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20180919_0

2018/09/19
SYSTEM
14:20:36
GMペナルティ様が入室しました。
#
14:21:16
 

 
 
 
Ein Lied für den Untergang
 
 
 
 
14:22:04
 参加者は自己紹介を――
SYSTEM
14:23:16
マルティナ様が入室しました。
マルティナ
14:24:05
人間19歳女 プリースト4セージ1スカウト1 ダグニアから流れてきた神官 です!
#
14:25:45
 
〈序〉
 
 はじめに、このセッションの進行は独特であるため、説明させていただく。
 
 この物語は、〈夢パート〉〈現実パート〉という流れを3回、繰り返す。
 
 〈夢パート〉では、導入文と多少のRPの後、何を【思い出す】かを問う。
 1回目と2回目では「2回」ずつ…… 3回目は「1回」…… 思い出す機会を得られる。
 たとえば【私について思い出す】【儀式について思い出す】というふうに指定する。
 範囲が広すぎる場合は、GMから限定の確認を受ける。狭すぎる場合は、GMが勝手に範囲を広げる。
 思い出す内容について情報を得て、徐々に状況を把握できるようになっていくだろう。
 手探りの状態から始まるだろうが、1回目の夢パートは練習を兼ねているため気楽に。
 ただし、一定の想起を満たせなかった場合、バッドエンドを迎える。
 
 〈現実パート〉は、通常どおり、PCの視点だ。
 このパートは基本的に短い(実時間で15分前後)。
 限定的な状況を指定するため、それへの反応などを返すだけで、すぐに次へ進む。
 
マルティナ
14:27:23
なるほど 夢の中での状態を確認して夢の謎を解き明かすセッションなのですね
#
14:29:20
 然り、その理解で過不足なし。
 それでは、幕を開けよう――どうぞ暫しのお付き合いを、そして汝の運命を見出さんことを。
マルティナ
14:29:30
よろしくお願いします
#
14:30:13
 

 
 
 
〈夢〉
 
 
 
 
14:34:04
 
 貴方は夢を見る――
 
 ――すでに幾度、この夢を見たことだろうか。
 
 夢の中の貴方は、侍従に傅かれる高貴な身だ。
 麗しき庭で憩い、大いなる祭儀に携わる身だ。
 
 未だ、全ては曖昧の内にある。
 たとえるならば、まどろみの中で過ごすかのように。
 
 されど、貴方は紛れもない貴方である。
 〈夢〉の中において、貴方は、別の貴方として生きている。
 
 貴方は今……
 薄い衣を帯びた身で、菫や水仙が咲き誇る美しい庭に在る。
 庭は、水盆の如き大きな泉を中央としている。
 泉は、鏡のように澄んでいる……。
 
14:37:32
 
 庭を照らすのは、さやけき月明かりである。
 幻想めいた草花のみならず……
 庭園に配された、流麗な彫塑を施された大理石の円柱などが見て取れる。
 
 〈夢〉の中の貴方は、夢ならぬ貴方と同じように、動くことができる。
 といっても、未だ、ぼんやりとした認識の中であるが。
 己の姿を確かめるならば、泉を覗き込むのがよいだろう。
 あるいは、周りの側仕えらに声をかけようとするか。
 いずれにせよ……貴方の想起次第だ。
 
マルティナ
14:37:52
またこの夢だ、予知夢の類ではないように思えるが夢は夢と侮っても居られない。
ライフォス様からのお導きの可能性も考え、有効に利用するのが得策なのだろうと曖昧ながらも考える。
#
14:39:25
 〈夢〉の中の貴方の視界は、夢ならぬ貴方の視界に等しく。
 〈夢〉の中の貴方の身体は、夢ならぬ貴方の身体に等しい。
 
 何を為し、何を思い出す、汝、夢見人よ。
マルティナ
14:39:33
それではまずは泉を覗き込んで【夢の中の己について】想起しよう。
何事も自分と言うものが理解出来ていなければ行動などとれないのだから。
14:42:43
「それにしても、どうにも妄想から出でた夢ならば。些か願望が過ぎると思うのですが」自らの服装、そして高貴な立場など想像もつかないところにある。
14:45:11
上からの強制には必ず反発が出るだろう、なればこそ謙虚にそして一人の民として思想を広めねばならぬのだから。
#
14:46:08
 
【夢の中の己について】
 
 ――清澄たる水面へと身を屈めると、年若い少女の顔が映った。
 不思議と、見覚えがある……当たり前といえばそうなのかもしれない。
 されども、見覚えはない……面影は“貴方”に似るが、別人なのだという確信がある。
 といっても……今、〈夢〉の中において、少女はまぎれもなく貴方であるのだが。
 夢の中でのみ生じ得る、矛盾といえようか。
 
 少女は、長い純金の髪を背へ流し、始祖神の聖印を伴う額冠を帯びている。
 優しげな碧眼は、今は、不思議そうに……自分のに似姿を映している。
 
 零れた言葉は、“貴方”が発したとおりであるのだが、
 〈夢〉の中の少女にとっては、〈夢〉は現実であるようだ。
 そのうち、観測者らしい意識は飲まれ、少女として、〈夢〉の中に在ることになる……
 ……という予感を、得た。
 
 貴方は……どうやら、この神殿のような場所で暮らす、巫女のようなものであるようだ。
 名前は……確か……
 
14:46:49
 少女の名前は、貴方が与えてよい。
 実際には、もとから知っていたその名前を、想起するのだ。
マルティナ
14:49:14
名は――そうシモーヌだ。
#
14:50:44
 
 貴方の――シモーヌの顔立ちは、整った人形のように綺麗だ。
 細い肢体に帯びた薄絹は、法衣の類と思しいが、ごく薄く、肌を朧に透かしている。
 もっとも、それを恥じらうような精神こころを持つふうには育っていない。
 
 夢見人よ、シモーヌとして語り、触れる折は、名をそのように改めよ。
 然るに、〈夢〉の中においては、シモーヌとしてのみ在ってよい。
 
#シモーヌ
14:51:59
夢の自分に対して疑問を抱いた観測者としての己は溶けたようだ。
#
14:54:41
 貴方の……シモーヌの周りに侍る侍従らの声から知るところ、
 貴方は、大切な儀式を執り行うことが、唯一無二の役目であるようだ。
 
 そう……貴方は、そのために生まれ、見出され、此処で育った。
 馨しき庭園の外の世界を、貴方は知らない。
 唯、偉大なる父神に祈り、そして祭儀を成すことが務めであるのだ。
 
 侍従らは、貴方を敬い、斯様に呼びかける。
 聖女――と。
#シモーヌ
14:55:27
はて、【大いなる祭儀】とはなんだったのか重要な立ち位置ながら思い出すことが出来ない。そのために生まれ育ったというのに。思い出す事を試みる。
14:58:21
侍従らに聞くことはとてもではないが出来ない、無用な心配をかける必要などないらからだ。自ら思い出せるならそれが一番良い。
#
14:58:29
 思い出そうとするにつれて、景色と感覚も鮮明を増してくる。
 寝起きのように茫としていた意識が、ようやく、己の属する世界を認めたかのように。
 まるで、夢ならぬ現実であるかのように、言葉を交わし、物事を行えるだろう。

 祭礼の衣に身を包んだ侍従のひとりが、
「聖女様、御髪を梳かせていただいてよろしゅうございますか?」
 と、訊ねてくる。
 
 任意に受け答えよ。
 その間にも、徐々に、祭儀について想起していく――
#シモーヌ
15:00:11
「構いません、お願い致します」そうだ、何時もこのように梳いてもらっていた。
15:01:52
長い髪を鬱陶しく思うこともあったが聖女としての"役"を果たすならばそれらしくしておくのが好ましい。
15:02:34
当の昔に我儘を言うような歳は過ぎたのだ。
#
15:03:17
 
