヨン・ド・リヨネース 人間 54歳 男性
 40年間騎士たちを率い最前線で不死者の軍勢を相手にしてきた大ベテラン
 伝説の馬を駆り、太陽光を象った兜を被り重厚なランスで敵を打ち砕く騎士の模範足る人物
 平民に慈愛を持って統治を、騎士たちには威厳を持って統制を行う。
 規律こそが敵に立ち向かう大きな力だと思っており、自由人を嫌う。
 清貧こそが民と騎士を統制する道と考えており、金に汚い商人を嫌う節すらある。

【ボルドロー公爵領】

・"海護公"アルベリック・ド・ボルドロー 人間 36歳 男性
 顔見知り:200点 友人:400点 貴重な友人:600点
 海の神としてルーフェリアという神を崇める守護騎士
 戦場では三又の矛を手にペガサスを駆る。
 騎士にしてはとても軽いフランクな男であることで有名

・"碧槍の姫騎士"シャルロット・ド・ボルドロー 人間 18歳 女性
 顔見知り:100点 友人:200点 貴重な友人:300点
 アルベリックの末の妹
 勝気な野心家でボルドロー家の繁栄を願う女性。
 コンスタンティン・ファム・レーヴェヒトの婚約者  碧槍騎士団の指揮権を持つ

【パラヴォン公爵領】

・"灰色山脈の監視者"ロベール・マルティル ドワーフ 120歳 男性
 レーヴェヒト王国では珍しい異種族の公爵
 愛騎であるグリフォンと共に散歩している姿がよくみられる。
 無類の酒好きで酔っぱらったら手が付けられなくなる悪癖がある。

【アルトワ公爵領】

・"魔女の祝福を得しもの"エミリア・ミュール 人間 40歳 女性
 アルトワの女公爵。
 魔女に祝福を受けたとされる女騎士、正面からの戦いで男に負けた事はない。
 気の強い性格、女にしか乗れぬ騎獣とされるユニコーンに跨る。

【バストンヌ公爵領】

・"幼君主" パトリス・マヌエル・ド・バストンヌ 人間 12歳 男性
 顔見知り:200点 友人:400点 貴重な友人:600点
 前君主の幼子にして現バストンヌ公爵
 後見人である叔父がついているが、傀儡にされているとも言われている。
 彼自身は騎士道よりも魔術の方に関心を向けており、公爵の今後が危ぶまれている

【カルカソンヌ教会】

 レーヴェヒト王国のライフォス神殿を取りまとめる教会群
 王領のカルカソンヌの地に総本山があり、各地に支部が置かれている。
 独自に軍勢や影響力のある神官を各地に派遣しており
 王家や公爵とは別個の権力機関となっている。
 王国全体の憂いを取り除く事を目標としており、平民の味方でもある。
 コンスタンティン孫王子の死亡事件以降王家からの信頼を失っている。

・フェイ・エンチャントレス 人間? ???歳 女性
 ライフォス神からの祝福を受けた者として長年カルカソンヌ教会を取りまとめている
 大破局時から生きていたとされるが一向に老いる気配もなく、ナイトメアやエルフでもないとされている。

海外勢力

【赤の公爵】

 ヴァンパイアルージュと呼ばれるノスフェラトゥの公爵
 レーヴェヒト王国全土、特にリヨネースにたびたび侵攻している。
 元は人間の公爵で騎士団を率いていたが、裏切られ、絶望し騎士団ごと吸血鬼になったとされる。
 領土はリヨネースの北に存在し、鬱蒼とした森の中に吸血鬼の眷属に支配された人間がひっそりと暮らしている。  彼等は生産し、血を搾り取られるためだけの奴隷である。

【アセル・ローレンの森】

 神聖レーヴェヒト王国の隣に存在する森に住まうエルフたちの国家
 時に敵対しており何度か戦争を行っては停戦を繰り返している。
 現在また関係がこじれ始めており、いつ戦争になってもおかしくないとされる。
 外周の集落はパラヴォン公爵領の騎士の山狩りの被害に遭っては反撃で王国の村落を攻撃する事を繰り返している

 森は魔法文明時代の昔から存在していたとされ、数々の古い木々が生えており
 森全体が意志を持っているとされる。
 森には飛びぬけて大きい木々があり、それを中心にエルフやメリア、リカントが集ってグレイドと呼ぶ集落を作っている。
 実態は排他的であり、他の人族はおろか、他の集落の者とも交流が薄い

 そしてアセルローレンの森には人族と何ら変わらない、あるいはそれ以上の知性を持つ“リビングツリー”が数多く生息している。
 古く、巨大な彼らは森の人族と協調し時には共に戦っている。
 森の中でもっとも古く、最も大きい”生きている大樹”が太古のオーク樹である

用語

【馬上槍試合】

毎年クーロンヌで開かれる騎士としての技を競う大会
どんな身分にも開放されており、平民がよい成績を残すと騎士に取り立てられる事から
この大会を目指して修練を積むものが後を絶たない
ルールは単純で、20mの距離で騎獣に乗って向き合った状態から戦い、先に落馬した者が負けである。

【ダムセル】

フェイ・エンチャントレスに幼い時から見いだされ、妖精島で育てられた少女たちの事を差す。
大人になった彼女たちはフェイに忠誠を誓い、レーヴェヒト王国にてフェイの代理人として騎士たちを指導する。
皆高位の妖精魔法を行使でき、戦場に赴く際は強力な魔法で支援を行う。

