魔動機文明時代の遺跡を探索することになった。
探索してると、一人のルーンフォークの少女、というよりは幼女が倒れていた。
手当てをすると、冷たかった体が温かくなり目を覚ました。
彼女は僕の顔を見るなり「パパ」と呼んだ。
僕は結婚もしてないし、そういう暇もないというのに、なぜかパパだといわれたんだ。そして共に仕事できていいた ロフェレーヌをママと呼んだ。(彼女はただの仕事仲間だ)
遺跡について何か知ってるかもしれないということで、同行させた。
いろんな部屋の探索しているうちに魔動機と出くわした。能力的には倒せない敵ではないのだが、無限再生能力を持っていた。何か手はないかと考えていたところ、クリスタの体の中に本来ならないはずのコアが入っていた。これが鍵になるかもしれないということでみんなに手伝ってもらいながら、外科手術を施した。
そうして僕たちを狙った魔動機を倒すことができた。
これで依頼は完了だ。
だが、問題はひとつあった、クリスタのこれからの処遇だ。
彼女にここにいつか、それとも外の世界に行くかを尋ねた。
そうすると彼女は言った「パパのところがいい」と
正直子供というのは苦手だったんだが。こうも素直に慕う者をつきはなすことができずに、引き取ることにした。
引き取ると決めた以上完璧に子育てもしてみせる。
そう僕は誓った。
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