【大いなる祭儀について】
 
 貴方は、聖女――〈守りの聖女〉と呼ばれる。
 その在り方は、実のところ、〈守りの剣〉とまったく変わらない。
 かの魔剣を生み出すための魔力が、人に宿り、その相を帯びさせた……
 ……その末裔こそが、貴方だ。
 
 貴方は、そこにいるだけで、“穢れ”強きものを退ける。
 恐るべき蛮族も、呪われた亡者も、貴方には近づけない。
 
 もっとも、月にいちど、〈剣のかけら〉をその身に受け容れねばならぬことも同じ。
 傷痕などは生じぬが、己の肌に押し当て、
 ――死者の身体から現出する経緯を逆さにしたかのように――
 沈ませて吸収する折には、まるで烙印を捺されるような苦痛を伴う。
 それを、耐えねばならぬのだ。
 
15:05:10
 然るに、祭儀とは――上納された欠片を、我が身に沈める儀礼に他ならぬ。
 これを怠れば……この神殿は、そして或いは王国すらも、蹂躙されかねぬ。
 
 そのように尊き聖女に、侍従は丁重に触れ――
 金の清流を、ゆっくりと梳るのであった。
#シモーヌ
15:06:10
梳いてもらう間に己の役割を理解した。理解した?思い出したではないか、と微かな違和感を感じたがその違和感も消えていく。
15:07:59
「次の儀式までにかけらは十分に集まっているのでしょうか、時々恐ろしくなるのです」
#
15:11:19
 
「はい――滞りなく」
「近々にございまするな」
「然様、近々に」
「再び、聖女様の儀を執り行う夜と相成りましょう」
「民には比されし聖女の恩寵ではございまするが」
「その日々の安寧と恵み、確かに民の慶ぶところでございますれば」
 
 侍従らは口々に、安心させるように応じる。
 されど、不安はもう一つある。
 これも“剣”と同じく……祭儀の間のみは、守りの力は発揮されぬ。
 聖女を守るものは、秘匿のヴェールのみであるのだ。
 いや、もうひとつ――
 
 ――――
 
 〈夢〉が、また輪郭を覚束なくしていく。
 そろそろ、目覚めそうだ……
 
#シモーヌ
15:14:27
「ならばよいのです」少しばかり迂闊であったかと考えたが、恐れの無い聖女というのも周囲との溝を作るのではないかと内心理由を付けた。
#
15:15:01
 比されし、とは、秘されし、であろう。夢の形象はすでに曖昧を帯びつつあるようだ。
 最後に、侍従らがこう問いかけたことに、聖女はどう答えただろうか。
 
「ああ、聖女様、これからも、私どもを、そして民を、お護りくださりますか――」
#シモーヌ
15:16:51
「勿論です。我らが父なる始祖神ライフォスの恩寵を与えましょう」そう答えた。私の存在理由でもあるのだから。
#
15:19:58
 
 そう答える少女の声に、疑問の揺らぎはなかった。
 信仰と愛情が、その無垢なる心を強いものとしているのだった。
 
15:20:11
 

 
 
 
〈現〉
 
 
 
 
15:20:34
 
 静まり返った夜道に、自分の靴音がいやに大きく響くように感じられる。
 マルティナは、ライフォス神殿で所用を終え、寝所へと帰るところであった。
 少し遅くなったが、送るという申し出を、冒険者の身で受けるのもどうかと、独りの帰路。
 この頃に見る夢のことが、頭から離れない……。
 
マルティナ
15:22:17
「やはり夢のようには思えませんね」かと言ってこの程度の実力で助言を求めるというのもまともに取り合ってはもらえないだろう。
15:22:54
ただの夢見がちな無知蒙昧な若い神官の戯言と取られて終わりだ、それは後々にも影響が出るだろう。
15:24:01
「と、なると」守りの聖女とやらについて調べるほかないが、守りの剣にかかわることは秘匿されるのが常だ。
15:24:20
やはりわが身の実力不足が恨めしい。
#
15:24:22
 もう数夜もすれば満ちるだろう月が、夜天に耀いている。
 特に人通りのない路を選んで歩いているわけではあるまいが、
 やはり深更ともなれば、人通りが絶える路地は時折にある。
 
 そうしたとき、離れたところから届く喧騒が、不思議と非現実的に聴こえるものだ。
 今は殊更――はたして、どっちが夢なのだろう、などとおかしな発想すら起きるかもしれない。
 
 いずれにせよ……ふと。
 マルティナは、異常感知判定を。
マルティナ
15:24:51
異常感知判定
2D6 → 2 + 4 + 【4】 = 10
15:27:04
運命変転を使い12とする、雀の涙であるが!
#
15:28:44
 ガシャリ……と、鎖や甲冑などを連想させる金属音が、幽かに聴こえた気がした。
 
 さらには……誰かに、いや、何かに……視られている気が、する。
 
 夜道の、遥か後方より、何かが追ってきているように、感じる。
 
 力ある神官とはいえ、悪漢の類であれば、ひとりで抗し得るものか。
 
 足を止めるか……歩調を早めて逃れるか……選ばねばなるまい。
マルティナ
15:29:51
「……」冒険者の街とは言え、戦闘力を持つ者は少ない。ならば助けを求めるのは無用な被害を生むだろう。
15:30:38
ということで一番信頼できる拠点である炭焼ひよこ亭をどうにか目指そうとしますよ。
15:32:28
斥候としてどうにか撒こうと隠密判定もしておく
2D6 → 6 + 4 + 【4】 = 14
#
15:33:53
 
 マルティナは、足を速めた。
 いつしか、小走りとなっている自分に気付くだろう。
 それほど小心者ではあないはずなのだが。
 無意識の警鐘が、響くのだ。
 
 あれに追いつかれたら、自分は――
 
 ――単に速さで勝ったのか、或いは撒いたのか。
 いずれにせよ無事に冒険者の店に着き、寝床に身を横たえた後も。
 得体の知れぬ不安は、眠りに沈む意識から離れようとしないのだった。
 
15:33:59
 

 
 
 
〈夢〉
 
 
 
 
15:37:58
 
 月が満ちた。
 
 玻璃のような水盆の前で、シモーヌは薄絹を半ば滑り落とし、
 細い双肩や、胸の膨らみを、露わとしている。
 欠片を沈める個所は、何処でも良いのだが……
 ……やはり、心臓に近しい個所へ浸潤させるほど、効力があるように感じられるのだ。
 
 少女の前には、壇が設けられてあり、幾つかの、剣のかけらが置かれている。
 その数は、以前より減りつつあるように思えたが、それでも守護を保つには足る。
 
 だが、今の聖女は、守りの力を発揮できず、無防備だ。
 それを守るものは――未だ、想起していない。
 
#シモーヌ
15:40:16
妙な胸騒ぎがする。己の身を守るすべについてあまりにも無知であるかのような――
15:40:45
【秘匿のヴェールともう一つ】について想起する。
#
15:42:48
 
【秘匿のヴェールともう一つの守りについて】
 
 秘匿についていえば、言葉通りだ。
 聖女の存在は、民には知らされていない。
 蛮族に知られれば、必ずや、命を奪うべく迫るだろう。
 
 そして、もう一つは――
 
#シモーヌ
15:44:14
知られなければ襲われもしないということか、関わり合いが酷く制限されていた事を思い出した。
#
15:48:04
 
 ガシャリ……と、聴き慣れた金属音が、聖女の耳に届いた。
 この絢爛なる庭――泉と祭壇に向かい、祈る少女の後方。
 月光が投じる円柱の影に、漆黒の威容が佇んでいた。
 
 それを窺う侍従たちは、眉を潜め、或いは身を硬くさせずにはおかない。
 何故ならば。
 
 暗黒色の重厚なる甲冑を帯びた偉丈夫は、
 その兜の側面より、水牛の如き禍々しい角を聳えさせているのだ。
 “穢れ”の発露……忌まわしき異貌は、清き聖女の庭にはあまりにもそぐわない。
 