【スクワイア/従士】

貴族に使える従者、騎士階級の子弟がなり、まれに腕っぷしのある平民が取り立てられる。
従士から騎士になれる人間は少なく、狭き門となっている。

【レーヴェヒト王国の内戦】

レーヴェヒト王国は内戦の多い土地である。
戦える事がアイデンティティの貴族は強さを競い、決闘を行う。
それの延長として争い事を納めるために小規模な内戦を良く行う
それは儀礼的な戦争で騎士たちは力尽きると捕えられ、身代金を払って開放されるのが習わしである。
だが従士や一般兵は容赦なく死ぬ、払う金も、力もないからだ。

しかし過去に二度起きた大規模な内戦ではそのような習わしも無視され、凄惨な殺し合いが発生した事がある。

【孫王子の帰還】

第二孫王子コンスタンティン・ファム・レーヴェヒトが王国に帰還し、ボルドロー公爵が保護したニュースは王国中に走った。
第二王子テオドシウスは身柄の引き渡しを要請しているがボルドロー公爵は要請に応じず、対立が深まっている
一説では双方が戦力の拡充を図りつつあるという。

【どっちつかずのリカント族】

人口統計上では1割にも満たないとされているリカント族だが実情は多くの数のリカント族を国内で見かける。
これは人口統計に含まれない隠れ里出身のリカント族がいる事、国外から持ち込まれた奴隷階級、および解放奴隷の出身が多い事が挙げられる
リカント族は様々な所にいる。
あるものは貴族階級の奴隷として扱われ、武力や労働力として扱われている者。
あるものは騎士となり自身の領地を持つもの、
あるものは農民に混ざり畑を耕していたり、あるものはアセル・ローレンの森で隠れ住んでいる。

騎士団

【近衛騎士団】

・燃える太陽騎士団
騎士団長:テオドシウス・エクス・レーヴェヒト
女王直轄の近衛騎士団の双璧を成し謁見の間や式典では女王の右側の席に陣取る
鈍い輝きを放つ黒色の甲冑に太陽のような輝きを放ちながら燃えるランスが特徴的
公明正大で名誉を重んじる性格を持つ

・導きの月光騎士団
騎士団長:ルードヴィッヒ・オイゲンバッハ
女王直轄の近衛騎士団の双璧を成し謁見の間や式典では女王の左側の席に陣取る
黒衣を纏い鈍く青白く光る長剣を帯剣しており徒歩で戦う。
女王の命令を確実に遂行する冷酷さを持つ

【リヨネースの騎士団】

・聖アウレリアヌス騎士団
騎士団長:ルイ・セシヨン・ド・リヨネース
国父アウレリアヌスの名を冠するリヨネース公領を代表する騎士団。
白馬に跨り、穢れを払うべく聖別された武具は淡く白く輝く。
吸血鬼の軍団と何度も戦ってきたこともあり騎士たちの練度は非常に高い。

【ボルドローの騎士団】

・碧槍騎士団
騎士団長:シャルロット・ド・ボルドロー
貴族たちの若き子弟を集めて作られた新興の騎士団。 騎士団の象徴たる青い槍の先端には海神ルーフェリアを表す三つ又の鉾が備え付けられている。
騎士たちは新しい物好きの傾向があり、魔導機術を学ぶもの、ガンを扱うものが少数存在する。

・海護騎士団
騎士団長:アルべリック・ド・ボルドロー
ボルドローを代表する騎士団
空を飛ぶペガサスに跨り空中からの強襲を得意とする他、
奥の手として魔導機雷の投下能力を持つ。
海から押し寄せる脅威に対処すべく日々警戒を続けている。

【パラヴォンの騎士団】

・超獣騎士団
騎士団長:不明
デミグリフ、グリフォン、ペガサス、ダヴレスなど多種多様の動物、幻獣を扱う

・鋼鉄騎士団 騎士団長:不明
ドワーフ族で構成された騎士団だが、他の騎士団とは一線を課し
彼らは徒歩で戦場に立ち、戦斧と魔動機術を駆使した火炎放射器で戦う。

【アルトワの騎士団】

・夜猟騎士団
騎士団長:“奈落帰りの”ヨエル
猟師上がりの彼らは彼らは罠や遠隔武器を使用する事を卑怯とは思わない。
彼らはバイクに跨り金属製の鎧とランスをはなく革鎧と細身の騎乗槍を用いる
加えてほぼ全員が弓、ないしはクロスボウを扱うことが出来る。
彼らは正面からの衝突を行わず、騎射や迂回を得意とする。

【バストンヌの騎士団】

・黒色槍騎士団
かつてサルヴァン・ザイツ・オーベルシュタインが所属していた騎士団 詳細不明

・深淵騎士団
詳細不明

【神殿騎士団】

・銀鎚騎士団
騎士団長:モイーズ・アントワープ
ティダン神殿直下の騎士団
かつてテオドラ・エクス・レーヴェヒトが所属していた騎士団
銀製のウォーハンマーに“サンライト”を掛けて戦う。
普段は対吸血鬼の備えとしてリヨネ―スに駐屯している。


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Last-modified: 2020-03-21 (土) 23:25:53 (7d)