 だが、シモーヌは、知っている。
 
 “彼”が……素顔も知らぬ黒騎士が、信頼すべき朋であることを。
 少女が幼い頃より見守り、ずっと側にいてくれた存在だ。
 無駄な言を発さぬ、寡黙なる騎士であるが、貴方の全てを受け容れている。
 守護者であり、また、たとえるならば兄にも近い存在であるのかもしれぬ。
 
#シモーヌ
15:50:37
苦痛に身を歪めようとも共に在る彼がいるからこそ、自らを律し役目を果たそうという気概を保つことが出来るのだ。
#
15:53:20
 曰く、かの黒騎士は、永劫の罪人であるのだと聞いた。
 この王国――セフィリア神聖王国において、忌み子はもとより存在自体が咎ではあるが。
 
 黒騎士に、名はない。
 また、いかなる戒めであるのか、武器の類もない。
 だが、無手でありながら、彼は、形なき武具を振るう。
 それは敵を切り裂き、あるいは打ち砕くのだという。
 侍従らが、恐れがちにそう囁き交わすものだ。
 
 皮肉にも……聖女がもたらす守りの力は、黒騎士にも不快をもたらすはずだ。
 それでも……彼は、そのような素振りを見せることはなく。
 聖女を守ることに、身を捧げてくれているのである。
#シモーヌ
15:53:49
こちらも侍従が控えている場では同様に声をかけることはない。
15:55:50
己の身の安全を確認したならば自らの体にかけらを、心臓の場所へと沈めよう。
#
15:56:47
 
 儀式が始まる。
 
 聖女は、生命の残滓――剣のかけらをその手に取り、己の肉体に沈めるのだ。
 侍従らの祈りの中で。
 黒騎士が見守る中で。
 
 苦痛が、少女の心身を灼く。
 焼きごてを自分の手で押しつけるようなものだ。
 
#シモーヌ
15:57:04
「……ッ」苦悶を漏らすことは侍従への動揺を誘うが、完全に抑える事は出来ない。
#
15:59:19
 
 長く仕えている侍従も少なくない。
 剣と異なり、生身の少女だ――それが苦役を受けることが、皆、心苦しく、慮っているだろう。
 されど、これは信仰の証であり、そして民を守護する聖女の務め。
 聖務に身を捧げるシモーヌを見る目は、誇りや崇拝もまた内包するだろう。
 
#シモーヌ
16:00:45
手を止めることなく、儀式を行う。守りが薄い時間は少しでも押さえねばならないからだ。
#
16:01:09
 ――やがて、長い長い儀式が終われば。
 侍従らは退き、二人きりとなるだろう。
 
 黎明の中、
 泉の前に跪く少女と、黙然と立つ黒騎士の、影が草花を横切っている。
#シモーヌ
16:03:50
「変わらぬ忠義、感謝します。何か、そう何か異常はありませんでしたか」彼の体はある意味で私が正常に機能しているか図る計器でもあるのだ。
#
16:04:23
 
 然り。騎士は、未届け人でもある。
 守りの力の波及を――そうと感じ取れる者は、彼のような存在のみであるのだ。
 “穢れ”し者ゆえに。
 
16:06:38
 顔貌を覆う兜の内より、陰々と反響する声は、錆を含んだ深い男声であるが、
 慇懃とした語調は、誠心、聖女を敬愛していると知れる。
 
「此度も恙なく。……お体の具合は、いかがですか、聖女様」
#シモーヌ
16:06:43
なんと惨い役目か、それを今までもそしてこれからも果たしていくのだから彼の事は疑いようもない。
16:07:24
「問題ありません、しかしもうしばし休ませてほしいのです」
#
16:09:13
「承知」
 
 ――ふと気付けば、黒騎士の力強い腕に、少女の体は抱え上げられていた。
 硬質の甲冑や籠手であるが、それが柔肌を無暗に圧さぬよう、配慮された手付きだ。
 
 聖女の寝床……円柱と天蓋を配された、花園の一角へと、運ぶ。
 聖女の寝台とは、美しい花々であった。
#シモーヌ
16:12:06
花園に横たわり微睡む中で何かを思い出さねばならないような強迫観念を抱く。
16:13:21
今だ手の届く範囲は狭く――
#
16:13:58
 
 甲冑は、防護ゆえのみではない。聖女へと直に触れぬための、絶対の隔てでもあった。
 黒色は、鐵の成分あるいは嗜好ゆえではない。聖騎士の対極、呪われし身を示すべく。
 
 ゆっくりと草花へと下す……兜の溝越しに、彼の視線を感じる。
 幼い頃から共にいたのだ。半裸でも恥じるような関係ではない。
 
「もし負担が烈しくなったならば、お教えください、聖女様……いえ、シモーヌ様。
 ――と言って、教えるような貴女様ではありますまいが」
#シモーヌ
16:15:37
「言って変わらぬものを言う必要もないでしょう」少し微笑む
「意地悪でしたね、ごめんなさい」
16:20:26
功には報いがあるべきだ【黒騎士の待遇】周囲からの扱われようを想起しよう
#
16:21:32
「――何代もの聖女が力尽きる様相を、この身は見届けて参りました。
 そのたびに呵責を感じ、されど、聖女様方は皆、同じように言うのです。
 これが務めであるのだから、と」
 
 兜の内に響く声は、苦々しいものか、誇らしいものか。
 いずれもであるのかもしれなかった。
 
「年頃の娘らしい楽しみを、せめて何か一つでも、経験できればとは思うのですが」
#シモーヌ
16:23:40
「平穏に暮らす民を愛するからこそ、為せるのです」なにか一つに対して考えて
16:24:19
「叶うならば街の様子を見てみたくはありますが、警護の面で問題があるでしょうし不要な負担をかけたくありません」
#
16:27:58
 
【黒騎士の待遇について】
 
 すでに想起したように、久遠を生きる彼は、聖女と対なす表裏の存在とでもいえよう。
 “穢れ”、呪われた存在であればこそ、守りの力を感受し――
 また、生来の咎を雪ぐべく、死も恐れず戦う――
 侍従ら、及び民などには蛇蝎の如く忌まれている。
 この神聖王国で、彼を恐れず受け容れる者は……皮肉にも、聖女だけであるのだろう。
 
「お忍びで、ということですか。
 確かに、民の暮らしを、直にご覧になることで、その献身は報われるはずでしょう。
 とはいえ……私も目立ちますからな。
 それに、護衛の私と、市街で共にいては……嫌な思いをされましょう」
 
16:30:10
 実のところ、黒騎士がこうして仕えている理由は、未だ、訊いたことがない。
 少なくとも、強制的に従属させられている――というふうではない。
 何かの罪滅ぼし、という印象はあるかもしれないが、
 何よりも……聖女を敬愛し、大切にしているのだと、感じることができる。
 世界のすべてが敵に回ったとしても、彼は、躊躇わず貴方を護るだろう。
#シモーヌ
16:30:42
「私は構わないのですけどもね」首を傾げてみせ「私としては今のこの深い差別こそライフォス様の想いから離れたところにあると思うのです」
16:32:09
「それだけは確と覚えていてください」硬い意志があることを理解しているが故に踏み込まないのだ。
16:34:04
「それに私は街を見て回るという想像を弄ぶだけで十分に満足しているのです」
#
16:34:28
「シモーヌ様は、慈悲深い御方です――
 ――と言うと、怒ってしまうのでしたか」
 
 上からの目線であるように思われることは、おそらく聖女の本意ではあるまい。
 幼い頃は、頬を膨らませたり、ぷいっとしたり、可愛らしかったものだ。
 今は、可愛いというよりは綺麗という形容が相応しい、美しい娘に育った。
 
「心得ております。
 いつの世か……神代の始まりの如く――
 互いを許し合い、認め合う、祖神の調和が再来することを、私も共に祈りましょうぞ」
16:36:12
 物々しい兜越しに、穏やかな――微笑むような雰囲気が、滲んだ。
 
「様々なお話をしたり、暗唱し得る本を語り聞かせたりしたものでしたな。
 シモーヌ様の空想の糧となったならば、この黒騎士、本望というもの」
#シモーヌ
16:38:41
「ええ、それこそが良き未来でしょう」頷いて祈り
#
16:39:59
 黒い籠手に包まれた腕が、少女の頭に触れかけ、だが、退く。
 金の清流を乱すことや、硬質の感触を与えることを、気にかけたものか。
 それとも、今はひとりの女性として成長した聖女を、子のように慰撫するなど不敬と思い直したものか。
 この頃の黒騎士は――敬愛そのものは変わらぬが――昔より少しだけ、余所余所しいようにも思えるのだった。
 大人になることの代償の一つが、そういうものなのかもしれないが。
16:41:17
 
 では、しばし休まれますよう――
 鎧われし忠臣は、そう言い、休息を見守ってくれるだろう。

 ――――
 
 〈夢〉が、また輪郭を覚束なくしていく。
 そろそろ、目覚めそうだ……
 
#シモーヌ
16:43:42
二人の時くらい、昔と同じようにとそう思うのだがそう言うこと自体が黒騎士を悩ませてしまうのだろうと静かに今を受け入れるのだ。
#
16:45:43
 
 そう想う少女の心は、彼に伝わっているのだろうか。
 信仰と愛情が、いずれにせよ、対なる二人を繋ぎ続けているのだった。
 
16:45:50
 

 
 
 
〈現〉
 
 
 
 
16:48:23
 
 明日は、満月を迎えるだろうか。
 夜空を見る、寝間着姿のマルティナを、窓越しの月が静かに照らしている。
 昔から時折、あのような夢を見ていたようには思えるが、ごく朧なものであり、
 今のような……まるで自分ではない自分の記憶を辿るような夢となったのは最近だ。
 
マルティナ
16:50:14
「この夢は私に何を伝えようとしているのか、何か見落としは」考えれども自らを手放す事となる夢の中となれば難しいように思うのだった。
#
16:52:49
 夢の断片を信じるならば、あれは、今は遠き故郷の出来事。
 となれば、この地にあっては、探りようもないのかもしれない。
 
 眠れば、また、あの夢を見るのだろうか。
 あるいは、夢の中のシモーヌが見る夢こそが、マルティナなのだろうか。
 奇妙な真実味を増しつつある夢は、主客の境界をも侵犯するかのようだった。
 
 それでも、眠りは必要だ。
 貴方が、そうするべく、窓を閉めようとする頃……だろう。
 危険感知判定を。なお、前の夜道とは別日である。
マルティナ
16:53:15
危険感知判定!
2D6 → 6 + 6 + 【4】 = 16
16:54:49
「私は私だ」他の誰でもない、なんでもない自分だ。と落ち着きを取り戻しクリティカルに感知したらしい。
#
16:57:01
 ――何か、予感があったのかもしれない。
 
 寝室の窓の外……街路沿いの木立の陰から、大きな影が身を起こそうとしていた。
 その頭部の辺りに、一対の眼光が灯っている。
 
 刹那――目が合ったように感じた。
 あれは、貴方を狙っている。
 貴方を殺すべく、来たのだ。
 
 その直感が雷光のように閃いたのち、
 だが、“あれ”もまた気付かれたと知ったものか。
 
 影は夜陰に紛れ、去ったようだった。
マルティナ
16:58:33
「……」どうしたものか、マリアンデールに相談するか考えて 実行する前に追ってみようと判断した。
16:58:45
影の居た場所へ向かい、足跡を探る
17:01:09
探索判定!
2D6 → 4 + 2 + 【4】 = 10
#
17:01:40
 貴方の技倆ならば、難なく見出せるだろう。
 
 精密な形などは、茂みや路面ゆえ判然としないが……
 ……何か大きな足が、踏み躙った痕跡がある。
 幻などでは、なかったようだ。
 
 だが――
 
 この夜、それ以上を追おうとしても、痕跡は掴めなかった。
 戸締りに留意したり、女将に言って部屋を変えてもらったり、などはできるだろう。
マルティナ
17:03:09
では女将に一応説明はして部屋変えてもらって侵入してきたらわかるように出入りできる場所になりこ罠を設置しましょう
17:03:23
罠設置判定
2D6 → 3 + 3 + 【2】 = 8
#
17:04:22
 痕跡を掴めぬとは、文字通り、足跡は途中で消えていたのだ。
 まるで、街路の雑踏に紛れたかのように。
 
 では……鳴子などのような罠を、戸口に仕掛けた。
 緊張がひとたび途切れると、反動の如く、急速に眠気が襲ってくる……。
マルティナ
17:06:13
アンデットの類か、と判断するも守りの剣がないこの街では
17:06:47
対策のしようもないと判断してのせめてもの冒険者の多いこの宿での寝泊りだ、そして再び寝入る……。
#
17:09:27

 真に死霊の類であったならば。
 斯様な脅威からも、かの聖女は、その身を捧げることで人々を護っていたのだろう。
 民に安寧をもたらすべく……自らは、禁錮めいた孤独と、儀式の苦痛だけを得て。
 
 もし、貴方が、彼女の立場だったならば、どうしただろう――
 ――やがて引かれた眠りの幕が、貴方の意識を包み込む。
 
17:09:33
 

 
 
 
〈夢〉
 
 
 
 
17:13:33
 
 貴方は夢を見る――
 
 ――すでに幾度、この夢を見たことだろうか。
 
 夢の中の貴方は、侍従に傅かれる高貴な身だ。
 麗しき庭で憩い、大いなる祭儀に携わる身だ。
 
 ――やがては黄金色の満月が、昇る煙に隠れ。
 ――すべてが燃え尽きてゆく、その瞬間まで。
 
 
 
 花園は、そこかしこが炎を上げていた。
 儀式の夜……美しい満月の下で、聖女がその守りの力を取り戻すべく携わる時。
 不意に、侍従の何人かがその姿形を歪め、恐ろしい鬼と化して襲ったのだ。
 それらに引き入れられたものか、夥しい数の蛮族どもが雪崩れ込んできた。
 次々と侍従らが切り裂かれ、あるいは組み敷かれて辱められる。
 黒騎士一人では、防ぎきれぬ数だ。
 それでも――
 
 ――蛮族どもを率いる竜の化身、そして人変の鬼らを相手に、退くことなく対峙する。
 
17:16:39
 
 無残なる、火光の渦中――
 炎熱と怒号と悲鳴が入り乱れる、戦いの地だ。
 
 シモーヌの能力は、“貴女”と同じだが、賢者と斥候の技能はない。
 また、聖印以外はいっさいの武器・防具・道具がない。
 (伴い、魔力も少し下がることに留意せよ)
 
 蛮竜、そして鬼――まずは、対峙する二種について、魔物知識判定を。
 
#シモーヌ
17:16:53
「彼らの目的は私でしょう、貴方はお逃げなさい」と黒騎士には伝えるが
17:17:52
平目か!ではまずは蛮竜へ魔物知識判定
2D6 → 3 + 6 = 9
17:17:57
2D6 → 6 + 3 = 9
#
17:22:15
「我が魂は、常に聖女と共に。それが、たとえ騎士の名誉なくとも、私の誓いなれば。
 ――護りきれますまい。であろうとも、シモーヌ様を独りにはしませぬ」
 
 黒騎士の、巌の如き声は、そう応じた。
 群がる妖魔の類は、その甲冑に手傷一つ負わせることはできず、押し退けられるのみ。
 
 だが、妖魔だけではないのだ。
 
 鬼は、レッサーオーガ(⇒『Ⅰ』442頁)であるが、
 これらは、名前のある魔物に準じ、レベルが1高い。
 それが二体。
 
 竜は……分からないが、話に聞くドレイクだろう。
#シモーヌ
17:23:21
「感謝します」相手の実力については伝えれることは伝えましょう
#
17:23:41
 ――先制は及ばない。
 シモーヌ、及び黒騎士……そして鬼種と蛮竜、すべて前線エリアゆえ、表示は割愛する。
#シモーヌ
17:25:04
了解了解
#
17:26:51
「――思えば、この日が来るのを待ち望んでいたのかもしれませぬ。
 私の死を以て、償いを終え、解放される時を。
 だとしても――貴女様には、幸せに生きていただきたかった」
 
 黒騎士の声に、死の恐怖はない。
 不可能と知っても尚、聖女の幸福を願う言葉にも、偽りの響きはない。
 
「せめて、魂の巡りを共に」
#シモーヌ
17:28:01
「始祖神ライフォスの加護があればこの窮地、切り抜けられるでしょう」気づいて救援が来る可能性もある。間に合う可能性は極めて低いが。
#
17:28:01
 黒騎士は、守護者ガーディアンとして立ち塞がる。
 聖女を狙う鬼族の刃、そして蛮竜の翼撃をひとたびまでは、防いだ、が――
17:28:37
 ――残る翼までは妨げられない。
 シモーヌを襲う一撃の命中力は19。
#シモーヌ
17:29:11
回避!
2D6 → 6 + 6 = 12
17:29:40
聖女力の高まりを感じる!
#
17:30:31
 加護は、確かにあったようだ。
 だが――
 
 見上げれば、蛮竜の顎がある。
 剣呑な輝きを溢れさせ、それが飽和する――光のブレス。
 生命抵抗目標値は15だ。
#シモーヌ
17:30:51
生命力抵抗
2D6 → 3 + 2 + 【6】 = 11
#
17:31:10
 焼き削ぐ――
2D6 → 3 + 4 + 【10】 = 17
#シモーヌ
17:32:22
その身を持って受けるもまだ立っている。 (HP:10/27 MP:31/31 防:0 )
#
17:34:06
「シモーヌ様――」
 
 とうに覚悟した結果とはいえ、眼前で、愛しい相手が殺されようとしているのだ。
 語気を荒げることなど一度もなかった黒騎士の、深い響きの声に、怒りが宿るのが分かった。
 
 ガーディアンにより三度まで聖女を庇護し……異貌により甲冑の妨げもなく。
 籠手に束ねた振動を形なき鉄槌として、竜の首へ打ちつける――【ブラスト】
2D6 → 2 + 5 + 【8】 = 15
17:34:48
 無形の矛は、だが衝撃を減じる。
6 = [12 = 4 (4 + 1 = 5) + 【8】] / 2 威力 : 30
17:35:30
 続いて、聖女の行い……だ。
#シモーヌ
17:35:54
より高位の神聖魔法、例えばピースなんかを想起出来るでしょうか! (HP:10/27 MP:31/31 防:0 )
17:36:05
出来ないならばセイクリッドシールドかなぁ
#
17:36:35
 神聖魔法の能力は、“貴女”と同じだ。
 知性の指輪がないため、魔力は6だろう。
#シモーヌ
17:37:04
魔力は素で知力18あるので7ですね (HP:10/27 MP:31/31 防:0 )
#
17:37:58
 そういえばそうだ。+1で18と見間違えたようだ。魔力7で正しい。
#シモーヌ
17:38:06
「……せめて」先ほどのように幸運が巡ってくることはないだろうと覚悟してせめて少しでも黒騎士が生き長らえれるようにとセイクリッドシールドを自分と黒騎士へ行使しよう (HP:10/27 MP:31/31 防:0 )
17:38:39
「せめて貴方だけは生き延びて欲しいのです」セイクリッドシールド行使
2D6 → 1 + 4 + 【7】 = 12
17:41:49
成功しまして (HP:10/27 MP:23/31 防:0+Ss )
#
17:42:19
「まったく――貴女様は最後まで、そうなのですね。
 護りきることができれば、どんなによいか。
 この命と魂に代えてでも……だが、この呪われた魂では、神も応える道理はない。
 今だけは恨めしく思います――この身を灼く“穢れ”を」
 
 背に庇った聖女へと振り返る余裕もない。
 ただ、兜の内より響く声が、そう伝えた。
17:44:03
 だが、鬼らは、そのような庇護に、鬱陶しげに唸ったのみで、
 その剛腕にそれぞれ自在なる魔力の刃を生み、縦横に薙ぎ斬った。
 シモーヌを、二度の【リープ・スラッシュ】が切り裂く。精神抵抗目標値は――
2D6×2 → 6 + 1 + 【6】 = 13 , 3 + 6 + 【6】 = 15
#シモーヌ
17:44:19
抵抗! (HP:10/27 MP:23/31 防:0+Ss )
2D6 → 4 + 4 + 【7】 = 15
17:44:20
2D6 → 4 + 3 + 【7】 = 14
17:44:30
抵抗、貫通
#
17:44:40
 断空属性魔法ダメージ――
7 = [13 = 7 (6 + 3 = 9) + 【6】] / 2 威力 : 20
17:44:53
 断空属性魔法ダメージ――
12 = 6 (3 + 5 = 8) + 【6】 威力 : 20
#シモーヌ
17:45:08
生死判定 (HP:-9/27 MP:23/31 防:0+Ss )
2D6 → 3 + 6 + 【6】 = 15
17:45:18
復活は無し、気絶
#
17:49:19
 闇に沈んでいく意識の中……
 もはや身動きもできぬ貴方を、黒騎士が護り続けている背が、最後まで見て取れた。
 
 暫時の攻防を経て、鬼族の片側を消し飛ばすも、戦果はそこまでだ。
 一手番を挟んだ後であるが――
 ドレイクは、煌々たる閃光で、暗転しかける聖女の視界を満たした。
 灼熱が苛む……最後に、ブレスへの生命抵抗を。
#シモーヌ
17:49:38
生命力抵抗! (HP:-9/27 MP:23/31 防:0+Ss )
2D6 → 5 + 1 + 【6】 = 12
17:49:50
失敗しまして
#
17:50:31
 光芒が、周囲の草花と共に、聖女を灼き殺していく。
2D6 → 4 + 2 + 【10】 = 16
#シモーヌ
17:50:54
生死判定! (HP:-25/27 MP:23/31 防:0+Ss )
2D6 → 6 + 1 + 【6】 = 13
17:51:02
死亡した!
#
17:53:16
 
 死の記憶こそ、終止の記憶。
 献身せる聖女が、暴威の炎に焼かれる始終を以て、
 煙る大気に滲む月が照らす、この〈夢〉もまた。
 
 聖女よ――夢見人よ。
 最後に一つ、想起せんとすることがあるならば、それは……?
 
#シモーヌ
17:54:19
黒騎士の素顔を見たことはないかな? あるのならばその顔を思い出して夢を終えよう (HP:-25/27 MP:23/31 防:0+Ss )
#
17:55:09
 
 夢見人よ――【思い出す】べきことは、真にそれでよいか?
 
#シモーヌ
17:56:57
そう言われると考えなおしてしまいますが、他に無いかな!
#
18:00:40
 であるならば、想起の定型に従って、宣告せよ――
#シモーヌ
18:02:02
【黒騎士の素顔】を想起する――。死の間際なればそれがシモーヌにとっての当然だろう。
#
18:06:41
 
【黒騎士の素顔について】
 
 素顔も知らぬ黒騎士と、すでに貴方の夢は語った。
 そして、それは真実、動かぬことであった、が――
 
 一度……ずっと幼い頃、こんな約束をしたことを思い出した。
 いや、互いにどこまで本気だったのかは分からない。約束や誓約と看做すべきかどうかも。
 それでも……
 
 ……いつか、お庭の外を……街を散歩することができたら、顔を見せてくださいね。
 
 そんな無邪気な、戯れるような言葉に。
 騎士は、確かに、首肯してくれていたな、と……。
 
18:06:51
 

 
 
 
〈現〉
 
 
 
 
18:09:48
 
 月が満ちた。
 
 今宵もまた――
 マルティナは、ライフォス神殿で所用を終え、寝所へと帰るところであった。
 かの影は気にかかるものではあったが、あれから、その気配などを感じることはなかった。
 いつまでも警戒や萎縮をして、本来の暮らしを過ごさぬわけにも、いくまい。
 
 いつかのように、暗い路地を往く。
 警戒は依然であろうが……あの夢が、どうしても意識を占めようとしてしまう。
 
マルティナ
18:11:25
「……」どうにも、どうにも気にかかるがそれという物を思い出すことが出来た気がしない。
18:12:01
「もしそれが過去生だとしても」同じような才覚が宿っているのならあの国が手放すわけもなく。
18:14:00
何か私に警告をするつもりで思い出したのだとすれば、その答えを私は得る事が出来なかったのだろう、そう思う。
#
18:14:57
 
 死の瞬間まで克明となった夢を、あれから続く夜にも、そのたびに見た。
 夢というよりは、もはや、忘れがたい追憶を延々と繰り返すかのようだ。
 
 こうして目が覚めていても、こちら側のマルティナが、ともすれば夢に過ぎないように錯覚しかねない。
 それほど真に迫った、もうひとりの生だった。
 
 ――ふと、月が陰った。
 何かが夜空を横切ったのだ、と理解が追うよりも先に――
 
18:16:56
 
 街路の物陰より枝分かれした影が、大きく伸び上がった。
 蹲っていた人影が、そうなったのだ。
 
 嗚呼、やはり夢こそ真実であったのか、それとも現実はもはや浸蝕されたのか。
 マルティナを睥睨する〈現〉の巨影は――
 
 ――〈夢〉でシモーヌを切り刻んだ、あの赤銅の膚を持つ鬼ではないか!
 
マルティナ
18:18:22
「なるほど」今度も逃げおおせるか、周囲に人影は果たして
#
18:19:58
「……見つけたぞ、聖女よ。逃れられると思ったか。
 此度こそ、殺す――いや、確かにもはや一度は、死んでいたのだったな……グハハ……」
 
 掌上に斬殺光を束ねながら、鬼は一歩を踏み出す。
 容易に逃れることはできまい。いや、逃れたところで――
マルティナ
18:20:54
「わざわざこんな所までご苦労なことですね」
#
18:21:15
 ――だが、その時である。
 
 夢と現実の混濁は、まだ終わらぬというのか。
 人影……というならば。貴方の背後で、ガシャリ……と金属音が、響いた。
マルティナ
18:24:27
「まさか……」いや、そんな。願望で耳までおかしくなるとは。
18:25:38
故に振り返らず、大鬼とそのまま相対する。
#
18:28:09
 夢の中にしか存在しないはずの男の声が、耳に届いた。
 
「――取り戻しつつあったのですか、我が愛しき聖女よ。
 おもかげを慈しむは正しからずと、知られぬ内に始末を付けたいところでしたが。
 本当に……、……いや。言葉よりも先に、まずは彼奴を」
マルティナ
18:29:17
「まさか、いや、そんな」酷く狼狽する
18:29:54
どうにかこうにか冷静さを取り戻した後に魔物知識判定を大鬼に再度行おう
18:30:22
魔物知識判定
2D6 → 6 + 5 + 【4】 = 15
#
18:31:40
 言葉に遅れ――マルティナを後ろから追い越すように、彼は前へ出た。
 月光を受けて鈍い光沢を散らすそれは、水牛の如き角を持つ、漆黒の甲冑であった。
 いや、もとより鎧しか存在しないかのような姿ではあったが……その内には、確かに生気を感じる。
 黒騎士の手にもまた、応じるように魔術の光刃リープ・スラッシュが輝いていた。
 
 彼は、マルティナを《かばう》
 魔物知識判定と――先制判定が可能だ。
 
 知識においては、レッサーオーガ+1。
 真語魔法のレベルと魔力も+1である。剣のかけらが五つ。
 人化を経ていたため、現在値はそれぞれ-5だが。
18:32:11
 先制値は14。
マルティナ
18:32:18
先制判定!
2D6 → 2 + 6 + 【4】 = 12
18:32:36
指輪はなし、先手は奪われる!
#
18:33:46
 では、刺客たる鬼が先んじる。
 配置は本来、黒騎士だけ前に出ていればよいが、もとより庇護している。
 大差に変化はないため、此度も配置を割愛し、同エリアとしよう。
マルティナ
18:34:13
了解了解
#
18:36:02
 ――鬼は、唸りを上げながら、戦斧を聖女へ振り下ろす。
 が、漆黒の甲冑がこれを阻む。防護点12に対し――
2D6 → 3 + 6 + 【5】 = 14
マルティナ
18:36:24
めっちゃかたい (HP:27/27 MP:23/31 防:3 )
#
18:36:40
 僅かな傷を与えるに留まった。
 後攻陣営、マルティナの手番だ。その後、黒騎士が行動する。
マルティナ
18:37:33
「治療が必要ないならば――」フォースを鬼へ行使します (HP:27/27 MP:31/31 防:3 )
2D6 → 4 + 2 + 【7】 = 13
#
18:37:57
 精神抵抗力は15だ。
マルティナ
18:38:16
変転しても貫通しないので半減ダメ (HP:27/27 MP:31/31 防:3 )
10 = 3 (2 + 4 = 6) + 【7】 威力 : 10
18:38:21
5点!
#
18:39:53
「グオオオ――切り刻んでやったときと同じくらい力を付けているとはな!
 今度こそ、その心臓を喰ってやる――」
 
 衝撃を受け、鬼がよろめく。残りHPは56/66。
マルティナ
18:40:23
ごめんよ、半減忘れていたのだ (HP:27/27 MP:27/31 防:3 )
#
18:40:54
 いや、もともと人化の名残で5点減っているのだ。
マルティナ
18:41:06
ああ、そうだった!申し訳ない! (HP:27/27 MP:27/31 防:3 )
#
18:42:41
「――此度こそ、護ってみせよう。我が魂にかけて」
 青光を伴う振動塊が、鎚の如く鬼を打つ。
 マルティナに《かばう》――鬼に【ブラスト】だ。
2D6 → 4 + 5 + 【8】 = 17
18:43:00
 衝撃属性魔法ダメージ――
15 = 7 (2 + 5 = 7) + 【8】 威力 : 30
18:44:53
 手傷を追ったオーガは、跳び退りつつ、大きく腕を振るう。
 眩い雷光の帯が、後方へ流れる――【ライトニング】
 同エリアゆえ固定目標には取れないため、巻き込まれ判定を。
2D6 → 1 + 2 + 【6】 = 9
マルティナ
18:45:07
まきこまれー (HP:27/27 MP:27/31 防:3 )
1D6 → 6 = 6
18:45:10
ない
#
18:45:13
 黒騎士は――
1D6 → 3 = 3
18:45:55
 これを受けた。壁の如く立ちはだかったゆえ、マルティナに及ばなかったのだろうか。
2D6 → 1 + 2 + 【7】 = 10
18:46:10
 雷光――
4 = [8 = 2 (3 + 1 = 4) + 【6】] / 2 威力 : 20
マルティナ
18:46:15
酷い出目の応酬だ! (HP:27/27 MP:27/31 防:3 )
18:46:38
「助かりました、問題はないようですね」
#
18:47:08
 鬼はまだ、マルティナを屠ることを諦めてはいない。
 ――マルティナの手番だ。また、手傷などは次の様相。  
 ◆鬼 [41/66 18/30] / ■黒騎士 [29/35 26/32]
マルティナ
18:47:29
もう一度フォースだ!どーん (HP:27/27 MP:27/31 防:3 )
2D6 → 5 + 2 + 【7】 = 14
#
18:47:50
 レジストは13+1+1=15。抗う――
マルティナ
18:47:59
「あまり長引かせては周囲に被害が及びます」指輪ぱりーん (HP:27/27 MP:27/31 防:3 )
18:48:01
8 = 1 (1 + 3 = 4) + 【7】 威力 : 10
18:48:05
変転して
18:48:25
0 = 0 (1 + 1 = 2 ファンブル...) 威力 : 10
18:48:36
12点です
#
18:49:56
 まだ動揺があるゆえか、祈りの声が乱れかけたが……
 ……紡がれた衝撃波は、確かに痛打を刻んだ。
 
 そこに、騎士の徒手が掴む衝撃塊の一撃が加わる。【ブラスト】だ。  
 ◆鬼 [29/66 18/30] / ■黒騎士 [29/35 20/32]
2D6 → 2 + 6 + 【8】 = 16
18:50:23
 鬼は、衝撃を腹部に受け――
25 = 10 (4 + 6 = 10 クリティカル!) + 7 (6 + 1 = 7) + 【8】 威力 : 30
マルティナ
18:50:37
鬼さんがズタボロに (HP:27/27 MP:23/31 防:3 )
#
18:52:04
 ――そのまま、後方の街路の壁へと跳ね飛ばされ、巨躯の背を打ちつけた。
 血反吐を吐きつつ、獣の如く吠え、せめて聖女――を屠らんと魔力の刃を振り下ろす。
 マルティナに【リープ・スラッシュ】だ。  
 ◆鬼 [4/66 11/30] / ■黒騎士 [29/35 20/32]
2D6 → 4 + 2 + 【6】 = 12
マルティナ
18:52:13
抵抗! (HP:27/27 MP:23/31 防:3 )
2D6 → 3 + 3 + 【7】 = 13
#
18:52:46
 そのしなやかな肢体を両断することは叶わず――
6 = [11 = 5 (6 + 1 = 7) + 【6】] / 2 威力 : 20
18:53:19
 ――応じるはマルティナの祈りだ。
マルティナ
18:53:45
「これで終わりです」そのままフォースをグーでドーンと行使 (HP:21/27 MP:23/31 防:3 )
2D6 → 6 + 1 + 【7】 = 14
18:53:51
6 = [11 = 4 (6 + 2 = 8) + 【7】] / 2 威力 : 10
#
18:55:10
「グ、ア――――…………!!」
 
 それが、引導の一撃となった。
 なおも、マルティナへと、鉤状に曲げた手指を差し伸べようとした鬼だが……
 ……届かず、力尽きる。
 いずれにせよ、漆黒の甲冑が、触れることは許さなかっただろうが。
マルティナ
18:56:31
「今治療します」戦闘終了後、周囲の安全が確認出来たら黒い鎧の彼に回復をしましょう
#
18:57:15
 斃れた巨躯を見届けたのち、黒騎士は、貴方へと向き直った。
 暫し、言葉を迷うような間を経て……
 
「聖女様――いや、なんとお呼びしたものか。
 貴方の傷を、先に。……我儘でしょうが、貴方の無事な姿を……見たい」
18:57:40
 治癒については、判定などは不要だ。
マルティナ
18:57:58
「私は今はマルティナと名を受けています」拡大して回復した
18:58:37
「貴方は夢の貴方? それともあの転生なさった貴方?」
18:58:46
あの後
18:59:06
気にかかることが多すぎるので問い詰めるような風な物言いになってしまう
#
19:00:16
「マルティナ様――よい名です」
 
 兜越しに響く声は、穏やかにそう応じた。
 
「……夢……成る程。
 戸惑われるのも無理はありません。
 順に話しましょう。聡明な貴方様のこと、すぐに――いえ、失礼、どうも混同してしまう」
マルティナ
19:01:08
「もしシモーヌが私の前世だったとしても、完全に思い出しているわけではありませんから」少し困ったような顔をします
#
19:02:35
「まずは……癒しの祈りに、感謝を」
 
 物々しい黒色の籠手に覆われた腕が、開きかけ……また下ろされる。
 小さい頃、シモーヌにそうしていたように、そっと抱きしめようとしたのかもしれない。
 だが、今、目の前にいるのは……。
 
「然様。かつて、貴き守りの聖女であったシモーヌ様は、ついに蛮族に発見され、命を落とされました」
19:04:40
「幸い、救援はすぐに到着。
 貴方様の亡骸は、高僧の手に届けられ……輪廻の祝福を、授けられたのです。
 守りの聖女の力を、この世にまた取り戻すために」
マルティナ
19:06:52
「つまり貴方は助かったのですか?それはとても嬉しいのですが、あの国がまともな対応をするとは思えません」
#
19:08:47
 かの神聖王国において、蘇生という手段は禁忌とされる。
 また、そうでなくとも、敬虔なる神官達がそれを認めることや、そもそも聖女の魂が応えることも、難しい。
 
 だが――それは。
 もし、いつか、マルティナが、完全に転生前の記憶を取り戻したならば、
 まさにシモーヌとなり、それまでの人格は下手すれば失われてしまうかもしれないことを意味する。
マルティナ
19:11:05
「ま、それも私が目指す目的への良い材料となるでしょう」今の実力ではそんなことを風潮しても特にはならないが
19:11:57
「過去の『私』ならばある程度意をくむ度量もあると思いますし、同じように籠の鳥とはならないでしょう」
#
19:13:04
「助かったというべきか……虜囚となるところでした。
 守りの巫女について、聴き出すための――」
 
 やがて、黒騎士は(そしておそらくは蛮族も)優れた占者などの力を借りて、
 遥かな異境のマルティナをついに見つけたが……
 ……黒騎士は、姿を見せることを躊躇った。
 今のマルティナには、関係ないはずのことであるから、気付かれぬ内に蛮族を討ち、見守るだけにするべきだろうと。
 いや、或いは――
 
「……恐れたのかもしれませぬ。
 敬愛する貴方に、見知らぬ相手を見る目で――“穢れ”た存在として忌まれることを」
マルティナ
19:16:03
「なるほど、杞憂でしたね。私はそのようなことを好みません。何より非合理的ですし――柔軟性に欠けます」妙に饒舌なのは転生を受けて消える事を自覚したからだろうか
19:17:19
「それに守りの聖女の力がこの身にもあるとはあまり思えないのです」
#
19:17:26
 やや自嘲気味に、黒騎士はそう言う。
 かつて聖女を護れなかったという烙印は、消せはしない事実だ。
 
「さて、斯様な次第です、マルティナ様。
 ……ふむ、混同は不敬とはわかっていますが、その上でも。
 やはり、ご自分の信念で物事を測ろうとするところは、同じである様子」
19:18:30
「……完全に、記憶を取り戻されれば、あるいは。
 守りの聖女たらしめる力もまた……」
マルティナ
19:19:48
「……」どうしたものか、あれが戻ってきてしまえばまた同じように消費されるに違いないだろう。
19:20:36
「私自身、実質的にセフィリアを追放されてようなものですから、虫の良い話だと法王猊下にお伝えしたいものですね」
19:21:14
いや、別にこの騎士は連れ戻す等のことは言っていないのではないか、渋面で思案する。
#
19:22:21
 ガシャリ、と金属音を響かせ、黒騎士は片膝をつく。
 主君に対する臣下のように――
 ――あの庭園で、幾度も“貴方”にしたように。
 
「実のところ、望まれまいと思い――貴方の行方は、報告に偽りを混ぜておきました。
 もし真実に気付けば、王国も、蛮族も、追っ手を講じるかもしれませぬが……。
 今のところ、知るのは私ひとり。ゆえ――」
マルティナ
19:24:10
「ならば貴方も丁度良いですから、私が許しますのであの国から離れるとよいでしょう」
19:24:48
「そしてこの世界を見て回るとしましょう、私は冒険者として活動を続ける気ではありますが」
19:25:28
「貴方はお好きになさい、これは前の私でも同じことを言うのでしょうから」
#
19:25:53
「――もとより。私が生きる意味は、シモーヌ様、ひいては貴女様のみ。
 昔日のようにお仕えすることを許していただけるならば、無上の喜びにございます。
 されども、それを許されぬのであれば……」
 
 兜の奥の声は、澱みなく続ける。
 
「我が命をここで奪い、償いを終えさせていただければ。
 ――といっても、やはり、貴女様はそういたしますまい」
マルティナ
19:26:24
支離滅裂な気もするが自由に行動するようにと黒騎士に命じる
19:27:37
「ただの一神官で良ければどうぞお好きに」仕えるに対してそう告げます
#
19:29:38
「承知」
 
 簡明にそう応じた後……兜の内よりの声は、珍しく、笑みの微粒子を含んでいた。
 
「私が貴女様を愛しておりましたのは、聖女であるがゆえなどであったとでも?
 いかなる形となろうとも、貴女様“達”に、この命と剣を捧げると――誓いましょうぞ」
マルティナ
19:30:27
「許します」笑って頷きましょう
#
19:33:55
「――では。
 この蛮族については処理したのち、貴女様の護衛を担いましょうぞ。
 黒塗りの甲冑では少々、後ろ指を刺されるかもしれませぬが――」
 
 シモーヌは、そんなことは気にしなかっただろうし。
 マルティナも、或いは、きっと。
 
 ――かくて、幼き日の、あの約束も果たされることとなった。
 このときだけは、黒騎士は兜を外し……その素顔を、貴方に見せたのだった。
 それが、どのような顔であったかは、此処には記さない。
 ただ――応えるような笑顔であった、とだけ。
19:34:59
 
 そして……これを以て、
 マルティナの転生を巡る物語――或いはその序章――は、幕を引こう。
 
 最後に、貴方の言葉を以て。
 
マルティナ
19:35:58
「行きましょう」ただ進む事だけを告げる。どの道、あの時に戻ることは出来ないのだから。
#
19:39:07
 

 
ウンテルガングの歌 end.
 
 
19:39:19
 
 経験点:1000+50=1050
 報酬額:1000(後述)+戦利品
 名誉点:5d6+「聖女の魂(30点)」
 
#GM
19:39:31
 お疲れ様でした!
マルティナ
19:39:37
お疲れ様でした!
19:39:52
普通に無駄質問2回やって死んだかな!と思った!
#GM
19:41:00
 報酬額は、黒騎士が持ってきた、かつてのシモーヌの所持品……聖印や、額冠といった装身具など。
 戦利品は、判定できます。レッサーオーガで、出目に+1修正を。
マルティナ
19:41:21
剝ぎ取りー
2D6 → 1 + 4 + 【1】 = 6
19:41:34
1D6 → 5 = 5
19:41:40
150G
#GM
19:43:44
 思い出す内容自体ではなく、どういったことを思い出して、黒騎士とどう接していたか――で、最後が左右されていた感じですね。
 もともと好意的寄りという誘導はありましたが、あまり黒騎士に触れず、絆がある感じにならなければ、最後は一人でVS鬼に――
マルティナ
19:44:17
なるほどなるほど
#GM
19:44:44
 さて、神殿について思い出す、みたいなことをすると思っていたので触れてませんでしたが、
 ウンテルガングというのは、神殿の地名でした。意味が、落日とか破滅とかで不吉ですが……。
マルティナ
19:45:18
普通にセフィリアって聞いてたから別にいいかな!ってなってたけど確かにそうだ
#GM
19:45:28
 名誉点は――
5D6 → 5 + 5 + 6 + 6 + 5 = 27
マルティナ
19:45:37
完全に思い出せるところないよな?ってログと睨めっこしていたのですが
#GM
19:46:31
 すごい名誉だった。☆の0maxが称号込みで60点なので、ぎりぎり!
TOPIC
19:46:33
ウンテルガングの歌 経験点:1050 報酬額:1150 名誉点:27+「聖女の魂(30点)」 by GMペナルティ
マルティナ
19:47:14
セーフセーフ
#GM
19:47:26
 また、成功&生還となったため、黒騎士は、実際に☆1の冒険者として登録されます。
 一緒する機会があると楽しいですね――主従ブームにのっかってみました!
マルティナ
19:47:52
島流れ神官から実は聖女設定が追加されててんこもりに
19:47:54
おー
19:48:19
どこかで一緒出来たらいいですねー
#GM
19:48:24
 聖女ソウルのせいで悪に狙われたり生贄にされそうになったりできます。わぁい。
19:48:52
 といったところで――それでは、変則的なセッションでしたが、長らくお付き合いくださりありがとうございました!
マルティナ
19:49:14
GMありがとうございましたー 緊張感もってロール出来ました
19:49:35
がっつり目に出来て楽しかったです!
19:50:31
ではご飯が待っているので退散!お疲れ様でしたー
SYSTEM
19:50:39
マルティナ様が退室しました。
TOPIC
19:50:47
ウンテルガングの歌 経験点:1050 報酬額:1150 名誉点:27+「聖女の魂(30点)」  by GMペナルティ
SYSTEM
19:50:52
GMペナルティ様が退室しました。
マルティナ
21回
30回
41回
51回
66回
72回
82回
90回
101回
111回
121回
16回平均6.875
他(NPC)
20回
32回
41回
53回
63回
78回
83回
97回
101回
110回
121回
29回平均7.172
2d6分布
1 + 1 = 21回
2.22%
1 + 2 = 32回
4.44%
1 + 3 = 41回
2.22%
1 + 4 = 52回
4.44%
1 + 5 = 6
0.00%
1 + 6 = 7
0.00%
2 + 1 = 3
0.00%
2 + 2 = 4
0.00%
2 + 3 = 5
0.00%
2 + 4 = 62回
4.44%
2 + 5 = 72回
4.44%
2 + 6 = 82回
4.44%
3 + 1 = 41回
2.22%
3 + 2 = 51回
2.22%
3 + 3 = 62回
4.44%
3 + 4 = 71回
2.22%
3 + 5 = 81回
2.22%
3 + 6 = 94回
8.89%
4 + 1 = 51回
2.22%
4 + 2 = 64回
8.89%
4 + 3 = 71回
2.22%
4 + 4 = 81回
2.22%
4 + 5 = 91回
2.22%
4 + 6 = 101回
2.22%
5 + 1 = 61回
2.22%
5 + 2 = 71回
2.22%
5 + 3 = 8
0.00%
5 + 4 = 9
0.00%
5 + 5 = 10
0.00%
5 + 6 = 11
0.00%
6 + 1 = 75回
11.11%
6 + 2 = 81回
2.22%
6 + 3 = 92回
4.44%
6 + 4 = 101回
2.22%
6 + 5 = 111回
2.22%
6 + 6 = 122回
4.44%
合計45回平均7.067
2d6合計分布
21回
2.22%
32回
4.44%
42回
4.44%
54回
8.89%
69回
20.00%
710回
22.22%
85回
11.11%
97回
15.56%
102回
4.44%
111回
2.22%
122回
4.44%
1/2d6分布
115回
33.33%
215回
33.33%
316回
35.56%
416回
35.56%
57回
15.56%
621回
46.67%
発言統計
その他(NPC)188回67.1%20882文字88.8%
マルティナ92回32.9%2626文字11.2%
合計280回23508文字

ログ作成者